4歳たんぽぽ組2022年度12月のまとめ

健康

他クラスでは嘔吐を伴う風邪が流行ったが、クラス内ではそういった症状の子は少なくクラス全体を見ても健康に過ごしていた。夕方の園庭遊びでは日によって気温にかなり差がある事、日没と共に急に気温が下がる事もあり、「夕方は上着を着て外に出て、遊んでいるうちに暖かくなったら脱いでもいい」という約束をすることにした。上着のチャックをまだ自分で出来ない子もいるので、自分で出来るように手伝う際もやり方を見せながら手伝うように心がけた。

人間関係

様々な遊びを用意して、その遊びを通して新しい交友関係を広げて遊ぶ姿が見られる。部屋にいつもある玩具や遊びで仲の良い友だちと遊びを深め、他の部屋や園庭などで新しい遊びを通して普段と違う友だちと遊ぶという機会が増えてきた。乳児クラスとも関わりが多く、保育の中でも一緒に遊ぶ機会を作っていきたい。

環境

発表会後から「当番活動」が始まり、自分たちの部屋を当番が保育者と一緒に掃除したり片づけたりするようになった。年末には子どもたちと部屋の大掃除をして「みんなでやったらきれいになったね」「この部屋を次はちゅうりっぷ組が使うんだね」と話していた。飾り棚を週末に片付ける事が習慣になり、「金曜日の夕方も外に行きたいからおやつの前に片付けようよ」と自分たちで先に片づけをして棚をきれいにする姿も見られるようになった。

言葉

発表会を通して歌やセリフをいう体験をして、以前より言葉での表現ややりとりが顕著になってきた。

遊びも言葉を重ねてより深い設定や気持ちを伝えあって遊ぶようになってきた。一方で互いの思いが伝わらない時も言葉を使って解決しようとするが、まだ適切な言葉を選んで話し合うことが難しく、話し合いが難航してしまうことが多かった。保育者は言葉を添えながら、会話のやりとりで解決したい気持ちを伸ばせる様にした。

表現

折り紙や制作遊びを楽しむようになり、誰かが1つ作り方を覚えると周りに教えてあげる流れが自然とできていた。ハサミも保育者がいるときのみ使うようにしているが制作遊びを繰り返すうちに使い方も徐々に上手くなってきている。室内ではダンスをしたいという子も多く、リクエストを聞いて音楽を流すと子どもたちが自然に集まってきて踊って遊んでいた。

食育

箸への移行が徐々に進み、上手く使えるのを嬉しそうに保育者に見せてくれる。全体的に喫食量の少ないクラスではあるが、自分で食べられる量を見極めていけるようになってきて、残食自体はそれほど多くない。バイキングなどで積極的に自分の食べられる量に合わせた配膳が出来るように促していきたい。同時に日中の活動量を増やして食事量を増やすといった流れが定着していけるように次月以降は意識していきたい。

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