健康
中旬ごろより発熱や胃腸炎などの感染症によりお休みする子がいた。クラス内で大きく広がることはなかった。子どもたち自身、保育者の言葉がけで少しづつ感染症への意識も出始め、丁寧な手洗いうがいを心がけている子もいた。こまめに検温を行って子どもたちの体調の変化にすぐ気が付けるようにし、部屋の換気や室温に注意するようにした。また、戸外では鬼ごっこや縄跳びなどをして活発に体を動かし遊ぶ姿が見られた。
人間関係
先月から引き続きやりたい遊びを通して友だち同士、関り合って遊んでいる。特に、低月齢児が高月齢児の遊びに興味を持って一緒に遊ぶ姿が見られる。遊びの中でトラブルになりそうな時は高月齢児の子が「こうしたらいいんじゃない?」と解決策を出し、「そうだね。」と皆で遊びが楽しく続く方法を考えたりする姿も見られる。子どもたちの関わり合う姿を見守りながら、意思疎通がうまくいかない時にはお互いの気持ちが通じ合うよう援助していく。
環境
お楽しみ会では意欲につながるように、様々な楽器や装飾を準備した。戸外では季節の移り変わりや、葉の色が変わり公園に落ちている落ち葉を集めたり、みんなで上に向けて投げて遊んだりした。また、遊んだ後の落ち葉を遊びながら拾い集めたりもした。霜柱なども見つけ冬の自然を肌で感じることができた。
言葉
遊んでいる中で大人の使うような言葉や、ふざけて相手に嫌な気持ちにさせてしまう言葉を面白がって使ってしまったり、困ったことや嫌なことを保育者に言いつけたりする子もいる。言いつけは手を出さず、言葉で伝えられるようになっているのだと思う。楽しくなる言葉はいいが、嫌な気持ちや相手を困らせてしまう言葉を使っている時には、お互いどんな気持ちになるか考えながら伝えて行くようにしていきたいと思う。
表現
お楽しみ会では張り切って見てもらいたい!恥ずかしい!という気持ち、いろいろだったが当日の本番はどの子も真剣な表情でのリズム打ち、曲を聞くだけで身体が自然と動いてしまう鳴子ソーラン節、クラスのみんなで協力して成功することができた。どの子も終了後は満足感や達成感であふれていた。また遊びの中では、特に男児が好きなキャラクターになりきってバトルや追いかけっこを楽しんでいる。