食事
見た目で苦手な食品を、小さく切ること、自分から「食べさせて」「手伝って」と保育者に声をかけて食べるのを手伝ってもらうことで、食べられるようになった子もいた。たくさんの具材が入ったメニューでは、苦手な食品を減らすことで食べることができた。食事時間内には手づかみで食べることもあるが、スプーンを使う機会も多くなった。
排泄
午前中、午睡後におむつが濡れていない子が増え、排尿間隔が長くなっているのことがわかる。トイレに座ればおむつが濡れていても排尿する子も増えてきた。便が出たら知らせる子が増え、自分の便の形状を「バナナうんちだったよ」「コロコロだよ」と話す。便が出そうなときに誘って便器に座ることで便器で排便する子もいた。
健康
月末にインフルエンザではないが高熱が出て欠席する子が数名いた。鼻水の出る子も多く、「はなでた」と知らせにきて自分で拭こうとする子もいる。上着の着脱ができるようになった子は、自分より小さな子に着方を教える、また着せてあげようとする姿もある。靴下を履くことが苦手な子もいたが、自分でできるようになった子が増えてきた。
睡眠
一人一人の入眠時間が定まり、12時、12時30分、13時頃となっている。「もうねる」と自分の布団を敷いてほしいことを伝える子もいた。横になれば自然と寝付く子も3名ほどいた。登園時間に2時間ほどの差があるので、個々のその日の状況を確認し、体を休める時間を過ごすようにしている。
身体発達
押す、引っ張る、登る、つかまるなどの粗大運動、型はめパズ、BRIO、ブロックなどの微細運動の遊びが友だちの真似をすることで多くの子が楽しんでいた。パプリカ、バンバンブー体操を好み、さくらさくらんぼのリズム遊びのかめの動きができるようになったことを得意げに伝えにくる子もいた。
情緒
強い語調で思いを伝えることで言い合いになることがあり、泣いてしまう、気持ちを行動で伝えてしまう姿が多くあった。「かして」「ダメよ」のやり取りに「いまつかってるの」「おわったらね」のやり取りが入り、自分が使い終わると友だちに貸す姿も見られた。「こうかんこ」「1,2,3~おまけのおまけのきしゃぽっぽ」などが子どもたちの間でも使われている。
言葉
自分が感じたことを話し「きもちいいね」「きょうひなんくんれん?」と話し、冬休み中に体験したことを「新幹線にのったよ」「おもちたべた」と話していた。「これなぁに?」「そうしたの?」「どうして?」などの問いかけも多く聞かれた。