5歳ぞう組月のまとめバックナンバー

5歳ぞう組2020年度7月のまとめ

健康

前半は元気に過ごしていたが、気温が低い日があったり湿度が高く蒸し暑い日があったりで気候が不安定なこともあり、後半は咳や鼻水が出る子が増え、中には発熱する子もいた。鼻を吸ってしまう子もいるため、自分から気づいて鼻をかむように働きかけた。

暑くなり汗をかくことが増えたので、こまめに水分補給するように声を掛けた。

人間関係

7月になり、ようやくクラス揃っての保育が始まった。人数が増えたことで今までとは遊ぶ友だちに変化が見られるようになった。中には自分の気持ちを強く主張して相手の思いを受け入れることが難しいこともあったが、周りの子が間に入る等して解決する姿が見られた。

環境

遊んだ後は自分から積極的に片づけているが、合同保育等で他のクラスの子が片づけた玩具が違う場所にあるのを見つけた時も自分から片づけている。その姿を見て、周りの子も同様に真似ていて、良い影響を与え合っている。園庭や畑では、草が伸びていると「抜いて良い?」と保育者に聞いたりと、園庭の環境整備にも積極的に関わっている。

言葉

正義感から友だちの間違いに気づいた時に教えようとする姿が見られるが、言葉がきつくなってしまい相手を傷つけてしまうことがあるため、相手の気持ちになってどう伝えれば優しく伝えることができるのか話し合う機会が多かった。指摘ではなく、伝えることを大切にしていく。

表現

うたを歌うことを更に喜ぶようになり、何曲も歌って楽しんでいた。ひらがなに興味を持って読もうとする子が増えたため、歌詞を書いて貼っておくと、室内で遊んでいる時に見て歌っている姿も見られる。うちわ制作で、洗濯のりやアルミホイル等、普段あまり触れる機会の少ない素材を使って制作を行うと、より興味を示して楽しんでいた。…

5歳ぞう組2020年度6月のまとめ

健康

登園時の手洗い、うがいが身についてきて、保護者や保育者の働きかけがなくても自発的に取り組む姿が見られた。また、戸外遊び後に汗をかいた時の着替え、汗拭きを行うことで気持ち良さを感じ、すぐに自分から着替えようとするようになった。後半、発熱する子も出てきたため、気温の変化、暑さに気をつけていく。

人間関係

日に日に友だちの人数が増えることで遊びの幅が広がり、一緒にルールのある遊びやリレー等楽しんでいた。じゃんけんをしたり、話し合ってルール等を考えたり決めていたが、その中でトラブルになることもあった。なるべく見守るようにしたが、自分たちでどうしたら良いのか話し合うきっかけを与えることもあった。

環境

自分のロッカー、折り紙や制作物を入れるファイルを整理整頓し、自分で管理するようにした。自分で管理することで意識的に整理する姿が見られるようになったり、友だち同士教え合ったりする姿が見られるようになった。友だちと共有して使う空間もあることを知り、譲り合いながら使えるようにしていきたい。

言葉

テレビ等の影響で乱暴な言葉が出ることもあるが、少しずつ自分たちで気づいて適切な言葉で話そうとする姿が見られるようになってきた。

様々なことに興味・関心を示す子が多いため、保育者の話をよく聞き、次の活動を楽しみにしている。保育者が小さな声で話すと更に気になるようで、しっかり聞こうとしている。

表現

歌うことが好きな子が多いため、ピアノを弾くと喜んで歌っている。平仮名を読める子も増えているため、歌詞を貼っておくと、室内で自由に見て歌って楽しんでいる。

ローソクを使ってはじき絵を行うと、画材ではない身近なものでも遊べることを知り、喜ぶと同時に驚いていた。…

5歳ぞう組2020年度5月のまとめ

健康

入室時や食事前だけでなく、朝、登園時の手洗いうがいが身につき、声を掛けなくても自ら取り組むようになった。手の洗い方の絵を貼ったことで、見ながら丁寧に洗っている。「ガラガラうがい」と歯磨き後の「ブクブクうがい」が混同してしまうため、その都度伝えるようにしている。

人間関係

3~5歳児合同での保育だったため、小さい子と過ごす中で、年長児としての自覚を持って小さい子の手伝いや世話をする場面が見られた。また、日々一緒に過ごすことで、年齢に関係なく様々な友だちと関わり遊ぶようになった。

