5歳ぞう組月のまとめバックナンバー

5歳ぞう組2020年度4月のまとめ

健康

新型コロナウィルスの流行に伴い、手洗い、うがいを徹底し回数を増やした。戸外からの入室時や食事前だけではなく、登園後遊ぶ前にも行うように声を掛けると、自発的に取り組む姿が見られた。また、手洗いの行い方の表示を貼ったことで、みんな興味を持ち、見ながらしっかり洗っていた。うがいは、「ブクブクうがい」と「ガラガラうがい」が一緒になってしまうことがあるため、徐々に覚えられるようにしていく。

人間関係

4歳児と一緒に散歩に行ったり、園庭で他のクラスと一緒に遊ぶこともあったが、同じクラスの友だちと一緒に鬼ごっこやかくれんぼ等して遊ぶことが多かった。遊びの中で、自分が鬼をやりたいと主張する子、ルールに沿って遊びを進めようとする子と分かれることもあったが、その都度話し合いながら遊びを楽しんでいた。年長児になった自覚が出てきて、小さい子に積極的に声を掛けたり、優しく接する姿がよく見られた。

環境

保育室が変わり、環境設定や玩具も変わり、自分たちから積極的に片づけたり整理する姿が見られた。朝と夕方、合同保育でぞう組保育室を使用した後、玩具の場所が変わっていても、自分たちから直していた。導線を考えて保育室の環境を設定したこと、保育室が広くなったことで、落ち着いて行動することができていた。

言葉

教えてあげたいという気持ちから、友だちに対する言葉がきつくなってしまうことがあったため、その都度相手の気持ちになって考えるように声を掛けた。

みんな好奇心旺盛で、様々なことに興味を示すため、次は何をするのかと保育者の話をよく聞いて、きちんと理解して次の行動に移すことができた。

表現

歌うことが好きな子が多く、ピアノの音が聴こえてくると、自然と歌って楽しんでいた。こいのぼりの歌は3番まで歌ったが、歌詞が混ざっておもしろい内容に変わっていて、友だち同士笑っていた。

こいのぼり制作を行うと、しっかり説明を聞いて、自分だけの作品作りを楽しんでいた。工程がたくさんあったが、全て喜んで取り組んでいた。…

5歳ぞう組2019年度3月のまとめ

言葉

保育者が声を掛けなくても、自分たちで気が付き、行動できるようになってきた。分からなかったり、不安を感じたときは、「つぎは○○するんだよね?」と友だち同士で確認し合い、「さんぽいくからおちゃのんでトイレいくんだよ」と気づいて声を掛け合ったりしている。また、いけないことをした友だちに対しては、「それはいけないことだよ」と伝えていた。

環境

卒園式の練習やリハーサルを行うことで、子どもたちの心境にも変化があった。「もうすこしでさいごだね」「ほいくえんたのしかったな」という発言も増えた。その反面、小学校に対しては期待感を持っていた。31日の保育園生活最終日は、別れが悲しくなり泣いている子が多かった。

表現

・一年間の制作をみんなでまとめると、「なつかしいね~」「こんなのつくったっけ?」と自分の作品を嬉しそうに眺めていた。

・卒園式で使う幕飾りを作り、それが当日飾られているところを見ると、「ぼくのえはあれだよ」「これみんなでかいたちきゅうなんだ」「わたしのえもかざってある」と大喜びしていた。

健康

最後の1か月ということもあり、ほとんどの子が休むことなく元気に登園していた。しかし、コロナウイルスの影響でマスクをつけてくる子や、感染を心配する家庭もあった。そのため、園でできる手洗いうがいと部屋の換気と消毒をこまめに行っていった。また、保護者の方同様園舎入室の際には、保育者も手のアルコール消毒を行っていった。

