1歳うさぎぐみ2020年度6月のまとめ

食事

給食の準備を始めると、自分で手洗いをして椅子に座り待つ姿が見られた。待ちきれずテーブルを叩いたり、エプロンをつけることを嫌がったりする子もいたが、昼食が置かれると嬉しそうに手掴みやスプーンで食べていた。苦手な食材も他の食材と混ぜるなどすると、少しずつ食べられるようになってきた。保育者も側に付き声をかけたり、必要に応じて援助したりし、楽しい雰囲気の中で食べられるよう配慮していった。

睡眠

自分の布団がわかり、寝転がっているうちに眠る子が増えてきた。子どもの状態に合わせて抱っこや優しく擦るなどして安心して眠れるようにしていった。横向きやうつ伏せになる子がいたが、様子を見ながら仰向けになるようにしていった。

排泄

トイレに行くことに抵抗がなくなり、自分でズボンの着脱をしようとするようになってきた。難しい所は援助し、自分で出来た喜びが味わえるようにしていった。また、便座に興味を持つ子もいたので、その子のペースに合わせて無理のないよう誘っていった。

健康

体調が崩れることなく、元気に登園する姿が見られた。蚊にくわれる子やあせもができる子もいたが、看護師と連携を取り、清潔を保てるようにしていった。室内外の気温差や湿度によってエアコンの調節や換気をこまめに行い、快適に過ごせるように配慮していった。

身体発達

マットの上では這い這いやジャンプを楽しんでいた。風船やボールでは投げる、掴むなどの全身を動かしてあそぶことを楽しんでいた。また、ブロックを積み重ねたり、くっつけたりと指先を使うあそびにも集中している姿が見られた。コーナー分けをして、好きなあそびを十分楽しめるような環境作りを心がけた。

情緒面

コロナウィルスの影響で休んでいた子は徐々に登園するようになったが、不安そうにしている姿が多く見られた。抱っこや手をつなぐなど側に付き、保育者同士で連携を取り、安心できる環境を作っていった。また、友だちに興味を示すようになり、近寄って体に触る、友だちの持っていた玩具と同じ物が欲しくて取る、などの行為が増えてきた。あそぶ様子を見守りながら、必要に応じて物の貸し借りのやり方を伝えたり、仲立ちをしたりした。

言語

「せんせい」「はい」「できた」など少しずつ言葉を発するようになってきた。「あっあー」「ばぁ」と喃語で自分の思いを伝えようとする子もいた。子どもの伝えたい気持ちを受け止め、代弁したり、ゆっくりと人や物の名前、動作などを伝えたりしていくことで、発語につながるよう促していった。

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