健康
呼吸器症状が続く子が多かったので、咳エチケットをするよう伝えた。初めのうちは気にせず咳こむ姿があったが、次第に自分で気づくようになり、友達同士でも声をかけあっていた。感染症予防「周りの人にうつさない」ということを伝え、手洗い、うがいをしっかり行なうよう促すようにした。
人間関係
友達と一緒にごっこあそびや歌、楽器などを楽しむ中で、“友達と一緒にする”という経験できた。また、プラネタリウム鑑賞など、みんなで同じ経験をすることができ、クラスに一体感が生まれたように感じる。いつも同じ子と関わるのではなく、いろいろな友達と関われるよう、テーブルの配置を変えて様子をみている。
環境
時間を意識できるように、時計を見て「数字の〇になったら」という伝え方だけではなく、「〇分になったら」を併せて伝えるようにしている。また、制作などをする際に自分の名前を書くようにするなど、文字にも触れられるようにした。部屋の棚やテーブルの配置替えやおもちゃの入れ替えをした。子どもたちのあそび方や活動に合わせて配置を調整するようにしている。
言葉
自分の思いや身の回りのことを伝えるときに、5H1Wを意識できるよう、「誰の話?」「いつのこと?」など問いかけ、順序だてて話せるよう促すようにしている。会話でのやりとりをする中で、自分の主張だけではなく、友達や大人の話を遮らず、最後まで聞くことも大事ということを伝えている。
表現
クリスマス会で歌う歌をみんなで決めた。何曲か聞いた中で「これが歌いたい」と自分たちで決めた曲なので、あそびの中でも口ずさむ姿がある。楽器は、以前もやったことがあるものを選ぶ子が多かったので、いつでも自由に触れるようにしておき、あそびの中でも楽器に親しめるようにした。…
健康
あそぶ会に向けての活動をする中で、汗をかいたり、朝の服装と日中の気温に差があると感じると、自分で着替えをする様子がみられた。散歩に出掛けられるようになり、戸外で思いきり体を動かして遊ぶ姿がみられる。散策も好きで、公園などで動植物に興味を持ち、よく観察していた。
人間関係
あそぶ会のリレーのチーム分け、はじめとおわりのことばのグループ分け、ことばはどんなものにするかなど、子ども同士で話し合う機会が多かったため、いつも一緒に遊んでいる友達だけでなく、関わりが少ない子どもともやりとりをする機会が増えた。それを通して、食事の時の座る場所などにも変化がみられ、いろいろな子と関わるようになってきた。
環境
散歩に出かけた際や登降園の際の空気の変化に気づき、「今日は暖かい」「今日は涼しい」など、話題にする姿が増えた。また、公園では動植物の変化に気づき、季節の移ろいを感じる姿がみられた。飼育していた蝶が羽化し、みんなで公園に放してきた。まだ飼育中のてんとう虫やアゲハの幼虫も興味深く観察している。
言葉
あそぶ会の話し合いを通して、子ども同士の中でも役割分担をしたり、話を進めようとしたりする姿が増え、どの子どもも自分の思いを発言できるようになってきた。まだ、大人が間に入って話をまとめるような場面もあるが、自分の意見を言うばかりでなく、相手に「どう思ってる?」と尋ねるような姿も出てきたため、大人が介入しすぎず、ある程度は子ども同士でやりとりができるように見守るようにした。
表現
はじめのことば、おわりのことば、係の手伝い、ダンスなど、人前に出て発表するということを経験できた。また、そのような活動を通して、子どもたち一人一人が人前に出ることに対して自信をつけた様子が窺えた。今後の活動に向けても、子どもたちが前向きに捉えているので、子ども同士の話し合いを中心に活動を進めるようにする。…
健康
気温と共に室温が上がり、汗をかいて遊ぶことが多かった。室温に気を付けたり、こまめに水分補給を促したりし熱中症に気を付けていった。また、シャワーで汗を流し心地良さが味わえるようにしていった。
人間関係
学童の部屋で過ごす機会が増え、いつもとは違った遊びに触れることが多かった。ルールのある遊びに興味を持ち、友だちと一緒にあそぶ姿があったが、ルールが曖昧になり、友だちとトラブルになることがあった。保育者が一緒に遊びながら伝えることで、よりルールを理解し遊びを楽しむ姿があった。
環境
