4歳ぞう組保育日誌バックナンバー

4歳ぞう組2021年度3月の保育日誌

3月11日(金) 晴れ

年度初めにはトラブルになり遊べなかったカードゲームやオセロあそびに子どもたちを誘う。ルールを理解しにくい子どもも、先に解った友だちが周囲から声をかけてくれるので、次第に楽しさも感じられた様子。周りの子どもに相談する姿も見られ、チーム戦のようにして楽しむ姿が見られた。

 

3月14日(月) 雨のち晴れ

年長児へのお別れメッセージを、子どもたちと相談する。グループに分かれて話しあったり、保育者が行事を振り返ったりすることで、意見が出始めた。年長児が大変そうだったことやすごいなと感じていたとともに『4月からは自分たちが頑張る!』との言葉も聞かれた。

 

3月15日(火) 雨のち晴れ

お楽しみ会が行われることを伝えると、手早く身支度を済ませて静かに並んでホール移動の準備を整える。複数ある中からあそびを選べるので、いろいろ試したり、集中して遊びこんだりと、それぞれに意欲的に活動する。 戸外では、縄回し役が跳ぶ等工夫をして、友だちと協力してあそびを進めていた。

 

3月24日(木) 晴れ

11月から当番で栽培をしていたキャベツを収穫した。外葉を剝がしていくと『ちっちゃ~い!?』と言いながらも、喜ぶ姿が見られた。野菜が苦手な子どもも『早く食べたい!』と、進んで食事の用意をしていた。また、クラスの花壇の花も咲き始め、『また、青虫が来るかな?』と『蝶々に育てようね』と、春への期待を感じていた様子だった。…

4歳ぞう組2021年度2月の保育日誌

2月2日(水) 晴れ

当番が栽培野菜の世話をしていて、虫がいると気づく。小松菜栽培時に虫に食われたことを思い出して、慌てた様子だった。幸い虫ではなかったが、じっくり観察していて、ほうれん草に蕾がついていることに気づく。担任が『食べてないのに残念だね。』と声をかけると『花が咲いたら、蝶々が来てくれるよ。』と、とても嬉しそうに話し合っていた。

 

2月9日(水) 晴れ

幼虫探しのため、園庭の砂地を掘り始める。夏の飼育活動でどんな土を使ったかを尋ねると、『茶色の土!』と花壇跡に移動。掘っているうちに芋探しへとあそびが変わり『芋が見つからないのは、モグラが食べた』等と会話しながらイメージを広げていく。木の根を見つけると歓声をあげ、他児も呼び《大きな蕪》のように連なり声を掛け合い協力する。

 

2月22日(火) 晴れ

それぞれの目標を持ち個々に楽しんでいた大縄跳びが、集団での8の字跳びに変わってきた。まだ回っている縄への出入りが難しそうだが、数回続くと『みんなで跳べたら、すごく嬉しい!』との声が聞こえ始めた。引っかかってしまった友だちを責めることなく励ましたり、タイミングをアドバイスしたりと、助け合い喜びを分かち合っていた。

 

2月25日(金) 晴れ

当番で毎日世話をして栽培していたブロッコリーを収穫した。茎が硬くて切りにくいと、友だちと交代しながら少しずつ切ろうと声を掛け合う。下茹でした物をクラスで焼くと『ジュワッてなった』『湯気かな?』『いいにおいがする』『おいしい』と、野菜嫌いの子どもまでが喜んで食べた。『次のキャベツは、どうやって食べる?』と、期待を膨らませていた。

 

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4歳ぞう組2021年度1月の保育日誌

1月5日(水) 晴れ

固形の墨をすり墨液を作ることから始めて、書初めをした。墨をすると水が黒くなり書けることに驚いていた。その墨液を使い、子どもも文字を書いてみる。まだ自分で文字をかける子どもは少ないが、あいうえお表を見たり保育者に聞きに来たりして、文字に親しむ姿が見られた。

 

1月13日(木) 晴れ

子どもに籤を1本入れてもらい、凧を完成させる。逆向きに入れてしまうこともあったが、凧あげをしたいとの意欲から、自分でやろうと取り組む姿が見られた。

それほど風はなかったが、初めての凧上げでもよく上がる。いつもは運動をあまりしない子どもも、走り回って凧あげを楽しむことができていた。

 

1月19日(水) 曇り

節分が近いことを伝えると、『怖い…』と泣きそうになる子どももいた。そこで、《海に沈んだ鬼》を読み聞かせ、鬼にも人にもいろいろいることを伝える。その後、豆まきに備えて鬼のお面を作ることを知らせ『何色の鬼にしたい?』と投げかける。赤・青・水色・桃色・虹色等で、怒り顔だけではなく笑顔の鬼を描いた子どもも多く見られた。

