健やかに伸び伸びと育つ
朝夕と日中の寒暖差からか、体調不良の姿が見られ、鼻水や咳、微熱、下痢等の症状が見られ、早退や欠席となる児が多かった。玩具を口の中に入れる児が多いので、普段以上にこまめに玩具を洗ったり、消毒を行い感染予防に努めた。また、手洗いを保育者と一緒に手洗いの歌を歌いながら楽しく行なっている。高月齢児は、「手を洗おうね」と誘うと、シンクの前に来るようになる。
身近な人と気持ちが通じ合う
今月から2名の新入園児が増えて、当初継続児は様子を伺ったり、新入園児と関わっている保育士に嫉妬して、後追いをする姿が見られたが、新入園児が落ち着いて過ごすようになると、自ら新入園児に近寄って行ったり、遊びを真似したりする姿が見られた。
身近なものと関わり感性が育つ
散歩に行きベビーカーが動き始めると、嬉しそうにして乗って周りの景色に目を向けている。高月齢児は、歩行が楽しくて仕方のない様子なので、芝生広場やホール等、広い場所で自由に歩行を楽しめるようにした。低月齢児は、芝生の感触を嫌がっていたので、シートを敷いて、シートの上で遊べるようにした。ボールを使って遊びに誘うと、ボールが芝生の上に転がって行くのを追いかけ、自然に芝生の上をハイハイするようになり、笑顔で楽しんでいた。…
健やかに伸び伸びと育つ
一人一人の状況に応じて、離乳食を移行した。手づかみやスプーンを持って意欲的に食事をするようになる。手づかみができるものがなくなると、「もっと」と言う姿も見られた。両手でコップを持って飲むのが難しい様子で、保育者が手を添えて少しずつ飲んでいる。
身近な人と気持ちが通じ合う
クラス以外の職員やお友達から、たくさん声を掛けてもらい、関わる機会を多くもてた。子ども達は人と視線が合うと、笑顔を見せて近づき応答するようになる。特定の保育者が他児と遊んだり、お世話をしたりしていると、嫉妬した様子で追いかけている。そのような時は、一緒に遊んだり、お世話が終わってから気持ちに寄り添って関わり、一人一人が満たされ落ち着いて過ごせるようにした。
身近なものと関わり感性が育つ
残暑が厳しく、散歩に出かけることができなかったが、ホールで転がる玩具や引っ張る玩具、前に進む玩具等を使って楽しく遊び、ハイハイ、伝い歩き、歩行を十分にすることができた。他児の遊んでいることに興味を示し、保育者を介して並行あそびを楽しんでいる。他児と同じ玩具を持っていても、他児の持っている同じ玩具を追い求めている時は、保育士が違う遊びや玩具に誘って様子を見ている。
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健やかに伸び伸びと育つ
一人一人の状況に応じて、離乳食を進めた。始めは食べにくそうにしていたが、徐々に慣れていった。野菜ステックを、握り食べから摘まみ食べができるようになった。離乳食がステップアップしたタイミングで、やや硬めにして、しっかり噛むことを意識して食べられるようにした。やや時間がかかるが、口を良く動かして食べている。
ホールではハイハイやつかまり立ち、伝い歩き、歩行をして、それぞれが伸び伸び動き遊んでいた。
身近な人と気持ちが通じ合う
眠い時間帯、機嫌の悪い時などは、人見知りや後追いをすることが多くなっている。保育士が側で遊びを見守ると、安心して落ち着いて過ごせていた。関わりの少ない保育士や他クラスの子ども達に日頃から声を掛けてもらうと、徐々に関心を示し、人見知りをしないで抱かれたり、あやされたりするようになる。
身近なものと関わり感性が育つ
沐浴を喜び、浴槽に貼ったお湯を力強くたたいて水しぶきをあげて楽しんでいた。感触遊びは、うさぎ組と一緒に行なったことで、水遊びや寒天あそびに関心を持ち、自ら触れて遊ぼうとする姿が見られた。また、お湯や氷に触れる機会を作り、氷の冷たさにびっくりした表情をしたり、手を引っ込めたり、温かい、冷たい感覚を経験した。…
健やかに伸び伸びと育つ
機嫌や体調を見ながら沐浴を始めた。初めの頃はシャワーを嫌がる様子は見られなかったが、沐浴槽の中に座ることを嫌がる様子が見られた。水面に小さいボールを浮かしてみたり、シャワーからお湯が出ている様子を見せたりし、回数を重ねるうちに徐々に沐浴に慣れ、沐浴槽に座われるようになり、水面を叩いて水しぶきを楽しんで喜ぶ姿が見られた。
身近な人と気持ちが通じ合う
