1歳みかん組2021年度6月のまとめ

食事

食事の時間を楽しみにし、自ら手を洗おうとする姿が見られる。中には、手づかみで食べている子がいるが、保育者の声かけでスプーンを持って食べようとしている。見た目で判断をして食べるのを嫌がる子もいるが、保育者の膝で食べてみたり、友だちが食べている姿を見て食べたりする子が見られた。暑さと体調を考慮しながら、食事時間を楽しめるよう心掛けた。

排泄

全体的にオムツ替えを嫌がる子が減ってきている。高月齢児は、便座に座って排尿ができる子もおり、低月齢児は、高月齢児の様子を見て、便座に興味を示す子もいた。一人一人のやりたい気持ちを大切にしていった。

健康

月の後半から鼻水、咳が多く出ている子が増え始め、特に午睡中の咳が多かった。その為、頭を高くして入眠できるようにすると落ち着いていた。また、RSウィルスが発症したので、細めに検温し、咳など出ていないか体調管理を心掛けた。

睡眠

園庭遊びでの探索活動が増え、身体を動かすことが増えたこともあり、食事が終わるとすぐに布団に横になり入眠する子が増えてきている。4月当初に比べ、全体的に睡眠時間が伸び、起床時間まで安心して寝る子が増えてきた。

身体発達

新聞ちぎりやシール貼りの指先を使った遊びを取り入れると、集中して行う子が多く、少しずつだが指先に力を入れることができるようになってきた。歩行が安定し、園庭に出ると走っている子が多く見られるが、転ぶことなく遊んでいた。

情緒

少しずつ、友だちとのかかわりが増え始め『○○しよう』など友だちの名前を呼んで遊びに誘う姿が見られるようになった。しかし、同じ玩具が欲しかったり、同じ場所に居たかったりとトラブルも増えてきているので、子どものやりとりを見守りつつ、安全に遊べるよう対応していった。

言葉

高月齢時は『○○せんせ』『なにしているの?』『○○かして』などと話したりして自分の思いを言葉で伝えようとする姿が見られる。低月齢時は『あー』『うー』簡単な単語で保育者に自分の思いを伝えようとしているので、保育者は分かりやすい言葉を遣って思いを代弁し、会話をする楽しさが伝わるようにしていった。

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