食事
入園当初は、情緒の不安定さから食欲がわかない様子も見られたが、安心して過ごせるようになってくると、落ち着て食事が摂れるようになり、食欲も増してきた。保育者に介助をされながら、手掴みや食具を使って自分でも食べようとする姿も見られる。
睡眠
食事の後半から眠くなる子どももいる。食後は、着替えやオムツ替えを済ませ、気持ち良く入眠できるようにしている。入眠時は、個々に合わせ気持ちよく入眠できるように、寝かし付けを工夫している。安心して眠れるようになってくると、自ら布団に入り入眠する子どももいた。
排泄
個々の排泄に合わせて、オムツ替えをするようにしている。オムツ替えを嫌がる姿はなく、保育者に掴まり立ちながらオムツ替えをする。その際、保育者が「足上げて」などの言葉掛けをすると応じて足を上げる仕草を見せる子どももいた。
健康
入園して二週間ほどすると新しい環境の中で過ごすため、疲れや季節の変わり目で、体調を崩す子どもが多くなっていき、咳や鼻水、発熱などの症状があった。
戸外遊びや食事の前には手洗いが習慣となるように毎日行うようにした。水分補給をこまめに行ったり、排尿量を確認し、熱中症に十分留意した。
身体発達
歩行が完了している子どもは、滑り台やボールハウス、トンネルなどで活発に遊んだり散歩先で保育者と手を繋いで歩いたりする姿も見られた。
ハイハイをしている子どもは、つかまり立ちや伝い歩きなども楽しみ、探索遊びをしていた。玩具につまずいて転ばないように、こまめに片付けをするようにし安全面に配慮した。
情緒面
全員新入園児ということもあり、入園当初は泣いている姿が多かった。月末頃には、泣いている子どもが少なくなり、日中も遊びを楽しんだり、ハイハイで探索遊びを楽しんだりする姿が見られた。情緒面が落ち着いてくると、笑顔で過ごし、保育者との触れ合い遊びをして喜ぶ様子も見られた。
言語
「ママ」「せんせい」など意味のある言葉を発する子どももいる。喃語を発して楽しむ姿も見られる。子どもたちの発する言葉に優しく応答し、保育者と目と目を合わせて笑顔を返す姿も見られた。歌や手遊びを行なうと保育者の仕草を模倣したり、手を叩いて喜んだりしていた。