人間関係

子どもたちとボールの使い方について話し合いをした。危険な遊び方とはなにか、どのようにして遊べばみんなで楽しめるかなど、子どもたち同士で意見を出し合い話し合いを進めていった。すると、遊び方も変わり、乳児さんが近くにいるときには、「あぶないからあとでにしよ」と声を出し合い、別の遊びに移ることもできていた。異年齢児との関わり方も変わり、ただ遊ぶだけではなく、危険がないかを確認し、危なそうなときには、「ここあぶないからあっちであそぼう」と声を掛けている姿もあった。…

5歳ぞう組2019年度2月のまとめ

言葉

言葉遣いが悪いことで注意を受ける子が少しずつ減ってきた。友だち同士の関わりの中で

「そういういいかたしちゃいけないよ」「○○っていうとつたわるよ」「どうしてそういうこといったの?」と相手の気持ちと自分の気持ちを考え相互的に納得できる答えを冷静に話し合えるようになってきている。

環境

使った玩具の片付けや、来年度のために部屋の使い方や、掃除について話をしていった。すると、子どもたちから「いすがグラグラするからなおしてあげよう」「たなとつくえもキレイにしよう」と自発的に整理整頓をしようとする子の姿が見られた。また、片付けの際、「みんなでやろう」と声を掛け合う様子もある。

表現

卒園制作や、卒園文集のために自分の似顔絵を描く機会が増えた。始めは、「わからない」「どんなふうにかけばいいの?」「どのくらいのおおきさ?」と不安からか質問も多かったが、保育者が手本を見せたり、一緒に行っていくと、楽しくなり嬉しそうに似顔絵を描いていた。

健康

コロナウイルスの予防として、子どもたちにコロナのことを詳しく話、手洗いうがいの大切さを伝えていった。子どもたちも「てをきれいにあらわないとあぶないよ」「うがいは3かいしよう!」と自発的に声を掛け合い、できていなかった子にも「ては、せっけんであらったほうがいいよ」と促す姿があった。

人間関係

ドッチボール大会を通して、「みんなでがんばろう!」「ぜったいかつぞ!」とクラスの団結力も高まった。また、他園の子どもたちとも交流を持つことができ、小学校が同じ子と仲良くなったり、会話のやりとりを楽しむ姿が見られた。…

5歳ぞう組2019年度1月のまとめ

言葉

強い言い方や友だちが傷つくような言葉遣いをした際に、以前は保育者が声を掛けていたが、最近は、子どもたち同士で「○○ってことばがいやだった」「こうやっていったら?」と話し、言い方だけを注意するのではなく、「○○っていってもらいたかった」と伝え方まで言えるようになってきた。

環境

小学校に向けて、少しずつ椅子に座って集中して何かをするという機会を増やしている。例えば、制作や朝・帰りの集まり、机上遊びなどである。子どもたちのペースで無理のないように今後も行っていきたい。また、2月からは、室内では上履きを履いて過ごす予定である。

表現

リズムで新たに「五色の玉」のリズムを行った。子どもたちとは歌の練習と動きの練習を事前に行っていたことで当日楽しんで行うことができた。異年齢児がリズムを行う時も大きな声で歌い、動き方等を教えてあげる姿があった。

健康

1月の下旬から溶連菌が流行し、休みは多くなかったが、薬を園で服用する子が増えた。また、咳と鼻水が出ている子も数名いた。今後は、楽しい行事も控えているので体調管理には一段と注意していきたい。

人間関係

室内でも園庭でもルールのある遊びを好んでするようになった。以前から保育者が声を掛けていたため、遊びを始める前に友だち同士話し合い一つのルールを決め、そこから遊びをスタートさせている。そのためトラブルも少しずつ減ってきている。…

5歳ぞう組2019年度12月のまとめ

言葉

友だちとのトラブルも少しずつ減ってはきているが、伝え方や言い方が強かったり、相手を傷つけてしまったりと言葉の面では考えていかなければならない部分がある。日々の保育では子どもたちと「思いやりのある言葉」について話し合いをしている。子どもたちも自分の中では分かっているが、友だちに対して言葉にすることはまだ難しいようだった。

