2歳もも組2021年度10月のまとめ

食事

見た目や先入観で食事に手を付けないことが続いていたが、食べ物がどのように作用するのかを事前に紙芝居で読み聞かせを行ったり、身近な食材が入っていることを言葉で説明すると食べることが増えてきた。「お姉さんみたいに持てるんだよ!」など3点持ちでスプーンやフォークの持ち方を意識する子が出てきた。

排泄

中旬以降、気候の変化で、寒くなってきたことから午睡中や遊んでいる最中にお漏らしをすることがあったが、クラスの2/3がパンツへ移行が出来ている。移行した子は、保育士の声かけだけでなく、自らのタイミングでトイレへ行き、排泄を行えている。休日では、家族との外出中に排泄が出来てきているなど、パンツでの生活が定着していきている。

健康

10月の中旬から鼻水、咳の症状がクラスの中で流行り始め、欠席する子どもたちが多かった。大きな感染症につながることはなかったが、手洗いの徹底、室内の喚起・消毒、日中の体温の確認、保護者への園での様子を伝えるなどを徹底した。

睡眠

季節の変わり目で、体の負担を少しでも和らぐよう眠る環境を整えた。
室温の管理だけでなく、カーテンを使い分け、彩光に気を配り、なかなか寝付けない子に対しては、安心して眠りに入ることができるよう保育士が寄り添うなどを行った。

身体発達

室内あそびではブロックや粘土だけでなく、制作活動にも指先を使った微細運動を取り入れ、子どもたちが楽しみながら手指を動かせるように配慮した。外遊びでは、散歩へ行く。園周辺の歩行のみだが、子どもたちの負担が大きくならないように事前にコースを担任間で考え、休憩場所で休みながら散歩ができるように時間配分などを考慮した。

情緒

緊急事態宣言が解除になり、その間、登園自粛していた子どもたちが登園を再開した。久しぶりの登園を楽しみにしていたと保護者より報告を受ける。母子分離後、寂しそうにする様子はなく、楽しく友だちと遊んでいる姿を見ることができた。クラス内では「自分でやりたい」という気持ちを持つ子が増えた。保育士は、個々の気持ちに寄り添い、受け止めながら保育を行った。

言葉

自身の喜怒哀楽の気持ちを保育士や友だちに言葉で伝える姿を多く見るようになってきた。
言葉や態度が行き過ぎ、トラブルになりそうな時は、保育士が仲立ちし、相手がどのような気持ちになったかを考えれるように声かけを行い、高ぶる気持ちを落ち着かせることができるように配慮する。

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