1歳あひる組月のまとめバックナンバー

1歳あひる組2021年度12月のまとめ

食事

パンを今までより大きめのサイズにして、自分で調整し噛み切って食べられるようにしたり、バナナの皮が付いたまま配膳して自分で皮をむいて食べたりできるよう、子どもの成長に合った食事の提供を園長、栄養士と相談しながら進めた。パンを口に詰め込むことが減り、自分で皮をむいたバナナを頬張ると笑顔があふれていた。

睡眠

気温が下がったこともあり、布団をかけてとアピールする姿が増え、布団にくるまると心地良さそうに横になっていた。

早い時間に起きる子もいるので、寝ている子が起きないよう、部屋を区切ったり、布団の場所を変えたりして、目覚めた子も寝ている子も安心して過ごせるよう配慮している。

排泄

外遊びから入室すると、手を洗い、トイレに自ら向かう姿が見られるようになった。低月齢児も自分でズボンを脱ぎトイレに座っている。毎日同じ生活の流れをつくってきたことで子ども自身が気づいて生活する姿が見られるようになってきた。「自分でできたね」「すごいね」と認める言葉を掛けながら、自分でできる喜びを十分に感じられるように関わっていきたい。

健康

突然の高い発熱や感染症で、早退や休む子がいた。登園できるようになっってからも落ち着かなかったり、食事がとれなかったりと本調子に戻るまでには時間がかかった。鼻水、咳が出る子も多かったので、水分補給をこまめにしたり、睡眠時に頭を高くしたりするなどして、少しでも心地良く過ごせるように配慮した。また、感染症対策として、玩具の消毒や、排泄交換後の消毒もこまめに行った。

身体発達

近くのパンダ公園へは、友だち、保育者と手をつなぎ、歩いて散歩に行くことができるようになった。周りと歩調を合わせたり、友だちがつまずいたりすると心配そうに立ち止まり、「だいじょうぶ」と声をかける姿も見られた。公園では、慎重にバランスを取りながら平均台に挑戦していた。

情緒面

友だちへの興味が強くなり、友だちが使っている玩具を使いたい気持ちから取り合いになることもある。保育者が、「〇○ちゃん使っているね」「貸してってきいてみよう」と声をかけたり,思い通りにならなくても、「使いたいね」「後で貸してもらえるかな」など言葉にしたりしてかかわり方を伝えている。

言語

高月齢児は、「おそといくの?」「〇〇ちゃんきたね」「〇〇したいな」と言葉が豊かになり、やり取りや出来事を保育者や友だちに伝えることが増えた。低月齢児も発語と仕草で気持ちを伝えている。歌や手遊びが好きで、いろいろな場所から歌声が聞こえている。…

1歳あひる組2021年度11月のまとめ

食事

11月よりフォークを使い始める。思っていたよりも嫌がったり、上手く使えなかったりする様子はなかった。食材をさせることで使いやすそうな姿も見られる。果物やパンもフォークをさして食べようとする姿が見られるが、フォークを使う喜びを感じてほしいのでマナーは少しずつ知らせていきたい。

睡眠

自分の布団に横になり、保育者が寝かしつけをしなくても自然と眠る子と保育者が側について寝かしつけをするまで話をしたり、体を動かしたりしている子がいる。活動によっては14時過ぎまでほとんどの子が眠っている日があった。

排泄

保育者の声掛けや促しなど一人一人のタイミングでトイレにきて紙パンツの交換をしている。便座にも積極的に座っている為、側で見守り排尿出来た時には大いに褒め喜びを共感するようにしている。ズボンの着脱も自分でしようとする姿があり、少しずつ上手に履ける子が増えてきている。

健康

咳や鼻水が出る子が多く、数名発熱した子もいた。体調により情緒が不安定な様子が見られる子がいた為、機嫌などにも気を配るようにした。また、寒い日が増えてきたので戸外遊びの際には上着を着るようにし、室内も暖房と加湿器をつけて寒さ対策をした。

身体発達

行事などにより散歩に行く機会は少なかったが、テラスや園庭で思い切り体を動かして遊んだ。園庭では、砂遊びだけでなくお兄さん・お姉さんと一緒に走り回ったり、ぽっくりに挑戦したりして遊ぶ。散歩では、行き帰りで順番に保育者と手を繋いで歩いたり、安全な場所では友だちと手を繋いで歩く練習をしたりもしている。

