4歳きりん組2024年度1月のまとめ

健康

・年末年始の休み期間中に体調を崩し、インフルエンザに感染した子どもが何名かいたが、その後大きな感染症が流行ることもなく、ほとんどの子どもが元気に登園している。寒暖差やアレルギー症状からくる、咳・鼻水が収まらない様子もあるが、発熱を伴う風邪症状は大きく起こっていない。咳をしていて、苦しそうにする場合には、水分を多く摂るように声をかけたり、走って遊ぶ遊びではなく、ゆったりとしてすごすようにするなどして子ども自身が遊び方を工夫するなどの気付きもあった。

人間関係

・大きなトラブルもなく、穏やかにすごす日々が多く続いている。ささいなことで、うまく関係が築けないこともあるが、子どもたち同士で話し合いをしたり、言葉での解決を持ちかけたりして、自分たちで解決しようとする様子が増えた。小さなグループがいくつかできていて、その中で穏やかにすごす遊び方を子どもたちが見つけているように感じる。

環境

・フリージアの球根を植えてから、生長をとても楽しみにしている様子が多く見られる。
机の席のグループとは別の形で『水やり当番』を設け、保育者の声かけがなくても「昨日は〇〇チームだったから今日は〇〇チームだね」と順番を変えながら、当番活動も喜んで行っている。また、机の席グループも変更した。毎回、子どもたちと一緒にグループの名前を考えていたこともあって、ひとつのことをみんなで考える時間にも、集中して取り組めるようになった。

言葉

・自分が相手にこの言葉を使うことによって、相手がどんな気持ちになるのか考えるということを伝える機会がたびたび見られた。そのうえで、なぜ自分もこういう気持ちになっているのかを友だちや保育者に伝えることができるように、仲介しながらやりとりを見守った。
・報告したいという気持ちが強くあり、保育者に出来事を伝えようとする姿が多い。相手が他者と話している際は、待つことで周りの様子もみながら会話を弾ませることが増えている。

表現

・文字に対して、興味・関心を抱く子どもが増えていることを踏まえて、新年の制作では書き初めに挑戦した。見本をみながら『へ』の平仮名を書き、その上に自分の名前を書くように促すと、「難しい」と言いながらも、やってみたいと意欲的に参加している姿があった。その後、自由遊びの際にも『名前』を書いてみようとする子どもが増え、ひらがなに対してより関心が高まったように感じる。

育児あれこれ