食事
給食の時間が近づくと「きょうのごはん、おにくかな?おさかなかな?」「バナナ!?やったー!」と会話が聞こえるほど給食を楽しみにしている。好き嫌いははっきりしているが、好きなものには「おかわりちょーだい」と満足するまでよく食べている。「これいらない」とお皿を遠ざけていた子が、友だちの食べている様子を見て、自分でお皿を近づけ食べる姿もあった。
睡眠
先月同様、食事中に眠くなり早めに寝る子や、布団に横になりしばらくゴロゴロしてから眠る子もいる。保育者にトントンしてほしい子や、布団を掛けると「トントンしない」と自分で入眠していくなど、入眠スタイルもさまざまだ。入眠中に咳が多く出る子もいたので、頭の方を高くしたり、横向きの体勢にしたりして、一人一人のペースで休息がとれるように見守っている。
排泄
声を掛けられてトイレに向かう子や、自分のタイミングで「おしっこ」と行く子、友だちの姿を見て行く子がいる。パンツで過ごしている子や、紙パンツだが、ほとんど濡れずに過ごしている子もいる。便座に座るのを嫌がる子もいるので、無理強いせず、一人一人のペースに合わせて援助していきたい。
健康
気温差などから鼻水、咳、発熱、軟便と体調を崩す様子が見られた。鼻水は自らティッシュを取って拭いたり、保育者に拭いてと話したりする姿があった。自分でしようとする姿や、気持ちを大切にしながら援助して心地良く過ごせるように努めた。気温、湿度が高い日も多く、水分補給をこまめにして、タオルで身体を拭いて着替えるなど、体調管理に気を付けた。
身体発達
園庭遊びへと階段を降りるときには、手すりにつかまりテンポよく歩き、部屋に戻るときには「もっと遊びたい」とゆっくり歩く姿が見られる。お散歩などで友だちと手をつないだり、並んだりして歩くときには、スピードを調整して、歩幅を合わせている。気持ちが体の動きに大きく影響している。子どもたちの気持ちが高まるような遊びの中で、全身を動かして遊ぶ楽しさの経験を積み重ねていきたい。
情緒面
友だちが登園すると、嬉しそうに入り口に迎えに行く姿が見られる。友だちと一緒に遊ぶ姿や、会話を楽しむ姿も見られたが、口調が強くなったり、相手の持っている物と自分の物の区別が分からなくなったりしてトラブルになることもあった。保育者も一緒に遊び、仲立ちしながら互いの気持ちに寄り添っている。
言語
「だいじょうぶ」「一緒に遊ぼう」「〇〇ちゃんすき、だいすき」との言葉がよく聞こえる。自分の思いを、言葉や、涙、怒りでしっかり表現し、受け止めてもらってきた経験が温かい言葉へつながっていることを感じる。言葉でのやり取りを大切にして、気持ちが通じ合う喜びが感じられるように関わっていきたい。