環境

以前から園庭の花や植物に水やりを行うのが年長児の仕事という意識はあり、自分からジョーロに水を入れて水やりをする姿があったが、畑にさつまいもの苗を植えたことで、更に水やりを行うという意識が高まった。日々畑に足を運ぶことでさつまいもへの関心を高め、愛情を持って育てられるようにしていく。

言葉

5月後半になって登園する友だちが増えたことで、友だちと会話することを更に喜んでいた。また久しぶりの登園の子は、休みの間の出来事を保育者や友だちに嬉しそうに報告していた。

テレビの影響もあるのか、「おい」「〇〇しろ」など、乱暴な言葉を使う姿が見られたため、その都度どんな言葉で話すと相手が嬉しいのか一緒に考えるようにした。

表現

折り紙などの制作を自分たちで本を見ながら折って楽しんでいた。分からない所は友だちと相談しあって折ってみたり、保育者に聞いていたが、ほとんどの工程を自分で仕上げようとする姿が見られた。そこから発展させて自分たちで形を変化させたりと楽しんでいた。…

5歳ぞう組2020年度4月のまとめ

健康

新型コロナウィルスの流行に伴い、手洗い、うがいを徹底し回数を増やした。戸外からの入室時や食事前だけではなく、登園後遊ぶ前にも行うように声を掛けると、自発的に取り組む姿が見られた。また、手洗いの行い方の表示を貼ったことで、みんな興味を持ち、見ながらしっかり洗っていた。うがいは、「ブクブクうがい」と「ガラガラうがい」が一緒になってしまうことがあるため、徐々に覚えられるようにしていく。

人間関係

4歳児と一緒に散歩に行ったり、園庭で他のクラスと一緒に遊ぶこともあったが、同じクラスの友だちと一緒に鬼ごっこやかくれんぼ等して遊ぶことが多かった。遊びの中で、自分が鬼をやりたいと主張する子、ルールに沿って遊びを進めようとする子と分かれることもあったが、その都度話し合いながら遊びを楽しんでいた。年長児になった自覚が出てきて、小さい子に積極的に声を掛けたり、優しく接する姿がよく見られた。

環境

保育室が変わり、環境設定や玩具も変わり、自分たちから積極的に片づけたり整理する姿が見られた。朝と夕方、合同保育でぞう組保育室を使用した後、玩具の場所が変わっていても、自分たちから直していた。導線を考えて保育室の環境を設定したこと、保育室が広くなったことで、落ち着いて行動することができていた。

言葉

教えてあげたいという気持ちから、友だちに対する言葉がきつくなってしまうことがあったため、その都度相手の気持ちになって考えるように声を掛けた。

みんな好奇心旺盛で、様々なことに興味を示すため、次は何をするのかと保育者の話をよく聞いて、きちんと理解して次の行動に移すことができた。

表現

歌うことが好きな子が多く、ピアノの音が聴こえてくると、自然と歌って楽しんでいた。こいのぼりの歌は3番まで歌ったが、歌詞が混ざっておもしろい内容に変わっていて、友だち同士笑っていた。

こいのぼり制作を行うと、しっかり説明を聞いて、自分だけの作品作りを楽しんでいた。工程がたくさんあったが、全て喜んで取り組んでいた。…

5歳ぞう組2019年度3月のまとめ

言葉

保育者が声を掛けなくても、自分たちで気が付き、行動できるようになってきた。分からなかったり、不安を感じたときは、「つぎは○○するんだよね?」と友だち同士で確認し合い、「さんぽいくからおちゃのんでトイレいくんだよ」と気づいて声を掛け合ったりしている。また、いけないことをした友だちに対しては、「それはいけないことだよ」と伝えていた。

環境

卒園式の練習やリハーサルを行うことで、子どもたちの心境にも変化があった。「もうすこしでさいごだね」「ほいくえんたのしかったな」という発言も増えた。その反面、小学校に対しては期待感を持っていた。31日の保育園生活最終日は、別れが悲しくなり泣いている子が多かった。

表現

・一年間の制作をみんなでまとめると、「なつかしいね~」「こんなのつくったっけ?」と自分の作品を嬉しそうに眺めていた。

・卒園式で使う幕飾りを作り、それが当日飾られているところを見ると、「ぼくのえはあれだよ」「これみんなでかいたちきゅうなんだ」「わたしのえもかざってある」と大喜びしていた。

