5歳ぞう組月のまとめバックナンバー

5歳ぞう組2021年度10月のまとめ

言葉

・他園との情報共有のため新聞作成をするにあたって、4チームで自分たちの1番好きな給食や保育園での遊びを話し合い、みんなの前で発表した。好きな物がかぶると「おなじのだね」と共感していた。

・保育者や友だちが話をしている時は、最後まで話を聞いてから話すよう伝えた。

環境

・園庭に咲いている金木犀の花に気づき、「なまえはしらないけどとってもいいにおいするよ」と子どもたち同士で話をしていたため、「金木犀って名前よ」と教えると、名前を知らない友だちに教える姿が見られた。環境を通して植物の名前や虫の名前などの知識を増やし、興味関心を持っている子が多かった。

表現

・ハロウィン制作で、丸や三角や山の形などの形が不規則な形の紙を用意し、切ったり破ったりはせずにそのままの形を活かしてのり付けし、おばけの家や扉などを表現した。紙を選びながら「このかたちはおばけのあしになるよね」「みてみて、おうちのやねみたいだね」など、イメージを膨らませ、会話を楽しみながら制作をしていた。

健康

・手洗いやうがいをしているが、石鹸をつけずにそのまま水で洗って済ませている子が増えてきているため、手洗いの意味を再度伝え、感染症予防に努める。

・衣服の汚れをそのままにしたり、靴下のままで砂の場所を歩いたりする子がいるため、清潔にすることを伝えた。

人間関係

・園庭で乳児クラスに会うと一緒に遊んだり、異年齢交流の意味も含め、午睡明けは3歳児クラスに行き、寝ている子を優しく起こしたり、布団を畳んだりしている。

・友だちとトラブルになったときは、相手の気持ちを考えてやっていいことといけないことを理解できるよう、保育者が仲立ちをした。…

5歳ぞう組2021年度9月のまとめ

言葉

・毎月を通して「友だちに思いを伝える時は優しく伝えようね」と声を掛けているものの、気持ちが昂ってしまうと、言い方がきつくなってしまう。まず落ち着いて話せるように声を掛け、優しく友だちに伝えられるようにしている。

環境

・自分の使ったティッシュをそのままにしてしまい、「ぼく、わたしはつかってないからしらない」ということがある。「自分たちが過ごすお部屋は大事に使って、綺麗にしようね」と声を掛け、環境を自分たちで整えられるようにしている。また、使ったティッシュは自分で捨てるよう、引き続き声を掛けていく。

表現

・外の気温が高く、室内で過ごすことが増えたため、室内で楽しめるような遊びを工夫し、お店屋さんごっこの一環でお寿司屋さんごっこの準備を楽しんだ。それぞれが自分の経験を活かして、「おすしやさんにはおちゃがあるね」「たまごとかいくらとかもあるよー」と、楽しそうに会話する姿が見られた。

健康

・気温の変化に体が追いつかず、夕方に体調崩したり、発熱が見られたりする子が数名いた。

・手洗いの様子を見ていると、石鹸をつけてしっかり洗う子が少なく、歯磨きもすぐに終えてしまう子がいるため、水道に保育者がつき、必要に応じて声を掛けた。水分補給もこまめに行えるようにした。

人間関係

・いつも遊ぶ子が決まっていることが多いが、違う遊びをしたくなった時は、「いっしょにあそぼう」と違う子に声を掛けて、子ども同士での遊びの輪が広がっている。

・自分の時間を大切にしたい時と、みんなで遊びたい時など、自分のタイミングで遊びに入っている。…

5歳ぞう組2021年度8月のまとめ

言葉

・自分がされて嫌なことは友だちに「○○がいやだった」と伝え、お互いに気持ちよく過ごせるようにした。なかなか気持ちを伝えられない子も中にはいるため、保育者が仲立ちをして互いの思いを伝えられるようにした。

・声のボリュームも少しずつ自分たちで考えられるようになった。

環境

・室内にティッシュが落ちてしまっても、そのままになっていることが多く、食事後の使ったティッシュもそのままになっているため、声を掛けて自分の使った物は捨てるように促した。