 

1月25日(火) 曇り

園庭で大縄跳びをしていると、きりん組が『入れて』と、あそびに加わる。5歳児の跳び方を見たりアドバイスをもらったりして、いつもよりあそびが長続きする。また、お家作りやサッカーにも5歳児が加わり、家づくりの工夫を聞いたり、ボールの強さにおどろいたりして『きりん組って、凄いな』と憧れの眼差しを送っていた。

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4歳ぞう組2021年度12月の保育日誌

12月2日(木)晴れ

劇遊びの並び順を変えた。すぐに覚える子もいるが一度覚えると直すのが難しい子もいた。それぞれにはりきっているが、待つときに動いたりお腹を出したりすることが多い。外ではゆっくり水たまりや砂場遊びを楽しんだ。

 

12月9日(木)晴れ

あと2回しか練習できないことを伝えると焦った様子。一度劇を通して行った後、子どもに気持ちを尋ねると「もう1回練習したい」と再度劇に取り組む。互いに励ましあったり教えあったりして参加した。外の水たまりではコンブ釣りを始めた。

 

12月17日(金) 雨

室内では作った刀で戦ってしまうので刀の飾りやクリスマスのオーナメントづくりに誘う。それぞれに好みのものを選び、取り組む。はさみはほとんどの子どもが自分で扱えるようになった。他児が完成するのを見て、自分から作ろうと意欲をもてていた。

 

12月21日(火) 晴れ

動物園の始まりが待ち遠しく、テラスの窓越しに外を見て待つ。楽しみにしていたが、いざそばに行くと大きさや動きに驚いていた。時間とともに慣れ、それぞれの好みの動物と触れ合っていた。

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4歳ぞう組2021年度11月の保育日誌

11月2日(月) 晴れ
散歩に出る。広場では追いかけっこをしたり、落ち葉を拾い集めたりする。また、「どんぐり」の歌を口ずさみながら地面を寝転がり楽しむ姿もあった。食事前「ももたろう」の読み聞かせをする。動物たちの鳴き声に興味を持っていた。

11月8日(月) 晴れ
歌や役について話し合う。ほとんどの子が意欲的に参加した。♪春よこい♪では、昔の言葉を説明したりイラストを見せたりすると、知っていることや気付いたことを口にする。
劇は「さるとかに」に決まった。役決めもスムーズに決まり、それぞれの役を喜んでいる。ひらがな、台本、口伝え等、その子の様子に合わせて無理なく楽しめるようにしていきたい。

11月19日(金) 晴れ
グループごとに歌の練習をしていると他グループの子どもも一緒に歌うようになった。自分の担当のイントロが始まるとさっと集まって並び歌う。外ではタイヤとマットを使ってのおうちごっこが始まった。家ができると友だちが集まり10人ほどでやり取りをしていた。

11月24日(水) 晴れ
初めてホールでの練習をする。ホールへ行くと大声で走り回ってしまうが、声をかけると気持ちを切り替えられた。出入りの確認では覚えにくい子に周りの子が声をかけるようになった。小道具の柿を作っていると進んで手伝おうとする子が多くいた。…

4歳ぞう組2021年度10月の保育日誌

10月 6日(水) 晴れ
食育で「サツマイモクッキング」をする。クッキングそのものよりも、かわいい、かっこいいエプロンが使えることを楽しみにクッキングに参加していた。屋上あそび後にホールでバルーンをした。応援にはプラス言葉を使うよう声をかけた。

10月14日(木) 晴れ
外あそび中に音楽をかけると子どもたちが集まってくる。そしてまだ遊んでいる友だちを呼び、連れて来て並ぼうとする姿を見せた。外遊びが短くなったのでギリギリまで遊び、声のみかけておく。少し手伝うと、その後の援助なしでも入室できた。

10月21日(木) 晴れ
昨日の秋の集会では植えている芋についてまだイメージできていなかったが、今日、クラスプランターの芋ほりをすると芋掘り遠足では見られなかった葉、つる、虫たちを見て触れて喜ぶ。芋は予想より大きくたくさんで、「どうやってたべる?」等と、次の興味に繋がっていた。

10月25日(月) 晴れ
さつま芋の水彩画を行う。色を自分たちで合わせてぬる予定だったが、上手く合わすことができず苦戦している子が多かった。園庭では、きりん組と転がしドッチボールを楽しんだり、ジョイントマットで家を作ったり、虫探しを楽しんでいた。…

