1歳さくらんぼ組2022年度3月の保育日誌

3月2日(木) 晴れ
園庭に出ると梅の花びらを拾い、「これなに?」と言いながら集めている。「あそこのうめのはなだよ」と言うと、近くへ行き、しげしげと見上げていた。沈丁花のつぼみをつまんだり、匂いをかいだりして、色々な感覚で身近な春に気づき触れていた。途中から巧技台を出すと「あ!やりたい」と口々に言い、挑戦する。独占したい子や恐る恐るで滞りながらも、高さの違う台を並べると跳べることが嬉しいようで自信がついて、繰り返し楽しんでいた。

3月7日 (火) 晴れ
朝おやつの時に本日の流れ、おやつの後にトイレに行ったら制作袋に絵を描く事を簡単に伝える。自由画を楽しみにしているようでスムーズに行動し椅子に座る。クレヨンを持ち、大きなキャンバスにのびのび描いている。満足すると、「おわり」とする子が増え、園庭に出ることにする。巧技台、三輪車、砂遊びなど、いろいろな遊びをしながら自分のやりたいことを見つけ、「○○をだして」「△△つかいたい」と言いに来る。またここでも成長している姿を感じた。

3月14日(火) 曇り・晴れ
いつも出掛けるコースを少し変えた道順で歩いてみることにする。同じコースだが、話をする時から、何となくワクワクする表情が見える。途中の小さな斜面に出ると、当たり前のように足を止めて滑り、遊び始めたので少し寄り道を楽しむ。皆、臆することなく挑戦するが、保育者と一緒にやりたくて「て、つないで」と元気に手を伸ばしてくる。手のひらや服に着く土が取れなくても、パンパンっと掃うと気にせずに何度でも挑戦していた。どんぐりやカブトムシの角など昨夏の名残にも、順番で触れたり観察したりする姿にたくましくなったなと感じる。

3月20日(月) 晴れ
本日より部屋が移動となり2歳児室で過ごす。入室に少し戸惑う子もいたが、おもちゃ、絵本など変わったものが嬉しくてすぐに遊び始め、室内探りをしていた。年長児との散歩の話にも嬉しそうで、楽しみにして聞き入れ、片付けもスムーズに早く、外に出る。手を繋いで歩き、はらっぱでは持参した紙で飛行機を作り、一緒に飛ばし、追いかけ、走る。また、探索歩きをしたり野花を摘んだりし、あっという間に時間が過ぎる。年長児も良く面倒を見てくれて、どの子も素直に同行し、安心して楽しんでいる姿が伺えた。楽しい思い出になると良い。

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