4歳きりんぐみ2020年度10月のまとめ

健康

朝の支度、食事前、外から帰った後など、手洗いが習慣になり保育教諭等が言葉をかけなくても、子どもたちそれぞれのタイミングで自分から手を洗う姿が見られている。また、手洗いの掲示を見て、丁寧に洗う子もいる。

着替えでは、裸を見られるのが恥ずかしいと思う気持ちが出てきている。子どもが、保育教諭等に正直な気持ちを伝えられる姿がある。そのため、個別で着替えを対応するときは、場所を移すなどして気持ちに寄り添い応えていくようにしていった。

人間関係

友だち関係が深くなってきており、いろいろなトラブルを経験している中で、友だちを限定したり、友だちに対する発言や行動が激しい場面が見られたりしている。力加減や、言葉で伝えることがまだまだ難しいため、保育教諭等が間に入り、感情的な気持ちをいったん落ち着かせ、子ども同士がお互いの気持ちを伝えられるような環境、言葉かけを心がけ伝え方、関わり方を知らせていった。また、何度も悲しい気持ちを経験している子が、ある子に対して敏感になっている姿や言葉がある。かもしれないという思いから、「遊びたくない」とい言葉も聞かれるため、お互いの気持ちを丁寧に聞き、「そうだよね」と共感しながら、相手の気持ちを子どもと一緒に考えられるよう関わりを持った。

環境

食事配膳の場面では、おかずを子どもたちが自分で取りに来るようにした。おかず配膳の場所、子どもが並ぶ位置を、テープで示し配膳を行う。子どもたちも慣れてくると、取りに行き並ぶという流れがスムーズにできている。おかわりも同様の流れにしている。今後、おかず以外の食器具、食事等も自分で取りに行く流れを作る予定である。子どもの導線や食事の配置を考えていこうと思う。

言葉

友だちが困っていたり、自分の気持ちを伝えることが難しかったりする子に対して、周りの気付いた子が保育教諭等に知らせる姿が見られる。気付いてくれたこと、保育教諭等に知らせてくれたことに感謝を伝えて、その当事者の子の側で「どうした?」と声を掛け、その子が自分の言葉で安心して伝えられたり、保育教諭等もゆったりと子どもの言葉に耳を傾けたりして、自分で伝えられることを大切にした関わりを心がけていった。

表現

歌をうたうことや、手遊びを楽しむ子が多くいる。一人がうたう歌を聞いて、周りの子も一緒に歌ったり、歌の歌詞に注目し紙に書いたりして楽しんでいる。また、手遊びでは、保育教諭等がやった数字を合わせる手遊びをもとに、子どもオリジナルの手遊びを提案することがあった。子どもの提案を取り入れ手遊びを楽しんでいった。

育児あれこれ