4歳たんぽぽ組2022年度11月のまとめ

健康

戸外に出るときの衣服の調整は子どもたちが自分で出来るようになってきた。手洗いについては手本を見ながらじっくりと洗う姿が多くなり、うがいも進んでする様になっている。乾燥する時期になり、風邪のような症状が見られるようになってきたので、送迎時に体調を相互に細かく伝え合うようにし、必要に応じて受診を勧めるようにしていった。

人間関係

保育者の仲介を必要とせず、子どもたちだけで遊べるようになってきた半面、相手の気持ちを汲み取れず言い合いになることも目立ってきた。自分のした行動が相手にとってどう受け取られるか、というのはまだ難しい部分でもあるが「相手はどういう顔してるかな?」と保育者が仲立ちしていくことで少しずつ自分の行動が相手に与える影響について意識できるように心がけた。

環境

夕方の園庭遊びでは、入室前に他のクラスがいなくなっているのを見ると「自分たちが片づけなきゃ!」と率先して片付けるようになった。室内の玩具も子どもたちが自分で入れ物に種類ごとに振り分けて片づける姿も多くなった。子どもたちからも「床に(玩具を)出しておくと踏んだ時に痛いよね」と言っている事もあり、自分たちで片づける必要性を感じてきているようにも思う。

言葉

平仮名や片仮名を自分で読んでみようとする姿が多くなった。絵本を自分で音読したり、ホワイトボードに書いた文字を見ながら自分で模倣して書いたりして遊んでいる。発表会の練習を通して歌やせりふと言ったものにも興味が出てきて、ちゅうりっぷ組やゆり組の発表会の演目も口ずさんでいた。子どもたちが自然に興味を持ちそれが言葉となって表れていくように関わっていきたい。

表現

画用紙の端切れ等を使って自由に遊ぶ姿が見られるようになってきた。ハサミの使用についてはまだ見守りが必要ではあるが、切り方については手首を返して切ろうとする姿が少なくなり、子どもたちもより一層作りたいイメージに近い形で紙を切ることができるようになってきた様子が見られる。発表会の練習を通して身体を使った表現も楽しむようになってきた。クラスでは恥ずかしがってあまりやらない子も、家ではやっていると送迎の際に聞くこともあり、個々に応じた表現方法を保証していきたいと思う。

食育

自分で食べられる量が徐々に分かってきたのか、残食量は徐々に減ってきている。食事を食べ始める時間を明確に設けない代わりに、片づける時間だけを決めているが、少しずつその時間に食べ終わるように遊んだり食事ペースを上げたりという逆算行動ができる子も出てきた。感染症対策との兼ね合いもあり、頻繁には行えないが幼児クラス合同での会食やバイキングも可能な限り行っていきたいと思う。

 

 

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