食事
食事の時間を喜び、保育者と水道で手洗いを済ませて席についている。トレーにのった自分の食事が運ばれると、手づかみやスプーンを持って食べ始める。楽しく食事を取ることを基本に、さりげなく手を添えてコップで飲んだり、スプーンで食べたりすることに興味がもてるように関わっている。家庭とは摂取表を通してやり取りを重ねている。離乳食を無理なく順調に進め、10月からは乳児食へ移行する子どももいる。今後も家庭と子どもの様子を伝え合いながら楽しく食事に向かえるように関わっていきたいと思う。
睡眠
園生活に慣れ、保育者との関係も深まり、お布団でトントンやマッサージをしてもらいながら安心して入眠する姿が見られる。布団を敷くと自分の布団に横になり自分で入眠する子もいる。個人差はあるが一定時間、しっかり眠っている。引き続き一人一人に合わせて、安心して午睡し、休息できるようにしたい。また、室温、湿度、換気に気をつけて快適な環境を整えていきたいと思う。午睡が短い日や長時間にわたる保育児は、夕方寝をする日もある。
排泄
濡れたり便が出たりした時は、嫌がることなく取り換えてもらっている。便の時には泣いたり、体を止めている姿もあるので、出たらすぐに交換して心地よく過ごせるようにしている。午睡明けなどオムツが濡れていない時は乳児トイレやオマルに座り、排尿できるようにしていきたいと思う。
健康
中旬から発熱、咳、鼻水を出す子どもが増えた。(RSウィルス感染1名)こまめに拭いて心地よく過ごせるようにする。朝夕、日中で気温の差もあるので衣服の調節などを行い健康に過ごせるようにしていきたいと思う。また、引き続き水分補給はこまめに行っていきたいと思う。
環境
クラスの部屋の活動だけではなく、一時保育室やホール、他クラスでの活動を多く取り入れた。場所を変えることによりいつもとは違う玩具に興味や関心をもったり、広いスペースで伸び伸びと体を動かしてあそんだりすることができた。中旬は咳、鼻水、発熱の子が多く室内での活動が主となった。体調を見ながら戸外(園庭、散歩)に出かけて探索活動を楽しみたいと思う。室内の模様替え、玩具、絵本の入れ替えを行い新鮮な気持ちで過ごせるようにした。
情緒
担任やいつもクラスに入ってくれる保育者との信頼関係が深まり、安心して過ごす姿が見られる。
また、抱っこやおんぶを求め甘えたり、欲求を伝えようとしたりする姿が見られる。会話を楽しみながら甘えを受け止め、欲求を満たしながら自分を表現して伸び伸びと生活できるようにしていきたいと思う。
言語
「おそとにいこうね」と伝えると出入り口に向かったり、「ごはんをたべようね」と伝えると手を洗おうとしたり椅子に座ろうとしたりする姿が見られる。大人の言っていることを理解できるようになってきている。
また、何かを伝えようと指差しも盛んに見られる。子どもの目の高さと心で言葉をかけていきたいと思う。