人見知りや特定の保育者への後追いが強くなってきているが、一緒に遊んだり、そばについて遊んでいる姿を見守ったりすることで落ち着いて過ごせている。また、他児を抱っこしている姿を見て「ぼく、わたしも!」と言わんばかりに、保育者に対して訴える姿も見られるようになる。
身近なものと関わり感性が育つ
高月齢児は歩けるようになり、低月齢児は腹這いだけでなく、お座りやつかまり立ちが出来るようになった。行動範囲や視線が広がり、積極的に手を伸ばして棚から好きな玩具を手に取り遊ぶようになったり、手に取った絵本を保育者が広げて読み始めるとじっくり見ていた。七夕、夏祭り、すいか割り等、様々な行事を通して、季節ならではの楽しい雰囲気を保護者、保育者、お友達と一緒に味わえた。
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健やかに伸び伸びと育つ
腹這い、ハイハイやつかまり立ちが盛んになり、ホールへ行くことがわかると喜んで行こうとしている。持っていた玩具が転がったり、転がる玩具を見つけると追いかけたりして意欲的に楽しんでいる。幼児クラスの児の姿が見えると、関心を示し、自ら近づいて行こうとしたり、のぞきに行っている。
身近な人と気持ちが通じ合う
どの職員にあやされても笑顔で応じているが、段々と関わりの深い保育者がいると、まじまじと顔を見比べたり、後追いをしたりする姿が見られるようになってきた。関わりの深い保育士が側へ行ったり、抱っこすると落ち着いて、見守られている環境で安心して過ごせている。
身近なものと関わり感性が育つ
風船を天井からゴムで吊るすと、始めは慎重に少し離れたところから見ていたが、興味関心を持つようになると、風船の側に来て揺れている様子を見たり、触ったりする姿が見られるようになる。慣れてくると、風船を引っ張って手を放し、激しい風船の揺れを楽しんでいた。皆が腹這いや伝い歩きで移動できるようになり、玩具棚から玩具を出し遊んでいる。…
健やかに伸び伸びと育つ
ゴールデンウィーク明けは、鼻水や咳の症状が見られ、中旬頃まで体調を崩していた。気候は良かったので、一人一人の体調や様子に合わせながら、ベビーカーで気分転換程度の散歩をすると、ベビーカーの揺れが気持ちよく眠ってしまったり、周りの景色を見てみたりして、一人一人のペースで楽しめた様子だった。
保育者が食事用エプロンをしてミルクや食事の準備を始めると、その様子をじっと見つめ食事の時間になる事を察している姿が見られる。初期食を開始したり、初期食から中期食へ移行すると、始めは口から出したり、食べるのも進まない様子だったが、徐々に慣れると口を良く動かして食べている。
身近な人と気持ちが通じ合う
保育者と信頼関係が築かれ、声をかけると声をあげて喜んだり、にっこり笑って、応答したりする姿が見られる様になり、安心して遊び、よく食べ、そして、心地よく一定の時間しっかり眠れるようになり、機嫌よく過ごせる時間が増える。
身近なものと関わり感性が育つ
手を伸ばした玩具が届かないと寝返りをしたり、手足を突っ張ったり、取りに行こうと少しずつ前進している姿が見られる。棚から玩具を出せるようになり楽しい様子である。戸外では、芝生の上にシートを敷いて外気浴を楽しむ。芝に興味を示し、芝を目指して体を動かしている。芝に近づくと、芝を握ったり、引っ張ったりして、それらの感触、感覚を味わい楽しんでいた。
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健やかに伸び伸びと育つ
家庭や園での様子を聞いたり、見たりしながら、一人一人に合わせて生活リズムを整えた。少しずつ園に慣れてきて、機嫌のよい時間も増えてきている。ミルクをよく飲み、離乳食は初期食から始め、よく口を動かして食べている。睡眠は、敏感に音などに反応して目覚めてしまう児もいるが、保育者のゆったりとした抱っこで再び眠る姿も見られ、少しずつだが眠れる時間が増えてきている。
身近な人と気持ちが通じ合う
入園当初は不安もあり、保育者に抱っこをしてもらって落ち着く姿が見られた。気持ちや訴えに応じてもらったり、保育者にあやされたりすると笑顔になり「あー」「うー」と応答したりしながら、保育者との信頼関係を築けてきている。また、保育者に慣れてきて、機嫌よく遊ぶ姿が少しずつ見られるようになった。
身近なものと関わり感性が育つ