環境

年末年始の連休に向けて部屋の大掃除を子どもたちと行った。小学校に向けて雑巾の絞り方も練習すると、楽しんでいる子も多く何度も挑戦していた。自分たちの身の回りが綺麗になり、整理整頓されていくと「きれいになったね~」と喜ぶ姿があった。大掃除後も整理整頓をし、片づけをしっかり行い自主的に部屋を綺麗に保っている様子がある。

表現

折り紙や段ボール、廃材を使って工作を楽しむ子の姿が多くなった。自分の作りたいものがあると本を見て、自分なりに工夫して作り上げている。分からないことや苦手なことがあると、諦めるのではなく保育者に聞いたり、友だちと考えたりして作品を表現している。

健康

手洗いうがいを行うよう声を掛けていったが、体調を大きく崩す子が数名いた。インフルエンザが流行する時期になるため、今後も手洗いうがいを促し、部屋の換気や空気感染にも注意をしていきたい。

人間関係

大人数で遊ぶというよりは、4~5人の小さなグループでトランプや工作、ドッチボールを楽しんでいる様子がある。意見の違いでぶつかることもあるが、楽しく遊びを続けるためにはどうすればいいのかを考えられるようになってきた。また、保育者に助けを求めにくることも減り、何が嫌だったのか、どこが違うと思ったのかを自分たちで伝えられるようになってきている。…

5歳ぞう組2019年度11月のまとめ

言葉

おたのしみ会のセリフを自分たちで考え、言いやすいように言い回しを変えてみたり、「このほうがおもしろいよ」と試行錯誤したりと工夫する姿が見られた。その反面言葉遣いが悪い子や、言い方伝え方が強い子などが目立った。声を掛けてはいるが自分たちで気が付いていけるようにしたい。

環境

おたのしみ会の準備期間は、やはりバタバタしてしまった。気持ちの面でも落ち着かない子が多かった。おたのしみ会が終わり、少し落ち着いたら部屋の掃除を子どもたちとしていきながら身の回りの整頓をしていきたい。

表現

おたのしみ会では、自信をもって様々なことに取り組むことができた。本番では、堂々とした態度で舞台に立ち合奏、歌、劇を披露することができた。また、自分を表現することの楽しさも行事を通して学ぶことができた。自信につなげることもできた。

健康

冬に近づいてきたこともあり、大きく体調を崩す子はなかったが、鼻水や咳が出る子が増えてきた。後半には、腹痛を訴える子もいたりと、こまめに検温をし少しの体調の変化にも気を付けていった。

人間関係

友だちと協力し成功させることの大切さと達成感を今回の行事を通してさらに学ぶことができた。子どもたち同士の関わり方にも変化が出てきて、思いやりをもって友だちと関わろうとする子の姿が少しずつ増えてきている。…

5歳ぞう組2019年度10月のまとめ

言葉

お楽しみ会に向け、子どもたち同士で話し合い、セリフを自分たちで文字に起こし、役の動きやセリフを決めていった。個人のセリフもあるが、自信を持って言えるようになってきている。

環境

合奏で使う楽器にいつでも触れられるように、子どもたちの手の届く位置に楽器を置いていくと、自主的に練習をする子の姿が多かった。

表現

バス遠足に行った思い出の絵を描いた際、友だちと「○○したよね」「あれもいたよね」と思い出を振り返るような会話のやり取りが見られた。最後は、個々に一番思い出に残っているシーンを描くことができた。

健康

気温の変化により、鼻水や咳が出る子が多かった。これから風邪が流行る時期になってくるため、手洗いうがいをよりこまめに行えるように促していきたい。

人間関係

遊びがエスカレートしてしまうことがある。そのためトラブルも多く、保育者のもとに助けを求めに来ることが多かった。手が出てしまうこともあるので、自分の思いだけでなく、相手の思いにも気付けるよう声をかけ、集まりの際に遊び方を全体で再確認していく時間を設けていった。…