・絵本の並びが揃っていないと、高さを合わせて綺麗に揃えていた。

表現

運動会で使用する騎馬戦のお面を作り、保育者が色を決めるのではなく、子どもたちが好きな色を選んで塗っていた。馬だから茶色じゃなきゃいけないという固定概念はなく、七色にしたり、馬の毛の部分を半分半分で色を分けて塗ったりと、工夫する姿が見られた。完成したお面を子どもたち同士で見せ合い、お互いの工夫点を話していた。

健康

・咳や鼻水が出ている子が多く、こまめに手洗いやうがいをし、感染症予防をした。

・熱中症アラートをこまめに調べ、出ていない日は気分転換に少しだけ外にでて体を動かし、健康に過ごせるようにした。

・水分をこまめに補給し、汗拭きタオルで清潔に保った。

人間関係

・きりん組と合同した時に玩具を貸したり、おりがみの折り方を優しく教えたりする姿が見られる。

・他児が物を落としてしまった時は、気づいてすぐに拾ってあげる姿が見られるようになった。…

5歳ぞう組2021年度7月のまとめ

言葉

・ 声のボリューム表を貼ってから「おへやはねずみさんのこえ、ライオンさんはたすけてほしいときのこえにする」と皆で決め、日々の生活で意識するようになってきたが、遊びに夢中になると、どうしても声が大きくなってしまう為、その都度声を掛けて問いかけるように意識した。

環境

・玩具や鉛筆などを使った後、そのままにして違う遊びへと移る子がいた為、声を掛けて身の回りを綺麗に整理整頓するよう声を掛けると、友だち同士で気付き合い、「つかったらもどすよ」と優しく声を掛ける姿が見られた。

・プール前やプール後の動線を考え、子どもたちがスムーズに支度できるようにした。

表現

・うちわ制作で花火を表現すると、保育者が伝えた技法だけでなく、「こんなやりかたもあるね」と子どもたち同士で話し、出来上がった花火を見せ合っていた。また、あさがお制作も2色の絵の具を選び、たっぷり絵の具をつける子もいれば、コーヒーフィルターに滲む様子をじっくり観察している子もいた。

健康

・発熱する子や咳や鼻水がでている子が数名おり、全体としても手洗い、うがいを意識して、感染症予防をした。咳をするときは手で押さえたり、鼻水が気になる子はこまめに鼻をかんだりしていた。

・暑い日が続くが食欲が落ちている子はおらず、よく食べている。

人間関係

・以前よりも各コーナーで集団になって遊ぶことが増えた。遊びも様々なやり方、遊び方を共有し、1つの遊びをじっくりと楽しんでいる姿が見られる。ルールの分からない子に対しても、優しくやり方を伝えている。物の貸し借りも「いま、つかっているから、つぎかすね」と声を掛け、トラブルにならないようにしている。…

5歳ぞう組2021年度6月のまとめ

言葉

・遊んでいる輪の中に入りたい時は、「いれて」ではなく、「いっしょにあそぼう」ということを伝えてから、子ども同士で意識し合い、「いれて」といっていた子に対して、優しい口調で「いれてじゃなくて、いっしょにあそぼうでいいよ」と教える姿が見られる。どの子も優しい口調で伝えようと意識している。

環境

・玩具が落ちていた時は自分たちで拾ったり、各コーナーでそれぞれの玩具が混ざらないように意識して遊ぶ場所を考えたり、子どもたちが中心となって考えて行動している。

・絵本や棚に山積みになっていたことがきっかけで、食後の片付けの時間に食べ終えた子からやりたい子だけが自然と集まり、一つ一つ丁寧に並び替えている。

表現

・七夕制作を行ったが、その時のタイミングでやりたい子とやりたくない子がいた。だが、他児がやっている姿に影響され、制作を行っていた。制作をしている時に「〇〇くん、きれいにおりがみおれてるね」「すごい!じょうず!」など、互いを褒め、自分の思いを制作で表現していた。

健康

・咳や鼻水がでている子が多く、咳をする時に手で押さえない子がいた。自分たちの健康を維持する為にも、登園時の手洗い、うがいを意識していた。

・気温が高くなってきた為、外遊びに限らず、室内で遊んでいる時にも定期的に声を掛けて水分補給ができるようにした。

人間関係

・先月までは他児同士の会話がきついところもあったが、意識して優しい口調で話すようになってきていることから、言葉の面でのトラブルはなくなった。

・園外保育を通して少しだけだが異年齢交流ができ、同じにこにこマンチームになった子と協力してゲーム遊びをしたことで、人間関係の輪が広がった。…

5歳ぞう組2021年度5月のまとめ

言葉

・相手に思いを伝えたい反面、言葉がきつくなってしまったり、声が大きくなってしまったりする。言われる側も嫌な気持ちになり、子ども同士で話し合う場が見られる。
・カブト虫のお世話や畑の水やりを通して、生き物の成長を楽しみにし「おおきくなりますように」と願いを込める子が多かった。

