0歳りす組2025年度4月のまとめ

食事

慣れない環境に泣いて食べられない姿もあったが、抱っこをしてもらうと安心して食べ始めたり、園庭を眺めたり音楽を聴いたりしながら食べるなど、それぞれ安心する環境を探りながら繰り返していった。安心できる人や場所、食べ物だと分かると、大きな口を開けおかわりをする子もいた。又、食卓椅子にも食べ終わるまで座れるようになってきた。口の動きを見ながら食材形状を調節し、ひき肉は飲み込みづらく口の中に残る子が多い為、口や舌の動きを見ながらゆっくり食べられるよう注意してみていった。ミルクの子は、空腹を感じると泣いて訴えたり、手を舐めたりして表現していた。目を合わせながらゆっくりと声掛けをし、温かい雰囲気をつくった。

睡眠

午前睡をする子や、日により除々に寝なくなってきた子も出てきた。抱っこやおんぶ、ラック、バウンサー、ベビーカーなど、それぞれが心地良く安心して眠れる環境をつくった。安心してくると、布団でも寝られるようになる子もいた。昼寝が短い為、夕方にウトウトして寝る子もいる。

排泄

おむつが濡れると泣いて訴えて教えてくれる子もいる。おむつ替えのために寝転ぶと、寝返りをして嫌がったりする子もいるが、おむつをキレイにしてもらう気持ち良さや感覚が伝わるように声かけをしている。

健康

気温の変化や新しい環境で体調を崩す子や、咳・鼻水から発熱等に繋がり、病欠することもあった。鼻水を拭かれることを嫌がり、顔を背ける姿もあるが、慣れてくると嫌がらずに拭いてもらう子もいた。又、拭いてもらった後の気持ち良さを感じられるような声掛けをしていった。

身体発達

環境に慣れてくると行動範囲が広がり、ハイハイで色々な場所を探索するようになった。ハイハイやつかまり立ちができるようになると、嬉しさもあり動きも活発になってきた。寝返りをしようと足を動かす子や、寝返りをして色々な場所に移動する子もいて、動くことや視界の変化を楽しんでいた。

情緒面

初めての集団生活や環境に緊張や不安を感じ、保護者との分離時に涙を見せることもあった為、安心できるよう抱っこやスキンシップ、安心できる空間をつくり、密着関係を築いていった。次第に保育教諭等に慣れ、安心できる場所だと分かると、保育教諭等と遊んでいる際に笑顔を見せるようになった。食事の時にも自ら口を開けるようになった。

言語

空腹や睡眠が満たされ、気持ちが安定すると「あー」「うー」など、喃語を発するようになり、保育教諭等と応答を楽しんだ。高月齢児は保育教諭等の声掛けに「はい」と答え、簡単なやり取りをして遊んだ。ゆっくりと優しく語りかけることで自分の思いを受け止められていると感じられるようにしていった。

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