食事
依然として食に対して意欲的な子が多い。完了・後期に関わらず、進んでおかわりを保育者に求める子が多く、用意されたおかわりでは足りなくなり、追加のおかわりをもらう日も珍しくない。逆手持ちではあるがスプーンを使って食べられる子と、意欲はあるが上手く食べられず、それにじれったがっている子もみられた。また、食が進むにつれ、好き嫌いをする子が増えた。しかし食べこぼす量については格段に減り、以前の1/3程度に減った。
睡眠
以前までは、入眠の時間が個々に違っていたが、生活のリズムが出来てきたこともあり、12時までには皆眠りについている状況が多くなってきた。また、睡眠時間も長くなり、午後の活動を機嫌よく過ごしている。
健康
手足口病が流行し、休む子が多かった。病状が落ち着いて登園してくる子も、水ぶくれや湿疹が多いため、患部を清潔に保ち、必要な時にはワセリンを塗布して対応した。
情緒
保育者との愛着関係がさらに深くなり、声を掛けたり抱きあげたりするとすぐに泣き止んだり、不安な時に保育者の笑顔を見ることで安心して行動範囲を広げたりなど、クラス全体として安心感、安定感が増してきた。だが、特定の保育者への依存が強く、思い通りにならない時などに激しく泣いて要求する子もいる。
他児との関わりも、微笑み合うだけ、という様子から、物を貸してあげる、頭をなでてあげるなどより多様な関わり方が見られるようになった。
身体発達
マットの山や巧技台の少しの段差を登り降り出来るようになった。また、それぞれの発達も、高這いができる、歩けるようになる、歩きが安定してくるなど、前月より1段階進んだことで、全体的に皆、活動範囲が広くなり動きも活動的になった。
言葉
保育者に喃語や仕草でさまざまな要求をすることが出来るようになった。簡単な指示を理解し、それを行動に移せる子の姿が見られるようになった。
排泄
乳糖不耐症を発症し、便が緩い子が多かった。お尻が赤くなってしまうため、シャワーを使って清潔を保ち、ワセリンを塗布しかぶれを防ぐようにした。