食事
11月よりフォークを使い始める。思っていたよりも嫌がったり、上手く使えなかったりする様子はなかった。食材をさせることで使いやすそうな姿も見られる。果物やパンもフォークをさして食べようとする姿が見られるが、フォークを使う喜びを感じてほしいのでマナーは少しずつ知らせていきたい。
睡眠
自分の布団に横になり、保育者が寝かしつけをしなくても自然と眠る子と保育者が側について寝かしつけをするまで話をしたり、体を動かしたりしている子がいる。活動によっては14時過ぎまでほとんどの子が眠っている日があった。
排泄
保育者の声掛けや促しなど一人一人のタイミングでトイレにきて紙パンツの交換をしている。便座にも積極的に座っている為、側で見守り排尿出来た時には大いに褒め喜びを共感するようにしている。ズボンの着脱も自分でしようとする姿があり、少しずつ上手に履ける子が増えてきている。
健康
咳や鼻水が出る子が多く、数名発熱した子もいた。体調により情緒が不安定な様子が見られる子がいた為、機嫌などにも気を配るようにした。また、寒い日が増えてきたので戸外遊びの際には上着を着るようにし、室内も暖房と加湿器をつけて寒さ対策をした。
身体発達
行事などにより散歩に行く機会は少なかったが、テラスや園庭で思い切り体を動かして遊んだ。園庭では、砂遊びだけでなくお兄さん・お姉さんと一緒に走り回ったり、ぽっくりに挑戦したりして遊ぶ。散歩では、行き帰りで順番に保育者と手を繋いで歩いたり、安全な場所では友だちと手を繋いで歩く練習をしたりもしている。
情緒面
「自分で」という気持ちが強くなり、食事や着脱など様々なことを自分で取り組んでいる。まだ上手く出来ない部分もあるが、さりげなく手伝い達成感を味わえるようにしている。友だちの遊びに参加したり一緒に関わって遊んだりする姿が増えている中で、意思疎通が上手くいかずにトラブルになることがある。その為、保育者が子どもの気持ちを言葉にして代弁し落ち着けるようにしている。
言語
「やきいもグーチーパー」や「どんぐりころころ」など季節の歌を楽しむことが出来た。高月齢の子は「〇〇いた」「やりたい」「痛い」「出来ない」など様々な気持ちを言葉で伝えている。友だち同士で言葉のやり取りをする姿も増えてきた。低月齢の子はまだ気持ちを上手く言葉に出来ず仕草などで伝えている為、言葉にして代弁し更なる発語に繋げていく。