食事
食事の時間になり、配膳台が保育室に入ってくるのを見ると、手に持っていた玩具を片づけて自分から席に座る姿が見られた。寒さからか、水分量が減りお茶をなかなか飲まなくなる子もいたので、活動の切れ目にお茶を飲む回数を意識的に増やした。アレルギー児の安全考慮のためにも、今まで以上に手洗いや着替えを丁寧に行っていく。
睡眠
成長とともに体力がついてきて、今までは給食後にはすぐ布団に横になり一人で入眠していた子も、入眠までに時間がかかるようになった。周りがざわざわしているとなかなか寝付けないような姿も見られていたので、無理に寝かしつけをすることはしていないが、落ち着いた環境で入眠できるように意識した。
排泄
先月に続き、トイレに興味を持ち始め便座に座ろうとする姿が多く見られるようになる。今まで便座での排尿があまり見られなかった子も、座ると自然に排泄するようになり、保育者とともに周りにいる子どもたちも一緒になって喜ぶ場面もあった。寒さで排尿間隔が短くなってきているように感じるので、タイミグを考慮して今後も便座に座る機会を継続していけるようにする。
健康
戸外から帰ってきた時や、食事前後の手洗いでは自分たちで蛇口を回して一人で手洗いができるようになった。まだ一人でやることが難しい子は、周りにいる子が気づいて助けている様子もあり、ハンドソープを渡し合う姿も見られた。鼻水がたくさん出ている子が多く、ティッシュで拭くと痛がる様子も見られていたのでぬるま湯で拭くと、痛みも少し和らぐのか拭くことを嫌がる姿は見られなかった。
身体発達
朝や夕方の支度(カゴの出し入れ)などを自ら積極的にやろうとする姿が見られた。靴や靴下の着脱はまだ難しい様子で、途中まで保育者が援助すると最後まで自分で履くことができている。手先が更に器用になり、パズルのピースも的確に置きたい場所に置いたり、今まで使っていたものよりも小さいシールをつまんで、紙に貼り付けたりすることができるようになった。一人一人違うので、子どもの成長に合わせた関わりをしていく。
情緒面
新入園児の友だちにも慣れてきた。担任が新入園児と関わる子が増えると、在園児の子どもたちも担任に甘える姿が見られ、寝かしつけや抱っこを求めていた。その反面、自分でいろいろなことをやってみたいという気持ちが強く表れはじめていて、保育者が援助しようとすると「イヤ」と拒否する姿も見られた。無理に手伝ったり、急かしたりすることはせず、時間に余裕を持ち気持ちを受け止められるようにした。
言語
言葉が出てくるようになり、保育者だけでなく子ども同士の言葉のやり取りも増えてきている。モノや色の名前、保育者や友だちの名前もよく覚えていて、名前を呼んでいる姿も多く見られるようになった。自分の気持ちを言葉で伝えるのが難しい場面も多いが、保育者が間に入ったり気持ちを代弁したりして言葉を促したことで、保育者の後に続いて自分の気持ちを言葉にする子もいた。