情緒面

「自分で」という気持ちが強くなり、食事や着脱など様々なことを自分で取り組んでいる。まだ上手く出来ない部分もあるが、さりげなく手伝い達成感を味わえるようにしている。友だちの遊びに参加したり一緒に関わって遊んだりする姿が増えている中で、意思疎通が上手くいかずにトラブルになることがある。その為、保育者が子どもの気持ちを言葉にして代弁し落ち着けるようにしている。

言語

「やきいもグーチーパー」や「どんぐりころころ」など季節の歌を楽しむことが出来た。高月齢の子は「〇〇いた」「やりたい」「痛い」「出来ない」など様々な気持ちを言葉で伝えている。友だち同士で言葉のやり取りをする姿も増えてきた。低月齢の子はまだ気持ちを上手く言葉に出来ず仕草などで伝えている為、言葉にして代弁し更なる発語に繋げていく。…

1歳あひる組2021年度10月のまとめ

食事

食具を使い、自分のペースで食べている。食材が細かいとそのまま噛まずに飲み込んでしまうこともあったので、栄養士と相談し子どもたちが程よく噛めるよう配慮した。そうしたことで自分でちぎって食べたり、よく噛んだりして飲み込むことはなくなった。

睡眠

給食後、自分の布団に横になっている。保育者に寝かしつけを求める子もいるが「トントンしない」と自分で入眠したいとアピールする子もいた。

12時頃に入眠する子が、多く、14時頃までぐっすりと眠ることができるようになったからか午後も元気よく活動している。

排泄

午睡後、夕方など便座に座る機会を増やしたことで、自分から積極的に便座に座りたいとアピールする子が増えた。便座で排尿出来ると嬉しそうに保育者に伝えている。排尿がまだ見られない子もいるが、便座に座る習慣が少しずつ身についてきているので引き続きそばで様子を見守りたい。

健康

咳や鼻水で受診し、家で薬を服用する子が多くいた。園でも鼻水が詰まり呼吸しづらそうにする様子も見られたのでこまめに拭き、午睡の際には布団の下に座布団などを入れ、高さを出して呼吸しやすいようにするなど工夫した。

身体発達

走る時に大きく手を振ったり、両足でジャンプをしたりして体を大きく動かすことができるようになってきている。散歩に多く出かけ、高月齢の子は園からヘビ公園まで行き帰り歩くことができるようになった。低月齢の子は順番に保育者と一緒に手を繋いで歩くことにこれから慣れていけるようにしたい。

情緒面

全体的に意思が強くなり、保育者や相手に自分の気持ちを言葉や動作で伝えようとしている。登園時や日中に保護者を求めて泣くことはほとんどなくなり、入り口対応になってから笑顔で保育室に入ることができるようになった。自分で身支度や戸外遊び前の準備をしたい気持ちはあるが、なかなか出来ずにいると「やって」「できない」と保育者に伝えている。

言語

言葉の数が増え、会話を楽しむ様子が見られる。高月齢の子は、物の名称が一致するようになり「きゅうきゅうしゃ いたよ」「みて くるまよ」など、保育者に伝えようとする子もいる。低月齢の子は単語が明瞭になり、保育者の言葉を繰り返したり真似したりしている。季節の歌や手遊びが好きで、子どもたちから自発的に歌う姿が見られる。…

1歳あひる組2021年度9月のまとめ

食事

なし、ぶどう、季節の果物は人気で、一番に口にほお張り、空になったお皿を見て「ないね」とつぶやく姿や、「お魚かな?」「お肉?」とその日のメニューを楽しみにする会話も見られた。       暑さのやわらぎと共に食事量も一段と増え、おかわり分まで空になる日も多い。高月齢児は、ためらっていた食材も「なに?」と聞いて、「お芋よ」「お肉よ」と解かると口に運ぶこともあった。低月齢児も、苦手な食材がはっきりしてきて、お腹が満たされると「おしまい」と自分で終わりにしている。

睡眠

食後は自分の布団を見つけ、嬉しそうに横になる子や、他児が寝ている様子をしばらく見てから布団に移動する子など様々だ。日差しの強い日には、一部のカーテンを閉め、エアコンを使用して十分に休息がとれるよう配慮した。保育者が近くで見守り、トントンすると、目を合わせて安心するように笑顔を見せて入眠する姿が微笑ましい。

排泄

トイレに興味をもち、オムツを脱ぐと自ら便座に座り、タイミングが合えば、尿や便がでることが増えた。使用後には、消毒をしてから次の子が座れるように感染症対策に努めている。

