食事
●食事に意欲的で、声を掛けると手を洗い着席して待つ姿がある。だんだんと好き嫌いは出てきているものの、友だちが食べている姿や保育教諭等に励まされ挑戦している。スプーンやフォークを使って食べる姿が増えてきて自分で食べたい気持ちが見られたため、必要に応じて一口分を知らせながら楽しい雰囲気の中で食べられるように見守っていった。
睡眠
●給食後、自ら布団に横になりゴロゴロしながら保育教諭等を待っている姿が見られる。寄り添いトントンすると高気温や水遊びの疲れもあり、入眠が早く睡眠時間が増えた。途中起きると保育教諭等の存在に安心し再度眠りについたり、布団でまどろんだりして身体を十分に休めることができていた。
排泄
●オムツ替えのタイミングで声をかけると嫌がることなく替えている。「スッキリしたね」などの声掛けを行いながら、きれいになった心地よさを感じることが出来るようにした。高月齢児はオムツを叩いたり、「パンパン」と言ったりして排尿や排便したことを知らせる子が増えてきた。
健康
●鼻水や咳、発熱等の症状が多く見られた。こまめに触診や検温を行い、体調の変化を見落とさないようにした。また、鼻水が出ている感覚がわかってきたようで、自らティッシュを取りに行ったり鼻を指差して保育教諭等に知らせたりする姿が見られた。
身体発達
●ダンスやマット遊び、かけっこなどで体を思いきり動かす姿が増えてきた。歩行がより安定してきた中でジャンプをしようとしたり鉄棒で足をあげようとしたりと、体の使い方の幅が広がった。また、2階へ行く機会を設け階段昇降にも挑戦した。ハイハイの姿でほとんど自力で上ることができるため後ろから支えて安全に階段昇降ができるようにした。
情緒面
●友だちの存在に興味を示し、意欲的に関わろうとしていた。その中で友だちと同じ玩具や同じ遊びを求める姿も出てきた。「楽しい」「嬉しい」「悲しい」などの感情を表情や仕草で表現し、受け止めてもらうことで安心して友だちや保育教諭等との遊びを楽しんでいた。
言語
●少しずつ言葉が出始め、思い思いに声を発する。名前呼びで返事をしたり、保育教諭等の言った言葉を真似したりして楽しんでいた。ものや色の名前など覚えてきたため、くり返しのある絵本やお気に入りの絵本を呼んで発語に繋がるようにした。