1歳みかん組2022年度7月のまとめ

食事

食事への意欲は大きく、保育者が食事の支度をするのを敏感に察知し、手を洗い始める子や仕度を始める子がいる。全体的に意欲的に食事を摂っており、高月齢の子はスプーンを三点持ち出来るようになってきている子がいる。低月齢の子は手づかみとスプーンを併用しながら食事を摂っている。子どもによっては食の好みはあるが、苦手な食材を保育士が「ひとくち食べてみようか」と声をかけてみると食べておいしいと知ったり、友だちがおいしそうに食べている姿を見て自ら口へと運びおいしいことを知って食べ進めたりする姿も見られる。

排泄

活動の合間に一定の間隔でトイレに誘っている。遊びに没頭している時もあるので、タイミングを見て遊びを中断しないように声をかけることで、子どもたちは抵抗感なく保育士の誘いでオムツを交換できるようになってきた。保育士が「おしっこでたかな?」と問いかけると、「でてない」と報告できる子もいる。

健康

暑い日が続いたため、室温湿度の調節や外遊びは危険のないよう配慮をした。

月の後半では感染症にかかる子が多くおり、登園時の視診や園生活のなかでの体調をこまめな観察等、ちょっとした変化も見落とさないように心がけていった。

日中の活動内容は、子どもたちのその日の体調に合わせて無理のないように柔軟に計画をするようにした。

睡眠

食事の後は午睡であるという生活の流れがよく分かるようになり、自分の布団を見つけて横になっている。保育士の見守る中で自然と入眠したり、少し遊んでから満足して眠くなると布団に入り入眠したりしている。

身体発達

今月は保育室で体を動かす遊びを多く取り入れることができた。巧技台を使った遊びでは平均台や台のよじ登りを以前は少し怖がって見ていた子がいたが、挑戦してみようという気持ちが大きくなり、それぞれのペースで取り組んでいる姿が見られる。低月齢の子は体幹が安定してきて転びにくくなったり、階段を立って昇り降りができるようになったりと成長が見られた。

情緒

自分の気持ちを言葉や喃語で表現できるようになり、その時に感じたことを保育者や友だちとやり取りして楽しんでいる。一人遊びすることもあるが、友だちと一緒に同じ遊びをしたり真似をして笑い合ったりと、友だちと一緒に遊ぶ事の楽しさを味わえるようになってきた。

言葉

高月齢の子は単語や2語文が出始めている。低月齢の子は喃語や声を発する事で自分の気持ちを表現している。保育士や友だちとのやり取りの楽しさが分かるようになり、言葉や身振り手振りでやり取りをして楽しんでいる。

 

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