健康

最後の1か月ということもあり、ほとんどの子が休むことなく元気に登園していた。しかし、コロナウイルスの影響でマスクをつけてくる子や、感染を心配する家庭もあった。そのため、園でできる手洗いうがいと部屋の換気と消毒をこまめに行っていった。また、保護者の方同様園舎入室の際には、保育者も手のアルコール消毒を行っていった。

人間関係

子どもたちとボールの使い方について話し合いをした。危険な遊び方とはなにか、どのようにして遊べばみんなで楽しめるかなど、子どもたち同士で意見を出し合い話し合いを進めていった。すると、遊び方も変わり、乳児さんが近くにいるときには、「あぶないからあとでにしよ」と声を出し合い、別の遊びに移ることもできていた。異年齢児との関わり方も変わり、ただ遊ぶだけではなく、危険がないかを確認し、危なそうなときには、「ここあぶないからあっちであそぼう」と声を掛けている姿もあった。…

5歳ぞう組2019年度2月のまとめ

言葉

言葉遣いが悪いことで注意を受ける子が少しずつ減ってきた。友だち同士の関わりの中で

「そういういいかたしちゃいけないよ」「○○っていうとつたわるよ」「どうしてそういうこといったの?」と相手の気持ちと自分の気持ちを考え相互的に納得できる答えを冷静に話し合えるようになってきている。

環境

使った玩具の片付けや、来年度のために部屋の使い方や、掃除について話をしていった。すると、子どもたちから「いすがグラグラするからなおしてあげよう」「たなとつくえもキレイにしよう」と自発的に整理整頓をしようとする子の姿が見られた。また、片付けの際、「みんなでやろう」と声を掛け合う様子もある。

表現

卒園制作や、卒園文集のために自分の似顔絵を描く機会が増えた。始めは、「わからない」「どんなふうにかけばいいの?」「どのくらいのおおきさ?」と不安からか質問も多かったが、保育者が手本を見せたり、一緒に行っていくと、楽しくなり嬉しそうに似顔絵を描いていた。

健康

コロナウイルスの予防として、子どもたちにコロナのことを詳しく話、手洗いうがいの大切さを伝えていった。子どもたちも「てをきれいにあらわないとあぶないよ」「うがいは3かいしよう!」と自発的に声を掛け合い、できていなかった子にも「ては、せっけんであらったほうがいいよ」と促す姿があった。

人間関係

ドッチボール大会を通して、「みんなでがんばろう!」「ぜったいかつぞ!」とクラスの団結力も高まった。また、他園の子どもたちとも交流を持つことができ、小学校が同じ子と仲良くなったり、会話のやりとりを楽しむ姿が見られた。…

5歳ぞう組2019年度1月のまとめ

言葉

強い言い方や友だちが傷つくような言葉遣いをした際に、以前は保育者が声を掛けていたが、最近は、子どもたち同士で「○○ってことばがいやだった」「こうやっていったら?」と話し、言い方だけを注意するのではなく、「○○っていってもらいたかった」と伝え方まで言えるようになってきた。

環境

小学校に向けて、少しずつ椅子に座って集中して何かをするという機会を増やしている。例えば、制作や朝・帰りの集まり、机上遊びなどである。子どもたちのペースで無理のないように今後も行っていきたい。また、2月からは、室内では上履きを履いて過ごす予定である。

表現

リズムで新たに「五色の玉」のリズムを行った。子どもたちとは歌の練習と動きの練習を事前に行っていたことで当日楽しんで行うことができた。異年齢児がリズムを行う時も大きな声で歌い、動き方等を教えてあげる姿があった。

健康

1月の下旬から溶連菌が流行し、休みは多くなかったが、薬を園で服用する子が増えた。また、咳と鼻水が出ている子も数名いた。今後は、楽しい行事も控えているので体調管理には一段と注意していきたい。

人間関係

室内でも園庭でもルールのある遊びを好んでするようになった。以前から保育者が声を掛けていたため、遊びを始める前に友だち同士話し合い一つのルールを決め、そこから遊びをスタートさせている。そのためトラブルも少しずつ減ってきている。…

