1歳みかん組2023年度9月のまとめ

食事

 配膳をしていると、自ら手を洗いに行き、エプロンを持って席に着く姿が見られるようになってきた。スプーンを使って食べる子が増え、食べこぼしも少なくなってきている。味覚が発達し、味付けや舌触りによっては、残す子がいた。無理強いはせず、いろいろな食材に触れられるよう、声掛けを行った。

排泄

 今月は排便が緩い子が多かった。その際、配慮食への変更など、保護者と連携をとるようにした。給食の前後に排便が多い。声を掛けると便座に座る子もいたが、まだ、排尿する子はいない。

健康

 緩い便が出ている子が多かったが、すぐ受診に行ってくれるため、長引くことがなかった。先月までは鼻水が出ている子が多かったが、落ち着いてきている。普段と違う様子が見られた時は、こまめに検温をし、担任と保護者間で情報を共有し合った。

睡眠

 食事後、すぐに眠りにつく子が減り、遊びだす子が増えたため、ゆっくりと体を休めるよう、体を思い切り動かせるような活動を取り入れた。

身体発達

 巧技台を利用し、すべり台や一本橋を作り楽しんだ。一本橋では今まで渡れなかった子が渡れるようになり、横歩きで橋を渡っていた子が前を向いて歩けるようになった。保育者と追いかけ子をし、走り逃げる子、鉄棒にぶら下がる子など、足や腕の筋肉がついてきているように思える。

情緒

 友だちとの関わりが増え、楽しく過ごしている中でも小さなトラブルが絶えない。子ども同士の関わりを大切にしつつ、必要な時には仲介に入り、代弁していく。休み明けなど、離別時に泣く子、保育活動中に泣きだす子を一度抱きしめ、気持ちが安定出来るように務めた。

言葉

 簡単な手遊びや歌を口ずさみ、楽しんでいた。高月齢の子は、自分の気持ちを言葉で伝えられるようになり、友だちと会話のやり取りをしていた。保育者は、子どもが聞き取りやすく、はっきりした言葉を使い言葉の獲得へと繋げていけるよう心掛けた。

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