食事
身体が成長したことや自分で掴み食べをしたい気持ちが大きくなってきたことから、テーブルと椅子を身体に合わせた物へと見直しをして配置も調整した。食事の時間を迎えるとそれぞれが意欲的にやってきて席に着いている。「もっとちょうだい」とおかわりが欲しいことを意思表示したり、ミルクよりもご飯を好むようになったり、と食事への興味関心が見られる。一人一人に合わせてご飯の固さや素材の大きさを再度確認した。
排泄
便の様子が安定してきて、今月は緩い子はあまりいなかった。水分補給を上手くできるようになってきたことから、排尿量が増えていた。
健康
月の前半はあまり体調を崩すことなく元気に過ごしていたが、後半になると肌寒い日が増えてきたことからか、熱がいつもより高めに出る子や発熱して休む子が増えてきた。日中に少し高めに出ると午後になるとだんだん上がる傾向が強い為、定期的に検温をし、家庭と連絡を取り合うように心掛けた。
睡眠
体力がついてきて、ほとんど午前寝をせずとも半日過ごせる様になってきた。午睡時には布団でトントンで眠れる子がふえ、また、遊んでいて眠くなると自ら布団に横になりそのまま入眠する子もいた。途中で目覚めることが少なくなり、14時半ごろまでぐっすりと眠れるようになった。
身体発達
ずりばいをしていた子がハイハイが出来る様になり、ハイハイや歩行で自由に動き回るようになった。室内遊具のすべり台にも自分の力でよじ登るようになり、月齢の高い子は友だちと一緒に追いかけっこの様な事を楽しむ姿も見られた。
情緒
低月齢の子はいろいろと理解が出来る様になり始め、登園時の分離の際に涙が出る姿が見られるようになった。また、全体的には、他クラスの保育者や大きい学年の子が近くに来ると人見知りをする様になってきた。
担任が傍に行き近くに寄り添ったり抱っこをしたりすると、気持ちが落ち着いていった。
言葉
喃語の中に単語の様な言葉を発する子もいた。全体的に喃語や身振り手振りで自分の意志を表現している。友だちとの関わりが増えてきた中で、玩具の取り合いや、声を発してアピールする姿も見られるようになり、保育者が気持ちを代弁したり他の興味のありそうな玩具を提供したりと働きかけた。