食事
始めは園での慣れない食事に戸惑い、抱っこで食べたり食が進まなかったりする姿があった。段々と保育者や友だちと一緒に食事をすることに慣れ、食卓椅子に座って食事をすることが出来るようになってきた。食べむらはほとんどなく、ほとんどの子が一定量を食べることが出来ている。食後はミルクを飲んでいる。
排泄
入園当初は保育者によるオムツ交換を泣いて嫌がる子が多くいたが、今では顔を見合わせて仰向けで変えたり立って変えたりすることが出来るようになってきた。不安そうにしている時にはスキンシップや歌を歌うことで気持ちが落ち着くようになった。
健康
入園して２週間ほどで、新しい環境での生活の疲れからか体調を崩して発熱する子が多かった。症状は熱と鼻水が多く、登園してから熱が上がってしまう事も多くあった。子ども一人一人の朝の視診とその都度の体調把握をこまめに行い、家庭と連携を取っていった。
睡眠
抱っこやおんぶで寝ていた子も徐々に布団で眠られるようになってきた。午前寝をする子も多く、一人一人の体調や生活リズムを見ながらしっかり休息がとれるよう環境を整えた。
身体発達
月齢の高い子はつかまり立ちやハイハイで自由に移動し、玩具に手を伸ばして遊んでいる。月齢の低い子はあおむけから腹ばいになるのを楽しんでいたり、近くにある玩具に手を伸ばして手が届くとにっこりと笑ったりしていた。両者とも体のバランスが安定せず危なげない所があるので、怪我のないように見守った。
情緒
入園当初は初めての環境に涙が出る姿が多く見られたが、保育者がおんぶや抱っこ、スキンシップをとることで落ち着いて過ごせるようになっていった。担任の保育者の顔を覚え信頼関係も築き始め後追いをしたり、声を出してコミュニケーションを取ったりを楽しむ姿も見られるようになった。
言葉
「あー、うー」などの喃語を発して保育者とやり取りしたり、泣きごえで気持ちの意思表示をしたりしている。保育者が「〇〇だね」と答えると嬉しそうににっこりと笑う姿も見られた。
