健康
●発熱やインフルエンザB型、下痢等の症状が見られ、欠席する子が多くいた。体調の変化が見られた場合には迅速に対応し、保護者にも注意喚起を行っていった。
●新しい環境に慣れるまで、まずは子どもの気持ちを受け止めることを優先していった。安心して過ごせるようになり、新しい生活の流れを理解してくると次第に自分で進んで身の回りのことを行うようになった。
人間関係
●年度初めは、進級園児は進級園児同士で関わり、新入園児は1人遊びをする姿があったが、同じ環境で過ごしているうちに子ども同士の関わりが広がり、友達のやっている遊びに興味を示したり、進級園児と新入園児が同じ遊びをして楽しんだり、互いに親しみをもって関わるようになってきた。
環境
●新しい環境に慣れるまでは保育室で遊ぶことに安心する姿が見られたが、園庭へ出る楽しさを知ると喜んで戸外で遊ぶようになった。園庭では、三輪車やボール遊び、タイヤ渡り等で体を動かす姿や水を運んで泥遊びをしたり、ごちそう作りをしたりして楽しむ姿が見られた。
言葉
●新しい環境に新しい友達等とクラス内や気持ちが落ち着かず、友達とトラブルになることが多く、言葉よりも先に手や口が出る姿もあった。友達の思いを代弁したり、思いを受け止めたりしながら仲立ちをしていった。トラブルの機会も友達との関わり方を知る大切な経験と捉え、怪我に繋がらないよう遊びに必要な言葉を保育教諭等が見本となって伝えていきたい。
表現
●こいのぼり制作でクレヨンやのり、絵の具スタンプに触れる。保育教諭等が制作の準備をしていると「何しているの?」と興味を示して集まる子が多く、制作活動を楽しんで取り組んでいた。画用紙にきれいな模様が付くと喜び、自分のこいのぼりはどれなのか探したり、持ち帰りに期待を膨らませたりする姿が見られた。