健康

鼻水がでたり、咳が出たりする子はいたが、大きく体調を崩す子はいなかった。朝、夕と

日中の気温差が大きくなってきたので、衣服の調整を行い、室内の温度や湿度換気、こまめな水分補給に留意して、心地良く過ごせるようにした。

身体発達

園庭へ下りる階段の手すりを握って交互に足を出したり、散歩での歩く距離が伸びたり、歩行がしっかりしてきた。公園では、斜面を力強く上り下りしたり、縁石の上をゆっくりと歩いたり、追いかけっこで速く走ったりと、体をたくさん動かして楽しんでいた。

情緒面

自分でやりたい気持ちと、思うようにできない、伝わらないモヤモヤから、泣いたり、駄々をこねたりする姿も見られる。「どうしたいの」「どっちがいいかな」と気持ちに寄り添ったり、選択したりすることで、気持ちの切り替えや、立ち直りができるように援助している。

自分の物と、友だちの物の区別ができるようになり、特定の玩具への思い入れから取り合いになることもあるが、保育者が仲立ちとなったり、玩具の数に気を配ったりしながら、不安や、悲しみが強まらないようにして、関わり方を伝えている。

言語

「おはなさいてるね」「きゅうきゅうしゃ」「どうぞ」「ありがとう」「パパ(ママ)きた」

「せんせー」とたくさんの言葉が出て、一段と賑やかになった。

「〇〇ちゃん、えーんえーん」「どうしたのだろう?」と友だちへの関心も強くなってきている。言葉としては出てこなくても、頭をなでたり、顔をのぞき込んだり、気持ちを表現している姿が見られるので、関わりを大切に見守るようにした。…

1歳あひる組2021年度8月のまとめ

食事

暑い日が続くが食欲は落ちることなく、手づかみやスプーンを使って自分で楽しみながら食べている。必要に応じて一口量や、器に手を添えることですくいやすくなることを伝えた。そしゃくが少なく丸呑みする姿も見られたので、よく噛んで食べられるよう「もぐもぐ」「かみかみ」の声掛けや、マスクの上からでもわかるよう保育者が大きく口を動かしてそしゃくの様子がわかるようにしている。

睡眠

布団に横になるとあっという間に入眠する日や、落ち着かずなかなか入眠できない日があった。適切に睡眠や休息がとれるよう抱っこをしたり、歌をうたったり、そばで見守ったりした。

排泄

高月齢児は自分でズボン、オムツを脱ぎトイレに座る姿が見られた。低月齢児は、排泄が出たことをしぐさや「チッチ」と簡単な言葉で保育者に伝えている。

「おしっこでたかな?」「でたよ」「でてないよ」と排泄のタイミングを言葉で伝えることが増え、一人一人のタイミングで交換している。

健康

高熱を出して1週間くらい休む子や、咳、鼻水が続き食事や睡眠が辛そうな姿が見られた。丁寧に健康観察を行いながらこまめに検温をして、家庭と情報共有を行った。また、室内の気温や湿度や換気、こまめな水分補給に留意して、熱中症対策を行っている。

身体発達

体を斜めにしてポーズをとったり、跳んだり、飛び降りたり、投げたり、台に上がって高いところに手を伸ばしたり、自在に体を動かすことを楽しんでいる。体操や、すべり台、跳び箱登りなどの活動を行い、のびのびと安全に活動できるように見守った。

情緒面

おままごとの食べ物を「どうぞ」と渡したり、口元に運んだり、とあそびを通してともだちとかかわろうとする一方、友だちが使っているおもちゃに興味をもち、急に取ってしまう姿も見られた。保育者も一緒にあそびながら子どもの気持ちを言葉にしてつないだり、同じおもちゃであそべる場を整えたりして、かかわってあそぶ楽しさが感じられるようにした。

言語

高月齢児は「〇〇ちゃん」と友だちを呼んだり、「イヤ」「やりたい」と言葉で気持ちを伝えようとしている。低月齢児は、保育者の近くに来て、話し掛けようとする姿が増えた。気持ちが通じた喜びを感じられるよう受け止めている。…

1歳あひる組2021年度7月のまとめ

食事

職員が給食の準備をし始めると、手洗い場に向かう子や、椅子に座る子など食事を楽しみにしている姿が見られる。先月に続き好き嫌いはあるが、よく食べるようになり、「おかわり」と保育者に皿を渡す姿も見られている。食事後に「ごちそうさまでした」と保育者が言うと、手を合わせて真似る姿もある。