5歳ぞう組2019年度9月のまとめ

言葉

やっていいことと、やってはいけないことの区別が子どもたちの中で少しずつ気付いてきている。そのため、いけないことをしてしまった友だちに対して「いけないよ!」「せんせいにいうから!」と注意する口調が強くなってしまう姿が多く見られた。今後は、注意するだけでなく、なにがいけなかったのかを相手に伝えられるように促していきたい。

環境

運動会が終わり、部屋の大掃除と整理整頓を行った。子どもたちも自分の身の回りが綺麗になったことが嬉しいようだった。行事が一つ終わったため、部屋の模様替えや席替えを行っていきたい。

表現

運動会の絵を描いた。「〇〇やったよね~」「きばせんがたのしかったからきばせんのえかこうかな」「たくさんかきたいのがあるからせんひいてかくね!」と自分なりに運動会の思い出を絵で表現することができた。

健康

今月は、喉が痛いと言う子が多く、喉の風邪が流行っていた。鼻水が出ている子も数名いた。運動会後ということもあり、週明けからはゆったりと過ごした。

人間関係

男女関係なく遊ぶ姿が多く見られる。友だちの遊んでいる遊びに興味を持つと、「いれて」と言い一緒に遊んだり、園庭や散歩先でクラス全体でドロケイやルールのある遊びを楽しんだりしている。友だちを誘ってリレーを楽しむ姿もあった。…

5歳ぞう組2019年度8月のまとめ

言葉

運動会の練習が始ると、「せんせい〇〇やろう」と子どもたちから声があがり、毎日楽しく練習に取り組んでいる。

相手の気持ちに気付かず自分の意見を通そうとして相手の子が「せんせい〇〇くんが…」と何でも伝えにくることが多い。今後は、相手の気持ちに気付けるよう配慮していく。

環境

運動会の競技で使う二人三脚のバンドや大縄を子どもたちがいつでも使えたり、練習出来たりするように、室内や園庭に出しておくようにした。自由な席で給食を食べることが増えているが、「きょうはここにする!」と日々自分たちなりに席を変えて楽しんでいる。

表現

リズムで初めて行った『兄弟すずめ』『いもむし』では、初めはわからないことから苦戦する子もいたが、練習していくことで少しずつ出来るようになっていった。

健康

夏風邪で休む子が数名いた。休み明けも体調が優れず、咳や鼻水が出る子が多くいた。そのためプールも水遊びで対応をしたり、外遊びや園庭での運動会練習を控えたりしていった。咳が出る子は、午睡時に頭を高くし、寝やすいようにしていった。鼻水が出る子には、こまめに鼻が拭けるようティッシュをより多く用意していった。

人間関係

運動会の練習を通してクラスの団結力がさらに高まってきている。「これを〇〇するといいんじゃない!」と友だち同士や保育者と話したり、意見交換をしたりしながら本番に向けて取り組む姿がある。…

5歳ぞう組2019年度7月のまとめ

言葉

友だちに対して「だいじょうぶ?」「ありがとう」「ごめんね」が言えるようになってきた。困っている友だちや異年齢児に対しても優しく声を掛ける姿が増えてきている。

環境

プールが始まり子どもたちも日々楽しみに登園している。プールでは暑さが厳しいこともあり、なかなか戸外では遊べず、室内で過ごすことが多いが、室内ではカプラやラキューをして楽しんでいた。

表現

7月の製作として、“スイカの絵”を自由に描いた。赤、緑、黒の三色の絵の具を用意し、子どもたちが思い思いにスイカを表現していった。そのため、個性豊かな美味しそうなスイカが多数出来上がった。

健康

大きく体調を崩す子は無く、元気に登園することができた。よく食べることから体力もつき、午睡も数名の子はしなくなってきている。暑さも続くので、子どもたちの体調には引き続き気を付けていく。

人間関係

トラブルの際に、「せんせいにいう!」と言って終わらせてしまう子が多い。“何がどういやだったのか”“どうしてそんなことをしたのか”を自分の口から言えるように促していきたい。…