食事
園生活にも慣れ、一日の流れを理解してきたからか食事の時間になると手を洗いに来たり、椅子に座ったりして食事の時間を楽しみにしている姿が見られる。食に意欲的な子が多く、たくさん食べておわかりもしている。おかわりが欲しい時にはスプーンを上にあげたり皿を保育者に渡そうとしたりしてアピールをしている。
睡眠
先月同様、戸外へ出かける機会を多く作り、体を動かせるように保育を計画したことで給食後は自分の布団に横になり、一人で入眠する子が多くなったように感じる。4月はだっこで入眠する子もいたが、トントンで入眠できるようになり、子守唄を歌うとスムーズに入眠する子もいた。
排泄
午睡明け、便座で排尿する子もいた。紙パンツがいっぱいになると「ちっち」とオムツをたたいて教えてくれる子や、排便をすると紙パンツを持ちトイレの前に行き、保育者に知らせる子もいた。オムツ替えが気持ちいいと感じることができるよう、紙パンツを取り換える時に「きもちいいね」「すっきりしたね」と取り換えたことの気持ちよさを保育者が言葉にして伝えた。
健康
37.5℃以上の発熱がなくても、咳が続いていたり、顔色がいつもと違ったりした時には保護者に電話連絡をし、子どもの様子を知らせ早めのお迎えに協力をしてもらう。4月は鼻水を拭くことを嫌がる姿も見られたが、保育者が「お鼻拭くよ」と声をかけると嫌がらずにじっと待つ姿も見られた。
身体発達
保育者が体操の音楽を流すと体を揺らして楽しそうに踊っている。室内でボールプールをすると、上へ向かってボールを投げようとしたり、ボールを両手で3~4個持とうとしたりしている。非常階段の上り下りも保育者と手を繋いでゆっくりとできるようになった。
情緒面
園生活や担任にも慣れ、泣いて登園する子はおらず笑顔で過ごしている。保育者だけでなく、子ども同士のやりとりも多くなり相手の表情をのぞき込んだり、泣いている子の頭をなでたりする姿も見られる。7名と少ない人数なので落ち着いて過ごせるようにした。
言語
絵本の読み聞かせをすると「あ!」「これ」と指差しをしたり、不明瞭ではあるが言葉を話したり、発語が多く見られるようになる。園生活でつかう簡単な言葉(まんま、ないない、おきがえ)と意味が少しずつ一致してきているように感じる。