(食事)
食べむらが見られていた子も徐々に食事量が安定し、安心して食事を楽しむ姿が増えた。また、一人一人の咀嚼する力が育ち、食べることへの意欲も高まったことで、多くの子が完食できる日が増えた。ミルクの摂取量に個人差が見られたが、飲む姿勢やタイミングについて職員間で共通理解を図り、一人一人に合わせて対応したことで、安定して飲めるようになった子もいた。さらに、園と家庭で食事の様子を丁寧に共有することで、食事量や食べ方について共通理解を深め、それぞれの発達に合わせた援助につなげることができた。
(排泄)
軟便や水様便が続く子が多く見られ、おしりの発赤や痛みを訴えるような様子もあった。こまめなオムツ交換を行い、清潔を保つとともに、必要に応じてワセリンを塗布し、皮膚の状態に配慮しながら対応した。また、排便状況や皮膚の状態について家庭と共有し、連携を図りながら一人一人の体調管理に努めた。
(健康)
感染症に罹患する子が多く、全員が揃って登園できる日が少ない月となった。登園後も鼻水や咳、下痢、発熱などの症状が見られ、体調不良によりお迎えを依頼するケースも多かった。一人一人の体調の変化を丁寧に観察し、健康状態に応じた無理のない保育を行うとともに、家庭と連携を図りながら感染予防や体調管理に努めた。
(睡眠)
一人一人の生活リズムが安定し、保育者もそれぞれの睡眠のタイミングや入眠方法を把握して関わることができるようになったことで、安心して十分な睡眠をとれる子が増えてきた。一方で、家庭との環境の違いなどから園では睡眠時間が短く、十分な休息がとれていない様子が見られる子もいるため、今後も個々の生活リズムに合わせた援助を心掛けていく。
(身体発達)
一人一人が自分の身体を上手に使えるようになり、できることが増えるとともに、行動範囲も広がってきた。つかむ・つまむなどの細かな手指の動きも発達し、小さな物を二本の指でつまんで保育者に見せたり、スプーンを持って自分で口へ運んだりする姿が見られるようになった。それぞれの発達に応じて、身体を十分に動かしながら意欲的に活動する様子がうかがえた。
(情緒)
保育者との愛着関係が深まり、保育者が離れると後追いをしたり、保育者に見守られながら安心して探索活動を行ったりする姿が見られるようになった。また、他児が眠っていると優しくトントンする、一つの玩具を囲んで遊ぶ様子を見つめる、玩具の取り合いを経験するなど、友だちとの関わりも増えてきた。一方で、興味をもった友だちの顔や口元に手を伸ばし、口の中へ指を入れようとする姿も見られたため、子ども同士の関わりを見守りながら、安全に遊べるよう援助を行った。
(言葉)
喃語や声、身振りを用いて、自分の要求や気持ちを保育者に伝えようとする姿が増えてきた。また、発語が見られる子は、葉っぱを拾って保育者に見せながら「ぱ」と伝えたり、おんぶされている他児を見て「ぶ、ぶ」と言いながら抱っこひもを指さし、自分もおんぶをしてほしいことを表現したりする姿が見られた。一人一人の発達に応じて、言葉や身振りを通した保育者との双方向のやり取りが少しずつ広がってきている。