音の出る玩具や目の前にある玩具に、手を伸ばしている。低月児は、まだ手に届かない玩具を自分で取りに行くことは難しいが、目の前の玩具を取ろうと、手足をバタバタさせている。シリコンの歯固めがお気に入りである。高月児は、転がる玩具がお気に入りで、転がっていく玩具を追いかけ、ハイハイで取りに行っている。
天気の良い日は散歩に出かけた。ベビーカーに乗って出かけることは好きなようで、ベビーカーに乗ると機嫌が良くなり、気持ちよさそうにして周りを見ている。また、ベビーカーの心地よい揺れが眠気を誘うようで、ウトウト眠る児もいた。…
健やかに伸び伸びと育つ
先月に引き続き天気の良い日は散歩に出かけた。体力がついてきたので、園周辺の散歩では遊歩道を一緒に歩行する機会を多く設けるようにした。歩行をしながら、季節の植物を見つけて触ったり近くでじっくりと観察したりした。疲れてくると、転倒や膝をついてしまうことが多かったので、一人ひとりの体力に応じて歩く距離を考慮した。
身近な人と気持ちが通じ合う
自由遊びの時など友達と一緒の遊びをすることが増えた。おままごとでは、友達のご飯を作って食べさせてあげたり、コップにジュースを入れてジュース屋さんのようにして遊んだりした。玩具の取り合いで大声を出してしまうことがあった。近くに保育者がついて、同じ玩具を渡したり、「かして」と相手に気持ちを伝えたりして仲立ちをした。
身近な物と関わり感性が育つ
保育者の動きをよく見ており、真似することが多くなった。おままごとでは、普段から保育者がお茶を入れるのを見ていて、自分でコップを持ってきてお茶を入れる真似をしていた。ブロックを保育者が重ねると、その上に重ねて高くなると喜んでいた。自分からブロックを出して積み上げて遊ぶことが増えた。…
健やかに伸び伸びと育つ
天気が良く、暖かい日は散歩に出掛けることが多かった。芝生や遊歩道での歩行や探索活動を楽しんだ。体力がついてきて歩く距離が長くなった。公園では遠くまで行ってしまうので目を離さないように職員同士で声を掛け合うようにした。また、転倒などの怪我も増えているので注意しつつ歩行することを楽しめるようにしていきたい。
身近な人と気持ちが通じ合う
先月に比べてさらに言葉を話すことが増えた。「ワンワンいないね」などの2語文を話す子もいた。子どもとの会話を楽しみ言葉に触れる機会を増やしていった。また、喃語で話す子もいて、喃語と動作で自分の気持ちを伝え、通じた時に喜ぶ姿が見られた。しかし、まだ上手に気持ちが伝えられないこともあるので、保育者が代弁して気持ちを伝えている。
身近な物と関わり感性が育つ
ダンスや手遊びなどで体を動かして遊んだ。ダンスでは、知っている曲を流すと保育者の真似をして体を動かす子や体や音楽に合わせて身体を動かす様子が見られた。また、手遊びは保育者がやった手遊びを覚えていて、保育者に手遊びをやってほしい時はその手遊びを保育者に見せて遊びに誘う様子があった。…
健やかに伸び伸びと育つ
先月に引き続き咳や鼻が出ている子どもが多い。また、月後半に嘔吐や下痢の子どもが出た。散歩は控えてホールや保育室で無理せずゆっくりと過ごした。
高月齢児はホールでダンスや巧技台、トンネルなど出した。子どもの発達に合わせて環境設定を行ない自由に遊べるようにした。
低月齢児はミルクを飲む量が増えた。手足をたくさん動かして玩具で遊んでいた。腹ばいになった子どももいて、マットの上に寝転んで伸び伸び過ごした。
身近な人と気持ちが通じ合う
高月齢児は、自分の気持ちを言葉やしぐさで伝えて、思いが伝わることを喜んでいた。
絵本を持ってきて「よんで」と伝えて読むことを楽しんでいた。また、玩具を貸してほしい時にも、他児に「かして」と伝えていた。うまく伝わらない時は、保育者が一緒に伝えたり、代弁したりして気持ちを伝えていた。使っている時は、まだ使っているからあとで貸してもらうことを伝えるようにした。
低月齢児は、保育者や他児が話しかけると笑顔を見せることが増えた。抱っこしてあやしてもらったり、他児と一緒にホールに出て遊んでいる様子を眺めたりすることを楽しんでいた。
身近なものと関わり感性が育つ
高月齢児は絵本や保育者や友達との会話を通して言葉を発することが増えた。特に絵本が好きで保育者に読んでもらうことを喜んでいる。食べ物が出てくる絵本だと食べる真似をしたり、「ブーブー」などの絵本に出てきた言葉をくり返し発したりしている。
低月齢児は玩具に興味を持ちはじめた。音が鳴る玩具を揺らしてみたり、吊り玩具に手を伸ばしたりして玩具を揺らして楽しんでいた。…