食事
スプーンやフォークの三点持ちで食べる姿が増えてきた。
手づかみで食べる子もいるが、絵などを使って、食器や食具が揃い、食べ始めることを伝えていった。意欲的に食べる姿を見守りながら、食具を使って食べることなども伝えていきたい。
排泄
「トイレに行きたい」と保育士に知らせる子や、おむつに排泄をしたことを知らせる子が増えてきた。7月下旬になると排尿間隔が安定してきたことからパンツにはき替え、登園してくる子がいた。生活の中でトイレに行くことを伝え、パンツを濡らさずに過ごせたときや、トイレで排尿できたときには褒めて、自信につなげられるようにしていった。
健康
先月まで多かった鼻水の症状が徐々に落ち着いてきたが、引き続き室内環境を整え、快適に過ごせるよう室温調整を徹底した。これからコロナだけでなく、「手足口病」「アデノウィルス」などの感染症もある時期になってくるため、室内・おもちゃの衛生管理をこまめに行った。
睡眠
当月は雨が多く、室内で過ごすことが多かった。その為、身体を動かす時間が短く、布団に入ってもスムーズに寝付けない日があった。寝付けない子に対しては、できるだけ寄り添い、落ち着いた環境で静かに過ごせるようにし、入眠が遅かった子は、起床時間を少し遅らせるなど、配慮した。
身体発達
雨の日が続いた為、室内での活動が多くあった。午前、午後に体操やダンスを取り入れて身体を動かして楽しめるようにしていった。また、ホールなど広い場所でも遊ぶ機会を取り入れていった。
情緒
登園時での受け入れでは、保護者と離れる際に気持ちが不安定になる子もいるが、保育者に気持ちを受け止めるてもらうことで安心し、友だちとの遊びを通して気持ちを切り替えていた。子どもの様子を見ながら、一人一人に合わせて関わっていきたい。友だちと遊ぶ中でなかなか自分の思いが通らずイライラして泣いてしまうこともあった。一人一人の気持ちに気付き、寄り添いながらどうしたらよいのかを一緒に考えていった。友だちの気持ちを知るとともに、解決していく経験を増やしていきたい。
言葉
しぐさや指差しや言葉で自分なりに感情を伝えようと表現している。ときには「大丈夫」「~するんだよ」など、友だちのことを気に掛け、教える姿が見られた。あそびや友だちとの関わりのなかで優しい言葉を掛けていた。
友達が話している言葉を聞いて「わたしは~だよ」「~っておもしろいよね」など自分の思ったことを伝えていた。それに対して返事をして、友だちと関わりながらおしゃべりを楽しんでいた。伝えることの楽しさや共感してもらう嬉しさを今後も感じていけるような雰囲気を大切にしていきたい。



