〈食事〉
皆、食べることが大好きで離乳食の時間を喜び、様々な食品に慣れてよく食べている。（ほぼ、完食している）目の前の食べものに興味や関心をもち、触れたり手づかみで食べたりしている。また、保育者に手を添えられてコップや器をもって食べる姿も見られる。手づかみは大脳をたくさん刺激し、成長を促してくれる。存分に経験しながら美味しく食事を楽しめるようにしていきたい。また、園生活のリズムを整え、体を動かし意欲的に食事の時間を迎えることができるようにしたい。
〈睡眠〉
保育者との信頼関係ができてきて、安心して自分で眠ったり、眠くなると抱っこを求めて眠くなったことを伝えてくれる姿も見られる。午前寝、夕寝など子どもの姿を見ながら取るようにすることで、気持ちよく目覚めて安心して生活している。一人一人のリズムを大切にしていきたい。
〈排泄〉
濡れたり便がでたりしたら取り換えて心地よく過ごせるようにする。お尻が赤くなっているときは家庭の了解済みの、ワセリンを塗り対応している。
〈健康〉
朝夕の寒暖差があり、日中、気温が高くなる日があった。体温調節がまだあまり上手にできないためか、突然発熱する姿があった。これからますます気温が高くなるので、体調の急変には十分に気をつけていきたい。（鼻水、咳、中耳炎、突発性発疹、手足口病など）
また、室温・湿度・換気・衛生など環境もしっかり整えていくようにする。
〈環境〉
玩具を口に入れて感触など試す年齢なので、毎日のおもちゃ拭き、掃除、消毒をしっかりと行っている。絵本・音の出る玩具・ボールなど、お気に入りの玩具で遊んでいる。一人一人の姿を見ながら発達を促せるような環境を整えていきたい。ハイハイ・つかまり立ち・ずり這いなどそれぞれの移動手段をたっぷりと楽しめるようにしていきたい。何でも触ろうとするので危険、怪我のないよう常に配慮していきたい。できるだけ戸外に出てのびのびと過ごし、雨天時は運動遊び（ホール、室内、園内散歩等）を楽しんでいきたい。
〈情緒〉
一対一のかかわりを丁寧にしていくことで、保育者との信頼関係が深まってきている。子どもたちの生理的欲求を満たし、応答的かかわりを大切にしながら情緒の安定を図っていきたい。喜ぶ・怒る・嫉妬する・すねるなどの感情も表しているので、汲み取っていきたい。
〈言語〉
リラックスして過ごせるようになり、喃語が増えている。子どもたちの思いをことばにしながら答えていくようにする。また、季節の歌やわらべうたあそび、手遊び、絵本を繰り返し楽しんでいる。引き続きこれらを平行して子どもたちに出会わせていきたい。
