健康
6月中旬頃からRSウィルスが感染していき、咳や熱がでて休む子がいた。また、登園してきてもなかなか咳や鼻水が治まらなかったり、体調が優れなかったりする子もいた。鼻水がでている時は、こまめに拭き取るようにし清潔を心がけるようにしたり、こまめに熱を測ったりしていった。少しの変化に気づき、登降園時に家庭や園での様子を伝え合い連携をはかるようにしていった。また部屋の気温や服装にも気をつけ快適に過ごせるようにしていき、戸外から帰った際は、水分補給を心がけるようにした。
人間関係
友だちに慣れてきたことで、友だちに興味をもち関わろうとしたり、友だちの持っている物を取ろうとしたりする場面がみられるようになった。「一緒に遊びたいね」「後で貸してもらおうね」など、気持ちを代弁しながら、仲立ちするようにしていった。
環境
一人歩き、伝い歩き、ハイハイ、ずりばいなどで気になる場所へ移動し、活発に動き回り遊ぶ姿があった。また状況に応じて0歳児だけ別のフロアで遊び、ゆったりとした雰囲気の中で楽しむことができ、1,2歳児も伸び伸びと遊べていた。
気温が高い日が多かったため、戸外に行く機会がほとんどなかったが、室内でマット遊びや音楽をかけ思いっきり身体を動かし楽しんでいった。また型はめなど手先を使って遊べる玩具を用意し、指先の発達を促せるようにしていった。
言葉
保育者とのやり取りの中で、喃語がたくさん聞かれるようになってきた。また、「バイバイ」「ばぁあ」など一語文を話す子もいた。子どもの声に耳を傾け、丁寧に言葉を添えながら保育者とやり取りする楽しさを感じられるようにしていった。
表現
音楽が流れると手をたたいて喜んだり、身体を揺らしたりして楽しむ姿があった。保育者も一緒に歌ったり手をたたいたりすることで、楽しい気持ちを共有していった。
テラスに出るとたくさんの生き物がいて、「チョキチョキだね」「おおきいね」「触ったらいたいいたいね」など話しすると、難しそうな顔をして興味津々に見ている姿があった。
食育
どの食事形態の子も喜んで食べたり飲んだりする姿があった。完了食の子は遊び食べになる時もあるが、手づかみやスプーンで意欲的に食べる姿が見られるようになってきた。食べにくそうな時は、食材をあらかじめ小さくすることで、スプーンですくいやすくなったり、食べやすくなったりしていた。またその際、「おいしいね」「じょうずだね」など声をかけながら楽しい雰囲気の中で食事をし、食べる意欲に繋げていった。