5歳ぞう組2019年度12月のまとめ

言葉

友だちとのトラブルも少しずつ減ってはきているが、伝え方や言い方が強かったり、相手を傷つけてしまったりと言葉の面では考えていかなければならない部分がある。日々の保育では子どもたちと「思いやりのある言葉」について話し合いをしている。子どもたちも自分の中では分かっているが、友だちに対して言葉にすることはまだ難しいようだった。

環境

年末年始の連休に向けて部屋の大掃除を子どもたちと行った。小学校に向けて雑巾の絞り方も練習すると、楽しんでいる子も多く何度も挑戦していた。自分たちの身の回りが綺麗になり、整理整頓されていくと「きれいになったね~」と喜ぶ姿があった。大掃除後も整理整頓をし、片づけをしっかり行い自主的に部屋を綺麗に保っている様子がある。

表現

折り紙や段ボール、廃材を使って工作を楽しむ子の姿が多くなった。自分の作りたいものがあると本を見て、自分なりに工夫して作り上げている。分からないことや苦手なことがあると、諦めるのではなく保育者に聞いたり、友だちと考えたりして作品を表現している。

健康

手洗いうがいを行うよう声を掛けていったが、体調を大きく崩す子が数名いた。インフルエンザが流行する時期になるため、今後も手洗いうがいを促し、部屋の換気や空気感染にも注意をしていきたい。

人間関係

大人数で遊ぶというよりは、4~5人の小さなグループでトランプや工作、ドッチボールを楽しんでいる様子がある。意見の違いでぶつかることもあるが、楽しく遊びを続けるためにはどうすればいいのかを考えられるようになってきた。また、保育者に助けを求めにくることも減り、何が嫌だったのか、どこが違うと思ったのかを自分たちで伝えられるようになってきている。…

5歳ぞう組2019年度11月のまとめ

言葉

おたのしみ会のセリフを自分たちで考え、言いやすいように言い回しを変えてみたり、「このほうがおもしろいよ」と試行錯誤したりと工夫する姿が見られた。その反面言葉遣いが悪い子や、言い方伝え方が強い子などが目立った。声を掛けてはいるが自分たちで気が付いていけるようにしたい。

環境

おたのしみ会の準備期間は、やはりバタバタしてしまった。気持ちの面でも落ち着かない子が多かった。おたのしみ会が終わり、少し落ち着いたら部屋の掃除を子どもたちとしていきながら身の回りの整頓をしていきたい。

表現

おたのしみ会では、自信をもって様々なことに取り組むことができた。本番では、堂々とした態度で舞台に立ち合奏、歌、劇を披露することができた。また、自分を表現することの楽しさも行事を通して学ぶことができた。自信につなげることもできた。

健康

冬に近づいてきたこともあり、大きく体調を崩す子はなかったが、鼻水や咳が出る子が増えてきた。後半には、腹痛を訴える子もいたりと、こまめに検温をし少しの体調の変化にも気を付けていった。

人間関係

友だちと協力し成功させることの大切さと達成感を今回の行事を通してさらに学ぶことができた。子どもたち同士の関わり方にも変化が出てきて、思いやりをもって友だちと関わろうとする子の姿が少しずつ増えてきている。…

5歳ぞう組2019年度10月のまとめ

言葉

お楽しみ会に向け、子どもたち同士で話し合い、セリフを自分たちで文字に起こし、役の動きやセリフを決めていった。個人のセリフもあるが、自信を持って言えるようになってきている。

環境

合奏で使う楽器にいつでも触れられるように、子どもたちの手の届く位置に楽器を置いていくと、自主的に練習をする子の姿が多かった。

表現

バス遠足に行った思い出の絵を描いた際、友だちと「○○したよね」「あれもいたよね」と思い出を振り返るような会話のやり取りが見られた。最後は、個々に一番思い出に残っているシーンを描くことができた。

健康

気温の変化により、鼻水や咳が出る子が多かった。これから風邪が流行る時期になってくるため、手洗いうがいをよりこまめに行えるように促していきたい。

人間関係

遊びがエスカレートしてしまうことがある。そのためトラブルも多く、保育者のもとに助けを求めに来ることが多かった。手が出てしまうこともあるので、自分の思いだけでなく、相手の思いにも気付けるよう声をかけ、集まりの際に遊び方を全体で再確認していく時間を設けていった。…