0歳りす組2019年度7月のまとめ

食事

月齢の大きい子は、完了食に移行する子が増え、自分でスプーンや手づかみで、意欲的に食べている。今月より初期食から中期食へ、中期食から後期食へと、一人一人のペースに合わせてスムーズに移行でき、喜んで食べている。食材によっては咀嚼に時間がかかることもあるので、口の中の様子を見ながら無理なく食べられるように気を付けていった。

また、授乳では、しっかりミルクを飲む子やコップで少しずつ飲む子がいる。ゆったりとした気持ちで、優しく語りかけながら、授乳していった。

排泄

おむつ交換に誘うとパンツを押さえて保育者の所へ来る子がいる。タイミングが合えばトイレで排泄が出来た子もいた。また、交換時に体の向きを変えて動こうとする子もいた。好きな玩具を持たせたりして、機嫌よく交換できるようにしていった。また、「気持ちよくなったね。」と、言葉掛けをしながら、心地良さを知らせていった。

健康

発熱、鼻水、咳や流行性の感染症に罹る子が多かった。保護者と子どもの様子を細かく知らせ合い、一人一人の体調を把握し、体の変化に対応できるようにしていった。また、汗をかいた時には、細めに着替えたり沐浴をするなどして、快適に過ごせるようにしていった。

睡眠

月齢の大きい子は、生活リズムができてきて、食事がおわると抱っこで、優しく背中をさすると、安心して入眠する。月齢の小さい子は、抱っこをしたり、子守唄を歌い、心地良く入眠できるようにした。一人一人のリズムに合わせて、安心して快適に眠れるように室温を調節していった。

身体発達

月齢の小さい子は、寝返りやお座りが出来るようになったり、つかまり立ちや伝い歩き、一人立ちする姿が見られるようになった。月齢の大きい子は一人歩きが確立した子が増えて、探索活動を楽しむ姿が見られるようになってきた。それぞれの発達段階に応じた動きが十分できるよう、場所を確保し、安全面にも配慮した。

情緒

特定の保育者に抱っこを求めたり、泣いて訴えたりする子がある。保育者が側につき、安心して過ごせる環境を作っていった。月齢の大きい子は、友達に興味が出てきて、近くに行って、一緒に遊ぼうとする姿や、同じ玩具を取ろうとして、手を伸ばそうとする姿が見られた。保育者が側について同じ玩具を一緒に探し、遊ぶ楽しさを共有できるようにしていった。

言葉

絵本に興味を持ち、真剣に見ている。語尾を真似したり、次のページに出てくるものを覚えていて、「わんわん」「にゃー」と言ったりする。また、保育者が、「どこかな?」と言うと、「これ!」と、絵を指差す姿もある。月齢の小さい子も、保育者に語りかけるように、喃語を語ったり、声を出して笑う子がいる。一人一人の言葉にゆっくりと応え、やりとりが楽しめるようにしていった。

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