2歳りす組2025年度8月のまとめ

食事

咀嚼回数が少なく、口の中の食べ物が大きいまま飲み込もうとしてしまったり、フォークに乗せる食材の量や大きさがまだ分からず、口に無理やり入れようとしたりする子もいた。各テーブルに保育者が必ず付き、咀嚼を促し安全に食事を楽しめるようにした。果物を楽しみにしている子が多い。

睡眠

体力がつき、今までよりも入眠時間が遅くなってきている。寝返りを打ち、うつ伏せになる子も稀にいるのでその都度体位を変え、仰向きで眠れるようにしている。顔をタオルで隠す子や、指吸をして眠る子もいるのでそばで様子を見守りながら、ぐっすり眠ったころに顔には何も触れずに眠れるようにしている。

排泄

布パンツに移行した子たちは、自分で尿意を感じられるようになってきたのか、自らトイレへ行くことが増えた。紙パンツの子たちも、トイレでの排尿が習慣的になってきている。家庭と連携を図りながら、布パンツに意欲がある子たちは積極的にトイレトレーニングを進めていきたい。

健康

咳、鼻水は落ち着いてきた。外気と室内温度の差が大きく、体に疲れも見られるのでこまめに換気をしたり、水分補給をしたりして体調管理に気を付けた。戸外遊び後にシャワーをすると「きもちいい」「きれいになった」と子どもたちから反応も見られるようになった。シャワーを嫌がる子もいるが、保育者が「顔は濡れないからね」と声をかけると安心している様子も見られた。

身体発達

クレヨンは上手からではなく、下手から持つようになる。
力の加減が少しずつできるようになり、遊びや活動に応じて調節する姿も見られた。両足ジャンプもスムーズになり、体操をすると全身を使って体を動かしている。

情緒面

他児同士がトラブルになっていることに気づくと、間に入り「だめよ」「ケンカしないよ」と仲裁しようとする姿が見られた。イヤイヤ期も全体的に落ち着いてきたようで、思い通りにならないときは言葉で保育者に気持ちを伝えようとしている。他児との関わりで満足感を感じ、安心して過ごせるようにしていく。

言語

保育者や他児との関わりの中で、自分の思いが強くなるとつられて言葉や態度まで強くなる姿が見られた。伝えたい気持ちを十分に受け止めながら、相手への言い方や伝え方を優しくできるよう知らせた。また、大人に対しての言葉遣いや態度なども強い姿があったので「優しく言ってほしいな」と丁寧に伝えた。幼児クラスへ向けて周りとのかかわり方なども、今後少しずつ伝えていきたい。

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