0歳いちご組2021年度9月のまとめ

食事

ほとんどの子が完了食になった。味つけや食材の好き嫌いが出てきた子もいるが、先月と変わらず食欲旺盛で、用意されたおかわりが無くなることも多い。自分で食べようと意欲的だが、指先のコントロールが上手くいかない子も多い。自分で食べたいという意欲を大切に見守りつつ、適切な援助を心がける。

排泄

友だちが保育者とトイレに向かう姿を見て、後をついてきたり、「オムツを替えようか?」などと声をかけると、自分の股に手を当てる仕草をしたり、便が出ると保育者のもとに来る子がいる。オムツ替えが保育者と子どもの一対一のスキンシップの時間にもなっている。

健康

下旬以降、鼻水が出ている子が増えたが、機嫌よく元気に過ごす子が多かった。呼吸が荒い、午睡中に咳が出ていたなど、いつもと違う様子が見られた時は、些細な事でも保護者に伝え体調の変化に留意した。水分補給をこまめに行い、汗をかきやすい子は衣服で調節したり、適宜シャワーを浴びたり快適に過ごせるようにした。

睡眠

鼻づまりで苦しそうな子には、頭部が少し上がるよう布団を工夫して呼吸がしやすいように配慮した。睡眠リズムが少しずつ整ってきて、1回にまとまった睡眠がとれるようになってきた。

身体発達

手足の力が強くなり、立位が安定すると共に視界が変化し、棚の上のものに興味を示す子が増えた。棚に足をかけてのぞこうとしたり、手を伸ばして触ろうとしたりしている。また、テーブルの上によじ登って座ろうとするなど、探索活動が活発になってきている。そのため、巧技台やコアラマットなどをさまざまな形に組み合わせ、高低差をつけて、室内でも身体を使って遊べるように工夫した。

情緒

今月は休日が多く、休み明けは保育者に甘える姿が多く見られた。ゆったりとした雰囲気で関わり、安心して過ごせるよう一人一人の気持ちを受けとめ、天気の良い日には戸外に出て気分転換を行った。

言葉

絵本に興味をもつ姿がみられるようになり、何度も同じ本を読んでもらうことを喜ぶ子もいる。言葉の理解や発語が進み「まんま」「しぇんしぇ(先生)」など、場面に応じた言葉を言える子が少しずつ増えてきた。保育者からの挨拶や「どうぞ」「ありがとう」「いいこ、いいこ」などの声かけに動作で応じ、やりとりを楽しんでいる。

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