0歳りす組2017年度4月のまとめ

食事

初期食から始め、最初はスプーンを口元に持っていっても上手くタイミングが合わず、食材が口から出てしまうこともあった。ペースを合わせながらゆっくり進めていった。食べている途中に眠たくなったり、同じ体勢が辛くなったりすると涙が出ることもあった。様子に合わせて安心して食べられるよう抱っこをしたり、睡眠に切り替えたりしていった。又、哺乳瓶には抵抗なく、スムーズに飲んでいた。

排泄

オムツ交換の際、同じ体勢が嫌なのか寝返りをしてうつ伏せになる事もあった。優しく語りかけたり、スキンシップをとったり、好きな玩具を持たせたりし、「きれいになったよ」と言葉をかけながら、機嫌よくオムツ交換を受けられるよう心掛けた。

健康

熱が出ることはなかったが、鼻水や咳が続くことがあった。また、ミルクを飲んでから時間が経っているのにミルクがもどる事があった。職員同士で連携して体調に変化がないか見守っていった。家庭とも、子どもの体調について連絡を密にしていけるよう心掛けた。

睡眠

午前と午後とで眠たくなるリズムに合わせて、ゆったりと関わり、安心して眠れるようにしていった。周りの音に敏感で、午前中は30分ほどで起きていた。リズムができてきて午後は、眠れる時間が少しずつ長くなっていった。
眠たくなると、泣いて訴え、保育者に抱かれながら眠ることが多かった。

身体発達

入園当初は、仰向けになっていても、すぐに寝返りをし腹這いで過ごすことが多かった。4月の中旬頃からは、手と足の力でずり這いをし、気になる玩具に触れようと盛んに体を動かしていた。4月の下旬にはもっと活発に動くようになり、うつ伏せの体勢からお座りの格好になったり、5~10センチくらいの高さの棚や紙パックの台に手を付いたりするようになった。お尻を上げて這おうとしたり、棚の玩具を引っ張りだしたりすることもあったので、発達に合わせて十分に体が動かせるよう場所を確保し、安全面にも配慮した。

情緒

新しい環境で不安になる様子はなかったが、人見知りが見られるようになった。抱っこで、一対一の関わりを大切にし、優しく話しかけたり、触れ合ったりしながら、不安な気持ちを受け止め、安心して過ごせるようにしていった。

言葉

保育者と目が合うと、微笑み返すようになり、機嫌のいい時は、「う~」「あっば」などと喃語を発したり、キャッキャと笑って喜んだりしていた。入園当初は手遊びや歌に反応はなかったが、中旬くらいからは、歌を歌うと保育者の口元を見るようになった。

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