2歳こぐま組2021年度2月のまとめ

食事

ほとんどの子が箸を使って食べる姿があったが、時々箸を振り回したり、ご飯が進まない時に噛んでいたりすることがあった。「箸が友だちに当たってしまうよ」「箸が折れたら危ないな」など、その都度話しをし、危ないことを知らせていった。

ごはんが最後に残り食べられない子には、あらかじめ最初に減らしておいたことで、無理なく食事ができるようになった。全部完食できることで、食べれたという自信に繋がっていった。

排泄

布パンツになることを喜びトイレに行っていた。時々布パンツに履き替えることを嫌がる子には、無理強いせず紙パンツで対応するようにしていった。自分で尿意を感じトイレに行ったり、紙パンツの子も活動の節目などにトイレに誘うとトイレで排泄していた。できた時は一緒に喜び、失敗していても安心できるような声かけをし、自信に繋がるようにしていった。

健康

休むことなく元気に過ごしてはいたが、鼻水や咳がでる子がいた。こまめに拭き取ったり自分でかんだりして、清潔にするよう心がけるようにしていった。
室内の換気をするため、定期的に窓を開けて空気を入れ替えたり、空調にも配慮した。

食事を終えると喜んで歯磨きをしていたが、新型コロナウイルスの感染を防ぐため、一人で歯磨きをするようにした。一人ですることで遊ぶことが減り、待っている子に代わっていた。

睡眠

給食の時間をずらしたことによって、昼寝をする時間に、0.1歳児が寝ていることもあり、寝つけなくても静かに布団に入ってる姿が見られた。一人一人の寝るタイミングをみて声をかけるようにし、背中をさすったりトントンしたりし、側に寄り添うようにしていった。

身体発達

気温が低かったこともあり、戸外に出かけることは少なかったが、雪が積もった次の日の天候によっては雪遊びを楽しんだ。子どもたちも雪遊びを楽しみにしており、「今日雪あそびする?」「手袋持ってきた!」など寒さに負けることなく喜んで遊んでいた。また、戸外で遊べない分、室内では、マットや大型積み木、ボールプールなどを用意し、身体を思いっきり動かして遊べるよう配慮していった。

室内では、パズル、粘土、塗り絵、製作などをして、手先の発達を促し楽しめるようにしていった。

情緒

気の合う友だちを誘って、遊びを共有して楽しんでる姿があった。遊んでいる物を貸して欲しい時に言葉で伝えることができるようになったが、ちょっとしたことで取ったり叩いたりしトラブルになることがあった。お互いの思いを汲み取り、相手の気持ちや思いを知らせるようにしていった。

かるた取りを楽しむ中で、かるたの取り合いになることがあったが、繰り返し楽しむことで、譲ったり「○○ちゃんが早かったな」と言ったりし、お互いを思いやり、友だちと一緒に楽しむ姿が見られた。

言葉

パネルシアターや絵本や紙芝居の内容を覚えていて、見ながら一緒に台詞を言ったり、ごっこ遊びを通してキャラクターになりきり、友だち同士で遊んだりする姿が見られた。

かるた取りを通して言葉に興味をもち始め、「これ○○ちゃんの○か?」「○○(おばけの名前)の○だよな」など、かるたを取る時に字を見て取る子もいた。また、上の句を読むだけで、かるたを取る子もいた。自分の取った枚数を数えたり、いろいろな物を見ることで、文字や数により一層興味が持てるようにしていった。

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