健康
・10月に入っても日中の暑さは続いていた。月の後半になると朝夕の寒暖差が大きく感じられるようになり、それに伴い子どもたちは咳・鼻水の症状が出始めている。発熱はないが、咳が多く出ている子どもが増えて、特に午睡の時間に入眠すると苦しそうに咳をしている子どもが多く見られた。家庭と情報を連携し医療機関への受診をした際の連絡や薬の服用状況などをこまめに共有した。
人間関係
・少しずつ暑さも和らぎ戸外での活動が増えた。園庭遊びでは、クラス全体で氷鬼をして遊んだりだるまさんがころんだをしたりして、集団遊びによる友だちの輪が広がっている。
・室内では、遊びに集中して静かに過ごすことが増えている。カードゲームなどの遊びも引き続き人気で、特定の友だちと同じ遊びをするというのではなく、やりたいと感じた遊びに友だちを誘い、一緒に遊ぶという姿が多くみられる。友だち同士でルールの確認や、声の掛け合いなど増えており、トラブルなく過ごしている時間が長くなっている。
環境
・保育室の環境設定を変えたことにより、食後の子どもたちのすごし方が以前より落ち着いてすごせるようになっている。相手のことを考え、この時間は静かにすごす方がよいなど考えて時間をすごしている。
・着替えた洋服を保育者の声かけがなくても畳んで持ち帰ることができるようになった子どもが多くみられる。しかし、自分のロッカー内の整理整頓には関心がまだ向かず、乱れた状態になっていることが多くあるので、引き続き整理整頓に興味・関心が向くようにクラス全体で取り組んでいきたい。
言葉
・友だち同士での会話、保育者との会話、相手に質問をする際などの言葉選びがとても上手になった。特に、相手に質問をすることに喜びを覚え「〇〇はなんですか?」など、丁寧な言葉で相手に質問できるようになっている。
表現
・発表会に向けて、少しずつ練習が始まった。楽器に触れるのは、初めての子どもも多くいるが、嬉しそうに参加し「やってみたい」と意欲的な姿がみられる。その中で、これではなくてこっちがやってみたいなど自分の思いを表現し、意欲が向く方に対しての参加の意思表示もあり、みんなが楽しく参加できるように工夫して進めていくようにする。