保育室で色水や泡遊びをし、水を使った遊びを楽しんでいった。食器洗い用洗剤を入れたカップに水を注ぐと、炭酸水のようになることを知り、その水に様々な色水を入れて、ジュースに見立てる姿があった。泡遊びも喜んで遊んでいたため、涼しくなったら園庭でも泡遊びをし、さらに遊びを発展させていきたいと思った。
言葉
盆休み中の出来事や、祭りに行ったことなど、自分の体験したことを嬉しそうに話す姿があった。自分の話をするだけでなく、「○○ちゃんは、お休みの時何してたの?」と友だちの話を聞き、楽しさを共有する姿もあった。また、祭りで食べた物を思い出し、画用紙や折り紙、綿など様々な材料を使って、食べ物を再現する姿もあった。子どもたちの楽しい気持ちに寄り添い、一緒に遊びを盛り上げていった。
表現
朝の会や、おやつ前など、歌をうたうことを楽しんでいる。回数を重ねるたびに大きな声で自信を持って歌えるようになり、「またアイアイで歌ってあげたいね」と話す姿もあった。今後も季節にちなんだ様々な歌を用意し、一緒に歌う楽しさを共有していきたい。
食育
連日、畑の野菜を収穫し、クラス全体で収穫できた喜びを共有していった。野菜が苦手な子が多いが、畑で採れた野菜を調理してもらうと、「一口だけ食べるからみとって」「匂いだけ嗅いでみるから見せて」と言って興味を持つ姿があった。また、とうもろこしの皮むき体験をし、調理に携わった喜び、他クラスの友だちに食べてもらう喜びを感じることができた。今後は、さつまいの収穫、クッキングを楽しんでいきたいと思う。…
健康
汗をかいたあとにはシャワーをして体を清潔にするという習慣ができていた。体を拭くことにも慣れ、背中などに拭き残しがあると友達同士で声をかけあっている。汗の始末、水分補給や休息などに意識が向き、自分たちで快適に過ごそうとする様子がみられるので、大人は必要なときに声をかけるようにしている。
人間関係
友達と一緒にあそんだり、活動に取り組んだりする姿が増えた。その分、衝突することも増えたが、友達同士でやりとりして解決できることも増えている。
大人や友達とのやりとりも活発になり、関係性が深まるのを感じた。
秋に向け、子どもたちが主体となり考えることが多くなるので、いつも過ごす仲間の関係性の中で自分を発揮できるよう関わりをもつようにする。
環境
プランターの野菜を気にしており、「みんなで見に行こう」という姿がある。
天気を見ながら短い時間戸外に行き、栽培しているものを観察したり、草花や虫を採取したりする姿もあった。日陰と日なたの過ごしやすさの違いに気づき、自ら日陰に行き「こっちは涼しいよ」と話していた。少ない機会にも自然を感じられるよう活動を工夫するようにする。
言葉
友達との関わりが深まると共に、相手が嫌がるような言い方や意図せず傷つけてしまうような場面が増えてきた。
知った言葉を使いたいこともわかるが、相手がどう感じるかを考えられるよう、その都度大人が間に入り具体的に他の伝え方を知らせるようにした。
表現
自分たちで決めたダンスを楽しむ姿が見られる。振り付けが難しいわけではないが「みんなで揃えて踊れるようになろうね」と伝え、カウントをとったり、掛け声をかけたりしながら踊っている。
感触あそびや水あそびを通して様々な素材に触れることができた。その中で楽しかったことを「またやりたい」と伝える姿があったため、活動に取り入れるようにした。
…
健康
暑くなり、室内の活動でも汗ばむことがあったが、自分で気づき着替えたり、タオルで汗をぬぐったりして、身の回りを清潔に保とうとする姿がみられるようになった。水分補給は、いつでもできるようポットと紙コップがある為、自分のタイミングで飲んでいる。あまり飲まない子どもは、大人が個別に声をかけて、水分補給をするよう促すようにした。
人間関係
友達同士よく関わって遊ぶが、「今は〇〇ちゃんとだけやりたい」や「〇〇ちゃんがいいって言ったらいいよ」などの関わりが増えている。気の合う友達が見つかったり、遊びが似ている同士で遊びたかったりするからだと思うが、思いを伝える際の言い方で、傷つく事もあるので、大人が様子を見て間に入るようにしている。
環境
夏野菜の栽培を楽しみにしており、当番で水やりに行くと他の友達に「このくらい大きくなってたよ」など報告している。時々、みんなで見に行く機会も作り、葉や実に触って匂いをかいでみたり、他の野菜と比べたりしている。
