0歳いちご組2022年度9月のまとめ

食事

7名の子が完了食に移行した。席に着く、エプロンをつける、手を拭くといった流れが少しずつ分かってきており、なかには自分でやろうとする姿が見られた。低月齢児は家での食事の形状について聞き、給食の先生と連携していきながら、食事量や白米の固さを調整し、自分で手づかみをして食べる機会を作っていった。

排泄

先月は軟便や下痢が続いていた子が多かったが、少しずつ落ち着てきている。排尿の間隔が長い子もこまめな水分補給を行っていきながら様子を見ていった。汗疹によるかぶれなどに配慮してこまめにオムツを替え、肌荒れを起こしやすい子にはワセリンを塗って対応しつつも家庭でも薬の塗布をお願いした。

健康

感染症の流行から落ちつきを取り戻し、登園再開後も特に気持ちが不安定になるといった様子もなく笑顔を見せていた。また、自ら手を振ってはスムーズに分離することができるなどの姿も見られた。特に体調不良明けからの登園は体調が不安定なことが多いため、一定の時間ごとに体温測定を行うなど、体調管理についてこまめにみていきながら職員間で共有していった。

睡眠

午睡の時間になると自分の布団に自ら横になることができる。また、眠たくない子は遊んで過ごしているが、しばらくして眠たくなると自分のタイミングで布団に入りスムーズに入眠する姿も見られた。咳がよく出ている子は何度か目覚めることがあったため、その際は上半身を少し起こすように布団に傾斜をつけていくことで呼吸をしやすいようにした。

身体発達

高月齢児は、靴を履いての歩行も安定してきており、その分園庭散歩や探索活動での活動範囲も広がってきている。低月齢児は、保育者が声をかけると嬉しそうに立ち上がり、数歩歩く姿も見られるようになってきた。室内ではダイナミックな動きも見られるため、マットやマルチパーツなどを使って様々な傾斜や坂を作るなど、体幹を使って全身で遊べるように環境設定をした。

情緒

週末明けや体調不良などで久しぶりの登園でも涙を見せることもなく、笑顔で手を振って入室する姿が見られ、日中も気持ちが不安定になることもなく遊んで過ごすことができるようになってきた。

言葉

自分の気持ちを保育者にしぐさや言葉で伝えようとする姿が見られるようになり、伝わったことが分かると嬉しそうに笑顔を見せていた。一人遊びや周囲にいる友だちに対して声を発し、お互いの表情を見ながら駆け引きを楽しむ姿も見られた。

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