睡眠

どろんこや水遊びなど、日中の活動が広がり体を動かしているからか、睡眠時間も長くなった。12時を過ぎると自然に入眠する子が多いので、無理に寝かし付けはせずに、近くで様子を見守った。午睡中に汗をかいている子もいたので、保育室内の温度をこまめに調節し、汗で濡れたシーツは乾かすなどして快適に眠ることが出来るようにしたことで、ぐっすり眠っている様子が見られた。

排泄

午睡明け、紙パンツが濡れていない子が数名いたので便座に座れるようにした。便座に座ることを嫌がる子はおらず、便器に貼ってあるノンタンや動物の壁面を見て嬉しそうに座っていた。紙パンツ交換後、新しい紙パンツとズボンを自分で穿こうとする姿が多く見られるようになり、保育者と一緒に穿くことができると嬉しそうにしていた。

健康

先月に続き、咳や鼻水が出ている子が多かった。ヘルパンギーナで欠席する子がいたが、RSウイルスが流行した時よりは感染する子が少なく、休む子もほとんどいなかった。蚊に刺されて赤く腫れてしまう子や、汗をかき肌が荒れてしまう子もいたので、濡れタオルや保冷剤などで冷やしたり、看護師に処置してもらったりして様子を見守った。

身体発達

椅子やタライなど、重い物を持つことが出来るようになった。Tシャツを自分で脱いだり、靴を履こうとしたりするなど「自分でやりたい」という気持ちが強く見られているが、上手くできないとイライラしている。指先が器用になり、パズルのピースをつまんだり、絵本のページを一枚ずつめくったりすることが出来るようになった。

情緒面

登園時に母子分離を嫌がり泣く姿は見られなくなった。降園時間になり、他児の保護者がお迎えに来ると寂しさから泣いてしまう子もいたが、保育者に抱っこされると落ち着いている。思い通りにならなかったり、納得できなかったりすると表情を曇らせたり、物を投げたりして意思表示をしている.

他児の姿をよく見ており、行動を真似する子や、相手の反応を試すような姿も見受けられた。

言語

高月齢の子は、「おっきい ぶーぶー いたね」「おそと いく」など二語や三語文を話す姿が多く見られるようになった。低月齢の子は「ママ」「ちっち」「ねんね」などの単語を多く話すようになり、大人との意思の疎通が少しずつできるようになり、言葉でのやり取りを楽しんでいる。…

1歳あひる組2021年度6月のまとめ

食事

全員が乳児食を食べている。手掴みをしながらも自分で意欲的に食べ進める姿が増えてきた。好き嫌いはあるが、全体的に好きな物をおかわりしてよく食べている。少しずつ食事のマナーにも気付けるよう、姿勢や皿の持ち方など声を掛けている。

睡眠

食事後、必要に応じて着替えを行い自分の布団に横になる流れが少しずつ習慣になってきている。一人寝をする子も増えてきた。眠る前に気持ちが高まる子もいたので、落ち着いて入眠することができるようにそばでトントンしたり抱っこをしたりと工夫をしている。その日の活動などにより13:30頃から徐々に起き始めるが、なるべく布団の上で静かに過ごせるよう声を掛けている。

排泄

オムツ替えを嫌がる様子はあまり見られず、保育者の声掛けや促しで行っている。先月に続き友だちがトイレに行く姿を見ることなどから興味を持って便座に座る子がいる。タイミングが合いおしっこが出た時には自信に繋がるよう大いに褒めるようにしている。また、ズボンを自分で履こうとする姿も増えてきているので、見守り必要に応じて援助をするようにしている。

健康

前半は鼻水や咳が出ている子が多かったが、大きく体調を崩し休む様子はあまりなかった。後半になり、発熱で体調を崩し休む子が増えRSウイルスと診断される子が多かった。子どもの体調や外気温を考慮して活動を決め、戸外遊びで汗をかいた際には冷たいタオルで体を拭いたり、こまめに水分補給をしたりと工夫をしていった。

身体発達

天気の良い日には戸外に出て思い切り身体を動かして遊ぶようにした。成長に伴い、室内でも走り回るなど身体を使った遊びを好む姿が見られるので、身体を動かして遊べるよう工夫している。散歩では全員が歩行するようになってきたので立ち乗りバギーのみを使用し、月齢の高い子は保育者と手を繋いで歩いている。