数回行った散歩で、水に触れる機会を作り、水に触れた後に風が吹くと気持ちいいことに気づく姿があった。日なたと日陰の気温の違いにも気づき、自然と日陰に入る姿もあった。
言葉
自分の思いを伝えるときに、言いたいことをいって、ケンカに発展してしまうことがあった。いろいろな言い方があること、伝えるときの語気の強さや表情によって、相手がどんな風に感じるかなどを、大人が間に入って知らせるようにしている。話し合いなどを通して、自分の気持ちを発信することを経験したが、なかなか発言できない子もいるので、大人が間に入りながら一人一人が発言する機会を作るようにしたい。
表現
神輿作りでは、夏まつりのテーマ「昆虫」に合わせてイメージを膨らませていた。「絵の具を使いたい」「花を描きたい」「ちょうちょをとばしたい」など自分たちがもっているイメージを大人に伝えながら制作を進めた為、完成形が見えないまま作業が進んだが、少しずつ形ができるにつれ“こんな風にしたい”というイメージが具体的になっていった。イメージしたものを形にする作業を体験し、遊びの中の空き箱工作でも試行錯誤しながら自分がイメージしたものを作ろうとする姿が増えた。
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健康
梅雨の天気の合間を見計らって、散歩にたくさん出かけることができた。戸外活動の際は、季節の移り変わりに気づき、草花の変化や虫の様子、感じる空気の違いなどを話題にしていた。汗をかくことが増えたので、汗をかいたら着替えることや喉が渇いていなくても水分補給をこまめにとることを生活の中で伝えるようにした。
人間関係
あそびの中で子どもだけで役割決めをしたり、ルールを考えたりということを経験している。話が煮詰まったときには大人が間に入り、「どんな風にする?」と考える時間をとったり、互いの言い分に耳を傾けるよう促したりした。大人の力を借りずとも解決できることが少しずつできるようになってきている。
環境
野菜の栽培を始めた。どんな風に生長するのか、どんな風に実が実るのかなどを気にして、図鑑を見たりしている。テントウムシの飼育をしている。給食のフルーツやおやつをエサにしており、「なにを食べるか」「なにが好きか」をいろいろ試している。生態にも興味をもってよく観察している。
言葉
自分の主張はどの子もできているが、相手の話に耳を傾けることはまだ難しい場面がある。ケンカなどのときに、自分が「思ったり」「感じたり」するように相手も「思ったり」「感じたり」することがあると知らせている。自分の話を聞いて欲しかったり、大人同士が何を話しているのかが気になって、あそべない子がいるので、相手の状況を見て待つよう伝えたり、集中できるあそびを提供したりするよう工夫している。
表現
空き箱工作では、紙製のものだけではなくプラ素材のものや紐、リボン、テープなど様々な素材に触れられるようにしている。ハサミで手を切るという事故が数件起きているので、大人の近くでするように促したり、切りにくいところは大人が手伝うよと伝えたりしている。歌は楽しんでいるが、体操は恥ずかしがってやらないことがあるので、以前からしていたものをくり返し、している。…
健康
連休中から明けにかけて、大きく生活リズムが崩れることはなく過ごせた。月の半ば頃から熱発、下痢や嘔吐などの胃腸症状を訴える子がおり、体調をみながら家庭にも日中の様子を伝えるようにした。また、食欲が低下している子もいたので、食事量についても家庭と連絡をとるようにした。
人間関係
大人に対してふざける姿があるが、あつまりや制作、えいごなどの活動の際にもそのような様子がみられたため、きちんとする場とあそびの場の違いを知らせるようにした。友達同士で役割決めをしたり、けんかをおさめたりという姿が多くみられるようになっている。その中で話が進まないときなどには、大人が提案を伝えるようにしている。
環境
部屋でてんとう虫の飼育を始めた。図鑑のコピーを飼育ケースの近くに貼ることで、興味をもったことと照らし合わせる姿がある。また、様々な果物などを入れてみて、どれを食べるか?なども調べている。街中や公園の草花の変化にも敏感で、興味をもつ姿がみられた。
言葉
自分の思いは殆どの子が伝えられるようになっているが、相手の話に耳を傾けることは難しい場面もある。また、自分以外の人が話しているときに、間に割って入って自分の話を始める様子もあるため、その都度「今は違うよ」「待っていてね」「誰と誰が話しているかな?」など伝えるようにしている。
