健康
新型コロナウイルスの流行もあり、今まで以上に丁寧に手洗いをする姿が見られた。入室時や食事前の手洗いの習慣が身についてきている。うがいについてはその都度、ガラガラうがい、ブクブクうがいができるよう、声かけをしていった。空気清浄機の活用とともに、換気を十分に行い室内環境に気を配った。
人間関係
幼児クラス合同や、年少児クラスとの合同で保育することが多く、異年齢児と関わる機会が多かった。年長児の遊びを真似たり年少児の様子を気にかけたりと、関わりの中から進級への喜びが感じられた。
環境
春の自然に触れる機会を増やすため、戸外遊びを十分楽しめるように時間を多くとった。虫の好きな子どもたちは、虫探しや、虫の観察にじじっくり集中し、楽しむ姿が見られた。
言葉
4月の歌「春がきた」の歌詞に興味を示し、歌う前から一生懸命歌詞を声にして読む子どもの姿が多く見られた。文字への興味が増してきているので、言葉を文字にすることで言葉の興味関心につながるよう働きかけた。
表現
折り紙、はさみを使ったタンポポの制作では、ハサミがうまく使えずやる気がなえてしまう子もいたが、保育者の援助や取り組みの工夫で自ら積極的に取り組むことができた。切った折り紙は、お手本を参考にしたり自分のイメージを大切にしたりして貼りつけ、思い思いのたんぽぽになった。
食育
三点持ちが定着するよう、個別に丁寧な声かけを行う。進級により机といすのサイズが大きくなったため、足の裏がしっかり床につかない子どもには、足置きを置いて高さの調節を行った。自分で食べられる量を保育者に伝えてよそってもらい、少しでも苦手なものが食べられるように促した。