情緒面

登園時に母子分離を嫌がり泣く姿が見られるので、安心して別れられるよう優しく声を掛けたり遊びに誘ったりしている。園に慣れてきた様子で活動が始まると笑顔を見せる子も増えてきているので、寄り添い一緒に遊ぶようにしている。時々自分の気持ちを上手く伝えられずに、友だちのことを叩いたり噛む仕草をしたりすることがあるので、気持ちを受け止めて代弁してあげるようにしている。

言語

それぞれに発語が増え、仕草に加え喃語や一語文・二語文で思いを伝えようとする姿が見られる。大人の言葉も理解している様子で反応が返ってくることが増えている。絵本や歌遊びも好きな様子で保育者が絵本などを持って前に立つと自然と見たい子から集まっている。…

1歳あひる組2021年度5月のまとめ

食事

完了食3名 乳児食11名
好き嫌いがはっきりしてきて、野菜を残す子が増えたが、友だちが食べている姿を見て口に運ぶ姿も見られた。無理強いすることなく、楽しく食べられるよう声を掛けている。
ある程度満足すると、食材を投げたり、立ち歩き始める子には、「お腹いっぱいなったかな?」「ごちそうさましようか?」など声を掛け、遊びにならないようにした。
メニューや体調によって、食事量が少ない時には保護者に伝え共有している。

睡眠

布団に横になるとあっという間に入眠する子や、興奮気味に大きな声がでる子、歩き回る子、抱っこで寝る子様々だ。話を聞いたり、落ち着けるようそばでトントンしたり、一人一人が気持ちよく休息がとれるよう工夫した。早く目覚めた子は様子に応じて、布団でゴロゴロしたり、静な遊びをしたりして過ごしている。
排泄  トイレに興味をもち便座に座る子が増えた。タイミングが合うとおしっこが出ることもあるので、継続していきたい。また、「さっぱりしたね」と声を掛けながらこまめの排泄交換をして、心地良さが感じられるようにしている。

健康

鼻水や咳、発熱で体調を崩し休む子がいた。食後や睡眠時など、その時だけ咳が多く出たり、苦しそうにしたりする様子があったので、保護者との連絡を密に取るようにした。子どもの様子を見ながら、室内で過ごしたり、戸外遊びの際は早めに入室したりするなど、活動を工夫した。気温が高い日も多かったので、水分補給をこまめにし、エアコンを使用して室温に気をつけた。

身体発達

園庭に降りると、お兄さん、お姉さんの真似をして遊びが広がったり、一緒に輪に入って遊ぶことを喜んだりしていた。歩行が始まったばかりの子や、伝い歩きの子は、段ボールの押し車を使って、歩行遊びを楽しんでいた。

情緒面

泣いて「いってらっしゃい」をする子や、園では笑顔だが、登園までにイヤイヤと渋る様子があると保護者から話があった。成長の過程であることを共有しながら、「お迎え来るからね」「お仕事だね」など、見通しの持てる言葉を添えて子どもたちの気持ちに寄り添うようにした。

言語

低月齢児は、日常の簡単な言葉を理解し、保育者の言葉かけに応え動こうとしている。「パァパァパァ」「ばぁー」と発語が増え、保育者とのやり取りを楽しんだ。
高月齢児は、言葉で伝わることが増え、伝えたことを楽しみにすることや、イメージを共有して遊ぶことも増えた。「〇〇したかったのかな?」「〇〇作ろう」と言葉で確認しながら、楽しさに共感している。…

1歳あひる組2021年度4月のまとめ

食事

後期食1名 完了食2名 乳児食10名

食事が運ばれてくると、ワゴンをのぞき込む子もいて、楽しみにしている様子がうかがえた。配膳されると待ちきれない様子で好きなものに手が伸びていた。「スプーンあるよ」の声掛けにスプーンを持ち、「かっこいいね」と声を掛けられて得意気に使う姿も見られた。苦手な食材はお皿を遠ざけたり、首を振ったりと意思表示をしている。自分で食べたい気持ちを大切にさりげなく手伝うようにした。

睡眠

・食後着替えると、自分の布団を探し横になり保育者がトントンすると気持ちよさそうに入眠している。早くに目覚める子もいたので遊べるスペースと、睡眠中の子が十分な休息がとれるよう工夫した。

