健康
体調を崩した子が数人で、他の子は元気に過ごすことができた。天候のよい日には戸外に散歩に出かけ十分体を動かして遊び楽しんでいた。生活のリズムも随分できてきたが、できることも手伝ってと言い甘えてくる場面もあったので、そういう時は少し援助してあげてやる気が出るようにしていった。外から帰ったら、トイレに行き、手を洗い、うがいをするという習慣はついてきた。
人間関係
新しいお友だちも随分慣れて、名前も覚えて仲良く遊ぶ姿が見られた。一緒に遊ぶ中で、自分の思いとは違うときにトラブルもあるが、お互いに思いを伝え解決していった。自分で言えないときは、保育者に助けを求めてくるので気持ちを代弁してお互いに分かるように仲立ちして気持ちに折り合いを付けた。散歩に出かけ、地域の方に会うと大きな声で挨拶をして気持ち良く関わりを持つことができていた。
環境
きゅうりとパプリカを栽培して、お当番さんが水やりをしている。その時に、みんなで一緒に「おいしくなあれ」と声をかけている。朝登園した時にも子どもたちは関心を持って生長の様子を見ているようで、「大きくなったよ」と伝えてくれる。お散歩に行き、咲いている花に興味を持ち「この花の名前は何ていうの?」と聞き、また見つけた時には覚えていて、名前を言っていた。
言葉
お当番の時、みんなの前で名前を言ったり、今日の活動で楽しかったことを言ったりしているが、しっかり言うことができるようになり、話すことを楽しんでいる姿が見られる。「妖怪横丁」の絵本に興味を持ち、1回読み終わると、また読んでと何度も繰り返し読み絵や言葉を楽しんでいた。あいうえおにも少しずつ興味を示してパズルをやったり、自分の連絡帳の名前が分かるようになってきた。
表現
粘土遊びが好きで、小さく丸めたり細長くしたり、随分上手になってきた。顔を作ったり、「○○ができたよ」と自分の作ったものを教えてくれる。スタンプ遊びで洋服の模様にしたが、考えながらきれいにできていた。傘の模様もクレヨンで描き素敵な傘ができた。傘を台紙に張りそこに絵の具で雨のたらし絵をやった。垂れてくる様子を興味津々眺めていた。制作活動が好きで、やる気があり楽しんでやっている。1つ作って、もっとやりたい子にはできるように材料は準備しておき、満足できるようにしていった。