1歳うさぎ組2016年度6月のまとめ

食事

自分から意欲的にすすんで食べる子が多く、スプーンを持って食材をすくおうとしていた。自分でしたいという意欲的な子の中には、保育者が援助しようとすると場合によっては嫌がる姿が見られた。自分でしてみようとする意欲的な姿を受け止め、さりげない援助と声かけをしながら励ますことで、次につながるようにしていった。食べる前に、“いただきます”終わった後に“ごちそうさま”と言う子がいたので、その姿を十分に認めていった。

排泄

食事の前にトイレに誘うと、自らトイレの近くに向かう子がいた。また、誘って便器に座り、タイミングが合えば排尿が出来る子もいた。「出たね」「すっきりしたね」と声をかけ、嬉しい気持ちになるよう一緒に喜びを共感していった。中には自分から「ちっち」とおしりや股を指差しで伝える子もいるので、伝えてくれたことを十分に褒め、すぐにきれいに出来るように配慮した。

健康

日中は蒸し暑い日もあり、子どもたちの体調を考慮しながら、こまめに水分補給をしたり、着替えの調整を行い快適に過ごせるようにしたりしていった。鼻水が出る子が多かったので、こまめに拭き取り清潔に過ごせるよう関わっていった。戸外から帰った後は、手を洗ったりウエットティッシュで拭いたりとその子に合わせて清潔にする方法を知らせていった。

睡眠

自分の布団を探して一人で横になる子、保育者に体をさすってもらい寝る子など様々だったが、安心して眠れるよう一人ひとりの様子に合わせて対応していった。又、睡眠中汗をかく子が多く見られたので、室温を調節したりタオルケットに替えてもらったりして、快適に眠れるようにしていった。

身体発達

歩行が不安定で時々ハイハイをしていた子が歩いて移動するようになったり、小走りができるようになる子がいたり、成長が感じられた。ボールを片手で投げたり、両手で床にバウンドさせたり手先を使った遊びも幅が広がってきたように思った。

情緒

保育室の雰囲気や保育者にも慣れて、登園時涙が出ていた子が涙なく過ごせるようになった。中には、寝る前と寝起きに涙が出る子がいたので、気持ちを受け止めながら気分が変わり安心できるような関わりで見守っていった。

言葉

保育者が絵本を読むと、簡単な言葉を合わせて真似して言ったり、指差しをしたり、保育者とのやりとりを楽しんでいた。意味のある言葉はあまり聞かれないが喃語を話す子には気持ちを読み取って、言葉を代弁して話すことを心掛けていった。

育児あれこれ