1歳うさぎ組2019年度12月のまとめ

食事

「おいしいね」など、子どもたち同士で話しながら給食を食べる姿がある。苦手な食べ物でも、友だちが食べていたり「おいしいよ」と声をかけられると興味を持ち、食べてみようとする姿があった。保育者も「○○ちゃんがおいしいって食べてるね」「○○ちゃんも1口食べてみようか」など声掛けをし、いろいろな食材に興味が持てるように関わっていった。

排泄

紙パンツに便が出ると「うんち出た」と言って知らせたり、自分の紙パンツを持ってきて、便が出たことを知らせる子がいた。「すごいね」「きれいにしようね」など声をかけ、子どもの姿を十分に認め、きれいになった心地よさを知らせていった。また、トイレに誘うと、上手くトイレで排尿できる子もいた。「すごいね」「トイレでできたね」など子どもの喜びに共感し、自信へとつなげていった。

健康

体調を崩す子も少なく、元気に過ごす。鼻水が出ると「鼻が出た」と言って知らせに来たり、自分でティッシュをとって拭こうとする姿があった。「きれいにしようね」など声をかけきれいに拭き、きれいになった心地よさを伝えていった。

睡眠

室内遊びが増え、体力が余っているせいか寝つきが悪かったり、なかなか眠たくならない子がいた。寝ている子の妨げにならないよう、絵本を見るなど静かに遊べる環境を作り、子どもたち一人一人のペースで眠ることができるようにしていった。

身体発達

手先が器用になり、パズルやシール貼りなどの遊びをじっくりと楽しむ。何度か繰り返して遊ぶと、覚えてすらすらとパズルをはめていた。マットの上で、身体を支えて前転をして楽しんだ。手をしっかりつくことを覚えて繰り返し楽しんでいった。

情緒

“友だちと同じ玩具がほしい”“友だちの持っている玩具がいい”などのこだわりがあり、玩具を取ろうとしたり、友だちを押したりする子がいた。保育者が仲立ちとなりながら、「“貸して”だよ」「○○ちゃん、次はお友だちにかしてあげてね」など言葉にして繰り返し伝えていった。

言葉

月齢の小さい子も言葉がぐんと増え、保育者の言葉を真似たり、「○○ちゃん」と友だちの名前を呼んでは積極的に関わろうとする姿があった。また、「○○ちゃんがえーんえーん」と泣いている子のことを知らせたり、「おいしい、あーん」などと声をかけてくる姿があった。子どもの伝えようとする言葉にゆったりと耳を傾け、具体的に言葉にして受け答えしていった。

育児あれこれ