排泄

・「おしっこでたかな」の声掛けに、トイレの前にくる子や、遊びに夢中な子、いろいろな反応が見られた。遊びに集中している子は区切りを待って声を掛けたり、トイレに興味のある子は座ってみたりと一人一人の様子を見ながら交換した。トイレ前のベンチに並んで座ってズボンをはく姿は微笑ましい光景だ。

健康

・発熱や、下痢で休む子はいたが、クラス内で広がったり、長引いたりすることはなかった。戸外遊びが増えたり、気温が高い日もあったりしたので、衣服の調節や、水分補給に気を付けた。

・戸外遊びの後や、食事の前には、保育者を真似て手を洗っている。泡の流し残しが無いよう声を掛けたり、手を添えながら持続していけるよう見守っていく。

身体発達

・お散歩先の広場では、「はやーい」と言いながら走ったり、「ジャンプー」と言いながら飛ぶ真似をしてみたり、体を動かすことを楽しんでいた。室内では指先を使って、ブロックを長くつなげたり、線路をつなげたり、集中する姿も見られた。

情緒面

・新しい環境や、担任にも徐々に慣れ、笑顔が多く見られるようになった。子どもが楽しい時も、不安な時も、「〇〇でうれしいね」「〇〇は悲しかったね」と言葉で気持ちに寄り添うことを大切にした。

言語

・「おもちゃのチャチャチャ」や「糸まき」など、歌や手遊びを保育者と一緒に楽しむ姿が見られた。指さしや、目線の先にあるものを、保育者が言葉で代弁し、伝わる楽しさを味わえるようにした。…

1歳あひる組2020年度3月のまとめ

食事

汁物の具や副菜は苦手なようで、残すことがあるが、白米はおかわりする子が多い。また、スプーンを使って食べこぼすことなく食べ進められていて、食べこぼしをすると「落ちちゃった」などと保育者に伝えている。

食事を終えた子は、口拭きタオルを使って自ら手と口を拭き、拭き終えると保育者に仕上げで拭いてもらい、衣服に付いたご飯粒などがあった際は、言葉に表したり指差しをしたりして、付いている個所を教えていた。

睡眠

何かを初めて行った日や初めて出来た日は、嬉しさのあまりテンションが高くなり、入眠するのに時間がかかっていたり、入眠しない日があったりした。また、体をあまり動かすことが出来なかった時にも、疲れていないため、入眠するのに時間がかかり起床するのも早かった。

排泄

排尿をすると保育者に「出たー」と教えてくれる子が増えてきて、紙パンツを交換すると嬉しそうに、クラスにいる保育者に紙パンツを交換したことを伝えていた。

紙パンツ交換はタイミングが合うと、スムーズに交換することが出来るが、遊びに夢中になっているとタイミングを逃してしまい、量が多い子は衣服が濡れてしまうことがあった。

健康

体調を崩してしまい発熱で欠席する子がいたが、全体的には休む子は少なかった。
テラスや園庭、散歩に行った際、転んでしまい怪我をすることが多く、看護師に見てもらい処置してもらうことがあった。

鼻水が出ていると、保育室内に設置してあるティッシュを取りに行き、自分で鼻水を拭いてごみ箱に捨てていた。拭き残しがあった際には、保育者に拭いてもらっていた。

身体発達

先月からパズルや知育玩具が気に入っている様子で、「やりたい」と保育者に伝えてくる子が多く、室内遊びでは手先や考えながら行う遊びを好んでいた。

テラスや園庭、散歩では虫探しや花を見るといった自然物に触れていたり、かけっこやボールを使って投げる・蹴るの体を使った遊びを行っていたりした。

先月から子どもたち自身で遊びを見つけ、発展させていきながら遊んでいる姿が見られた。

情緒面

自分が思ったことを他児に伝えられるようになった子も出てきて、先月よりも更に他児と思いの違いでぶつかることが増えてきた。その際は、見守るようにしながら、時には保育者が仲立ちして、お互いの思いを聞くようにしていった。言葉にして思いを伝えることが難しい子は、表情や身振り手振りで保育者に思いを伝えているので、保育者は子どもたちの発信していることを逃さないようにしていった。

言語

休みの日の出来事を、言葉にして表すことが出来るようになってきた子が増え、保育者に話をしていたり、遊びの中で子どもたち同士で会話を楽しんでいたりする姿が見られるようになってきた。また、担任の保育者が保育室内に来ると、「おはよう」と挨拶をする子やハグをする子が多かった。

言葉にしなくても、表情で思いを伝えていたり身振り手振りで表現していた。…