表現
ごっこあそびが盛んになったため、コンロやカウンターなどを用意するとあそびに広がりがみられた。また、工作も楽しんでおり、空き箱を使って様々なものを作りこんでいる。
ホールであそぶときに、体のなかでなかなか使わないところを動かせるよう、リズムや手押し車などで体を動かすようにした。少しずつ、いろいろな活動を取り入れて体を動かすようにしている。
…
健康
手洗いや衣服の調節などを自分で意識して行なう姿が見られた。 鼻水をすすってしまう子がいるため、すすらずに鼻をかむよう伝えている。 戸外では、走る、のぼる、とびおりるなどの活動をする姿が見られた。
人間関係
新しく入った小さな友達を気にして声をかけたり、新しい職員に興味をもったりする姿がある。自分たちがぞうぐみになったことで、きりんぐみの世話をしようとしたり、関わりをもとうとしたりするようになった。
環境
新しいクラスになり、朝や夕方の過ごし方が変わったことにより、少し不安定になる子や家庭で甘えが強くなったという子がいた。クラスのルールは大人だけできめるのではなく、子どもたちに投げかけて、一緒に考えるようにした。自分たちでどんな風にしたら部屋が使いやすく、過ごしやすくなるかを考える姿があった。
言葉
話をするときに「誰に」「何を」「どうした」などを意識して話せるよう、日常の会話の中で大人がすぐに言葉を添えるのではなく「誰のこと?」「なんのときの話?」「どうしたかった?」など問いかけ、やりとりするようにしている。その場にあった言葉遣いをその都度伝えるようにする。
表現
友達と一緒にあそぶ中で、空想の設定でのごっこあそびが活発になってきている。自分たちで役の名前や設定を考えたりして楽しむ姿があった。歌は、ピアノに合わせて歌うことを少しずつ取り入れている。ピアノの音を意識できるよう、よく聞いて歌うように伝えている。
…
健康
手洗い・うがいの仕方を子どもたちと確認してもう一度丁寧に行なうようにした。
散歩時は、走り回り汗をかいてしまう子どもは上着を脱いで調節するよう促していった。
また、帰り道に汗をかいて暑いと言って上着を着ない子どもは汗冷えしないように途中から着るように伝えていった。
人間関係
子ども同士のトラブルでは、自分達で話し合うように促し続けたことで、子ども同士で解決出来ることが少しずつ見られるようになった。また声をかけなくても、まずは話し合おうとする姿も見られた。
環境
はさみ、のり、折り紙、テープを子どもたちが自由に使えるようにした。その事で、工作などの遊びが盛んに行われていた。はさみに関しては子どもたちが自由に使えるようになる事で、出しっぱなしや使っていない時はケースに入れる話はしっかりとして、注意して見ている。
言葉
ワークではワークノートのひらがなが全て終了した。全員読み書きは出来るようになってきている。
表現
クリスマス会では英語の歌をうたった。子どもたちも初めは「うたえない、むずかしい」と
言っていたが、次第に歌えるようになっていき、発表では自信に満ち溢れた表情でみんなの前で歌い切った。
雪の結晶の絵では、細かな線や、線対称になるように意識して表現した。…
健康
歯科健診があり、看護師から歯磨きについての話を聞く。また、手洗い・うがいの仕方、手洗い後に手に付いた水滴をしっかり落としてから手を拭くように全体に話をした。
人間関係
前半はみんなでごっこ遊びをする姿が多く、大集団で関わっていた。「みんなやるよ~」と中心になる子どもがいた。後半は、小集団で関わる姿が多かった。遊びの中から新しい関係性も生まれ、友達の輪が広がっていった。
環境
コマを集中しているこどもが多く、検定を取り入れる。そのことでより集中して取り組むようになった。
言葉
嫌な事などがあった時に保育者に自分の気持ちを伝える前に、相手に思いを伝えるように促した。自分で相手の気持ちを伝えることの大切さと、言われたときは相手の言葉に耳を傾ける大切さをその都度話をした。
表現
遠足の思い出をクレヨンで表現した。描きたい物を一つにまとめられず、描きたい物をすべて描いた子どももいた。クリスマスツリーづくりでは、材料集めは公園で子どもたち自身が行い、枝を組み立ててツリーを作った。…