環境

・室内の汚れているところや物に気づき、「おちてたよ」「きれいになった」など、自分たちで環境を整えることが気持ちいいと感じている子がいた。他クラスの掃除の手伝いもしていた。
・子どもたちの導線に応じて環境を整えると、スムーズに動いていた。

表現

・自由画、折り紙、制作を通して自分の思いを保育者に伝え、思いに共感すると「つぎはこんなふうにしよう!」と、他のアイディアも出てきていた。子どもたち同士で作品を見せ合い、褒め合ったりやり方を教えてもらったりして、お互いにいい刺激になっていた。

健康

・室内への入室の際に手洗いうがいをこまめにおこなった。気温の変化で鼻水や咳がでている子が多かった為、こまめに鼻を拭いたり、咳の時は口をおさえたりと、自分から気づいていた。
・自ら衣服の調節をしたり、汗をかいた日は汗拭きタオルで拭いたりなど、清潔を保てるようにした。

人間関係

・他児の気が付かない所を気が付き、「ぼうしおちてたよ」「もうかたづけるじかんになったよ」など、声掛けをする子がいて、「ありがとう」といい、お互いが気持ちよく過ごしている。
・低年齢児の子に玩具を貸したり、砂場に乳児クラスが来た時は、型抜きでプリンを作ってあげたり、泥だんごを作ってあげたりしていた。…

5歳ぞう組2021年度4月のまとめ

言葉

・相手を思いやる気持ちを大切にし、子ども同士の口調の強さ、言葉遣いを考えて話せるように関わった。他児とのトラブルの際に感情が高まってしまうと、言葉がきつくなってしまう為、そばで見守りながら言葉の使い方に気をつけた。また、声のボリュームも室内と戸外では違うことを意識できるようにした。

環境

・身の回りにごみが落ちていたら気づき、ごみ箱に捨てる子が多くいた。

・玩具で遊んでいると夢中になり、身の回りに玩具が落ちていることに気づかず、そのままになってしまうことが多く、全体に声を掛けて、自分から気づいて拾えるようにした。

・それぞれのコーナーで落ち着いて遊べるよう、環境設定を行い、日々使っていく中で改善すべきところの環境を整えた。

表現

・自分の気持ちを表現したり、言葉にして発したりすることを大事に関わり、耳を傾けた。最初は人見知りをしていた子も少しずつ思いを伝えられるようになってきた。

・制作では、自分の感じたことや思いを絵や物にして表現し、出来上がるまでの工程や完成したものを言葉にしていた。また、色彩は固定概念にとらわれず、自分の使いたい色や想像した色を使って表現することができ、他児との会話も広がった。

健康

・手洗いうがいをこまめに行い、感染症予防を徹底した。中には、手洗い表を見て意識をしながら手洗いをする子がいた。

・乾燥により手が荒れたり、咳がでていたりする子が数名いた為、様子を見ながら個別に対応をした。

人間関係

・泣いている子、困っている子がいたら、自分から進んで声を掛けたり、助け合えるように声を掛けたり見守ったりした。

・遊びの際に「いれて」ではなく、「いっしょにあそぼう」と声を掛け、自然と遊びの輪が広がり、それぞれが遊びを楽しんでいた。言葉の面や遊びの面でトラブルになった時は、保育者に声を掛ける前に自分たちで解決しようとする姿も見られた。…

5歳ぞう組2020年度3月のまとめ

健康

体調を崩す子もいたが、比較的復活が早く、全体的に健康に過ごしていた。保育園生活が残り少ないということもあり欠席せずに登園することで疲れが出る子はいた。また、花粉症、アレルギーから目が腫れたり鼻水が出ている子が多く、目をこすったり痒そうにしている子がいたので、様子を見て顔や眼を洗うように声をかけた。自分で気づいて洗う姿も見られた。

