食事
全員が完了食。ほとんどの子がスプーンに興味を持ち、手づかみと併用で食べている。スプーンからこぼれそうになると、反対の手を添えてこぼさないようにする子や、器を持って食べる子など、両手を使う姿が少しずつ増えてきた。甘えたい気持ちを受け止めつつ、楽しい雰囲気の中で、自分で食べようとする意欲を大切に適切な援助を心がけた。
排泄
排便や排尿を感じているようで、股をさわって保育者に訴える姿が増えてきた。いきんでいる姿が見られた時は、友だちがそばに行かないようそっと見守り、安心して排泄できるような環境を整えた。
健康
鼻水や、咳の症状が出ている子が多かったが、機嫌良く過ごしていた。鼻水はこまめに拭きとり、職員の手洗いもこまめに行い感染症予防に努めた。肌が乾燥している子も多かったので、ワセリンでこまめに保湿した。特に鼻水が多く出ている子は、鼻の周りの保湿は丁寧に行った。
睡眠
体調によって午前寝をする子がいるが、一回のまとまった睡眠が取れるようになってきた。午睡時の咳き込みや、鼻の奥に鼻水が溜まっているような様子が見られた時は、頭部を高くするなど呼吸のしやすい姿勢で眠られるように配慮した。
身体発達
走る、ジャンプする、よじ登る、すべるなど、活動的な動きを好むようになってきた。個人差や意欲に合わせて、マットや滑り台、階段などを使って保育者や友だちと楽しみながら安全に配慮し、体を動かす機会を設けた。
情緒
追いかけっこや「いないいないばあ」を楽しんだり、一つのブロックを一緒に組み立てたり等、好きな遊びを通して友だちとの関りが広がってきている。思いやりも芽生えているようで、友だちが落としたおもちゃを拾ってあげたり、欲しがっているおもちゃを探してあげたりする姿が見られるようになった。
言葉
伝えたい気持ちが芽生え、指さしや喃語、片言やジェスチャーなど、それぞれの方法で思いを伝えようとする姿が多く見られた。思いが伝わると、どの子も嬉しそうな笑顔を見せ、気持ちを表現する意欲につながっているようだ。言葉に興味を示す子もおり、保育者の言葉を一生懸命真似ようとする姿も見られた。
