言葉
・午睡の時間は他のクラスが寝ているため、最初は保育者が声を掛けるが、周りが見えるようになり「いまはしずかにしようね」「ほかのくらすがおきちゃうよ」「ありさんのこえだったよね」と声を掛け合い、自分たちだけではなく、周りにも声を掛ける姿が見られた。
環境
・使った玩具は最後まで片付けず、次の玩具を出してしまったり、友だちが玩具を落としてしまっても「つかってないからひろわない」といったり、他人事になってしまうことが多かったため、使ってないから拾わない、少ししか使ってないから片付けないではなく、身の回りのことに気付き、自分から積極的に行動できるよう関わった。
表現
・おたのしみ会の練習の中で、役に合わせた動き、声などを自分たちで決め、身体や言葉など、全身で表現する姿が見られた。また、練習を通して友だちの動きをみて「〇〇がじょうずだね」を褒める姿や、自分の役ではないものになりきって、役を交換して遊びの中で劇ごっこを楽しむ姿も見られた。
健康
・気温に合わせて衣服の調節ができるよう、必要に応じて声を掛けたが、寒くても半袖で過ごしている子が多かったため、改めて季節に合った過ごし方を伝えた。
・鼻水がでると自分で気づいて拭く子と、鼻水がでても気にしない子がいたため、鼻水を吸うのではなく、ティッシュで鼻をかむように伝えた。
人間関係
・友だちへの思いやりの気持ちを大切に関わっているが、どうしても他人事になってしまうことがあり、保育者が「〇〇してもらえたらお友だちは嬉しいと思う」「どんなきもちかな?」と気持ちを代弁し、互いの気持ちに気づけるようにした。代弁することにより、「そうだね」と気づくことができた。