人間関係

残り1ヵ月になり、他学年との交流で一緒に遊んだり給食を食べたりする機会が持てたので、関わりを喜んでいた。自分達より小さい子なので、優しく接したり教えたりする姿が見られた。また、クラスの友だちと過ごす時間が少しということを実感し、一緒に遊ぶ時間を大切に過ごしていた。

環境

保育室を次の学年に渡せるように、自分のロッカーや引き出しを片づけ掃除をした。「気持ちよく使えるようにピカピカにしないと!」と友だちの気持ちを考えて掃除する姿が見られた。

言葉

周りの姿に気づくようになり、状況を考えて「静かにするんだよ」「もっと小さくても聞こえるよ」と話す姿が見られた。自分が楽しい時、夢中になっている時は声が大きくなってしまうので、逆に教えてもらう場面もあった。

表現

卒園を祝う会に向け、うたや劇、合奏を取り入れたが、久しぶりに行ったことでおもいきり楽しんでいた。また、久しぶりでもしっかり台詞や歌詞を覚えていて、楽しく取り組んだことは時間が経ってもより楽しめることを改めて感じた。…

5歳ぞう組2020年度2月のまとめ

健康

鼻水が出ている子はいたが、体調を崩すこともほとんどなく出席率も良く、毎日元気に登園していた。手洗い、うがいだけでなく、手洗い後に手指消毒をする習慣も身につき、友だちに「消毒もするんだよ」と教える姿が見られた。

人間関係

卒園が近づいていることを意識してか、友だちと一緒に遊ぶこと、同じ時間を過ごすことをより楽しみ大事にするようになった。同時に自己主張も強く表現するようになり、友だちと意見が合わないことで言い争いになることもあったが、お互いに折り合いをつけようとする姿も見られた。

環境

机に椅子が収まっていないと中に片づけたり、玩具が違う場所に片づけてあると元の場所に片づけ直したり、自分たちで気づいて環境設定する姿が見られた。一人が気づいて率先して片づけることが周りの子にも良い影響を及ぼし、みんなで片づけるようになっていた。

言葉

「おい」「○○だぞ」と乱暴な言葉になってしまうこともあったが、友だち同士気づいて教え合う姿が見られた。劇あそびを行う中で、保育室に貼ってある台詞を読み、友だちの台詞も覚えていた。ひらがなを読むことが苦手な子も、友だちと一緒に読んでみたり、興味を示していた。

表現

室内遊びの時間、折り紙や画用紙等の素材を使って動物や食べ物を作り、見立て遊びを行って楽しんでいた。初めは数人が楽しんでいたが、段々と人数が増え、毎日夢中になって作り、その後遊んで楽しんでいる。翌日以降もその続きを作り、日々盛大なものに仕上がっている。…

5歳ぞう組2020年度1月のまとめ

健康

手洗いの水が冷たく手洗いの時間が短くなってしまう子もいるが、友だち同士声をかけ合って伝えることで気づき、しっかり洗う姿が見られた。給食やおやつ前、戸外遊び後に手指消毒を行っているが、ポンプを下まで押すとたくさん出すぎてしまうことに気づき、自ら量を調節して使用していた。

人間関係

年が明け、就学が近づいていることを感じるようで、多数の友だち集まって一緒に遊ぶことが増えた。戸外に出ると全員でドッジボール、ドロケイを楽しんでいる。また、保育者に対しても甘えることが増えたので、気持ちを受け止めるようにしている。

環境

就学に向け、見通しを持って過ごせるように働きかけているが、時計を見たり、時間を意識して過ごす姿が多く見られるようになった。友だちが「○時までに…」と話している姿を見て、自分も意識してみる等、友だちの影響は大きい様子。

言葉

卒園文集を自分で書いたことで、今までひらがなにあまり興味を示さなかった子が自分から書いてみたり、自分の名前を読んだりするようになっている。かるた遊びは継続して楽しんでいるので、「かるたを読みたい」という気持ちから更に関心も大きくなっている。

表現

卒園に向けてのうたを子どもたちと相談して決めた。歌詞の内容をみんなで一緒に考えてみると、「泣いちゃいそう」と自分たちに置き換えて考え、決める姿が見られた。歌詞の内容を理解して歌うことで、より感情を込めて表現している。…