4歳ぞう組2021年度9月の保育日誌

9月8日(水)曇り
気温が上がらず水遊びは中止して園庭で遊ぶ。綱引きをすることを伝えておくと、合図ですぐに集合する。着順に2チームにしたが10人と8人になる。何回かするうちに人数の違いに気付き、再びチーム作りをジャンケンでして再開する。勝ったり負けたりして面白かった様子。

9月16日(木)曇り
運動遊びでは少しずつルールを変えながら競争をする。毎回チームを変えているので、勝嬉しさや負ける悔しさを感じられて意欲的に取り組んでいる。日中のことは自分でしようと意欲を持っている。

9月21日(火)晴れ
お面作りをする。ハサミで丸を切るのに戸惑う子どももいたが、紙を動かすことを知らせることで、自分で切り抜くことができていた。画用紙の重ね切りは厚みがあり難しそうだったが折り方を変えながら取り組めていた。

9月27日(月)晴れ
久しぶりに全員出席となった。とても楽しみにしていた芋ほり遠足、声も身振りも大きくなる。行きたい気持ちが強くあり、話しを聞こうとはするが同じことを何度も聞きにくることもあった。怪我なく楽しんで過ごせていた。…

4歳ぞう組2021年度8月の保育日誌

8月4日(水) 晴れ
園庭に水をたっぷり撒いてヌルヌルのどろんこを作って遊ぶ。男児を中心にして泥の中に寝ころんだり体にぬった泥が乾いてサラサラ・パラパラになることに気づいたりと泥遊びを楽しんだ。

8月11日(水) 晴れ
仲良しの子の出欠が気になる様子だが、他の友だちと遊ぶことも楽しんでいる。カップを使ってゼリーを製作したり少量ずつ色水をブレンドしてジュース屋さんをしたりする。そのうち色水でゼリーを作りたいとの声が上がった。

8月17日(水) 雨
保育者が水ふうせんを作ってみせると興味を持ち、自分でやりたいと意欲を見せる。風船が飛んだり水が散ったりするが、子ども間で拭いたり拾ったりしてやり遂げていく。水ふうせん→ヨーヨー、魚釣りと遊びが発展していった。

8月27日(金) 晴れ
小松菜の最終収穫をして給食にいれてもらった。園庭ではぞうぐみのみだったので園庭に池や川を作ったり子どもがホースを持ったりして遊んだ。遊んでいるうちに「順番」や「10まで」と子どもルールができていた。…

4歳ぞう組2021年度7月の保育日誌

7月7日(水) 曇り
互いに浴衣を見せあい、前日の経験から楽しみが増してウキウキする子が多かった。友だちと一緒に言葉のやり取りをしながら店をめぐって楽しんでいた。浴衣を脱いだり片づけたりも2回目のため、少し慣れてきている。

7月14日(水) 曇り
園庭でどろんこ遊びをする。どろんこ、水、ケーキ屋さん、野菜の世話とそれぞれに好きな遊びにじっくりと取り組む。防虫ネットをつけて小松菜の栽培を再開する。害虫の被害を経験したことで虫にもいろいろあるとわかってきた子もいる。

7月21日(水) 晴れ
色水遊びをする。前日に花で色水遊びを始めたので用意しておいた色水ですぐに遊び始めた。色を混ぜると色が変化することに気付き、組み合わせてオレンジや紫を作っていた。

7月28日(水) 曇り
泥んこ遊びが感触を楽しむことから目的を持った遊びに変化してきている。泥でケーキやピザを作ったり山に水をかけて崩れる様子を見たりと発見や気づきが増えている。…

4歳ぞう組2021年度6月の保育日誌

6月2日(水) 曇り
ペープサートで歯磨きの話をする。曲が楽しかったようで踊りながら見る。歯科検診は泣くことなく受けられた。野菜に水をあげたり間引きをしていて害虫を見つける。「みんなのがなくなるから食べないで」と、間引き菜をあげて紫陽花の方へ逃がしていた。

6月14日(月) 雨
幼児集会をパネルシアターで行う。いつもは集中しにくい子どもも、パネルを使うと喜んで参加する。市松模様を折り紙で作り、彦星の着物を作る。個人差はあるが援助を受けながら完成する。余った紙を使って輪飾り作りをするようになった。

6月17日(木) 曇り時々雨
育てていたあおむしが羽化する。ちょうど子どもが見ることができ、不思議さを口にしていた。小松菜は虫食いがひどく、葉がなくなったのでままごとに使う。来週から防虫対策シートをつけて再度種まきをすることになった。

6月25日(金) 曇り
前日の誕生会でシャボン玉に興味を見せていたので、シャボン玉に絵の具を入れて画用紙に吹き付けて遊ぶ。製作が多いのでグループで順番にすることにも慣れ、友だちの様子を見て期待を膨らませる子が多く見られた。…