1歳あひる組月のまとめバックナンバー

1歳あひる組2021年度3月のまとめ

食事

野菜は苦手で残す子も多いが、白米、主菜はよく食べおかわりをしている。フォークを使って食べ、食べこぼしも少なくなり、食べこぼすと「落ちちゃった」と保育者に伝えている。食事が終わると自分で口を拭き、保育者が仕上げをしている。「いただきます」「ごちそうさま」とあいさつする声も聞こえるようになってきた。

睡眠

自分の布団に横になるが、友だちと一緒になると嬉しくて眠気よりも、楽しそうにおしゃべりしたり、歌を歌ったりする様子も見られた。保育者が近くで見守ったり、体に触れたり、トントンすると、順に入眠して休息がとれていた。

排泄

紙パンツ交換時や、起床後にトイレに行き便座に座っている。座ると排尿が出ることも増え「でた」とおどろいたような嬉しそうな声が聞こえる。紙パンツも前後を気にして「こっち?」ときいたり、「できたよ」と伝えたりとスムーズに着脱できるようになってきた。紙パンツにおしっこや、うんちが出たことを言葉や仕草で伝えたときには、すぐに対応して心地良さを味わえるようにしている。

健康

気温差も大きく、鼻水や咳、嘔吐が見られたので、登降園時に保護者との情報共有を丁寧に行い、少しの体調の変化も見逃さないようにした。

子どもたちは、鼻水に気付くと自分で拭いたり、保育者に拭いて欲しいことを言葉や、仕草で教えたりしている。自分で手洗い場に向かう姿が見られるようになり「バイキンないね」と洗った後の手を見せる姿もあった。

身体発達

タイヤや、箱をつなげて作った一本橋をバランスをとりながら歩いたり、ジャンプをしたり、お友だちと歩調を合わせて電車ごっこを楽しんだり、いろいろな動きを自分で調節しながら楽しんでる。「よーいドン」の掛け声でかけっこや、まてまての追いかけっこも大好きで、走るのも早くなった。

情緒面

保育者を真似て“小さな先生”になりきって、泣いているお友だちに「どうしたの」「だいじょうぶ」と声を掛ける姿が見られる。お友だちと一緒にいたい、同じものを持ちたい気持ちからトラブルになることもあるが、保育者に気持ちを受け止めてもらうと、自分で気持ちを切り替えようとする姿も見られるようになった。

自分でやりたい気持ちも強くなり、自分なりのこだわりもあるようです。できるだけ時間にゆとりをもって見守り、その気持ちを大切にしている。

言語

人や物、体の部位、色、いろいろなものに名称があるのが分かるようになり、自分が体験したことや感じたことを「たのしかった」「こわいねー」と言葉で伝えている。友だち同士でも「いっしょにあそぼう」「いいよ」「あとで」と言葉でやり取りする姿が少しづつ見られ、引き続き会話ややり取りを楽しみながら、発語を促していく。…

1歳あひる組2021年度2月のまとめ

食事

保育者の声掛けで手洗いをして食事の席に着くと、机の上に置かれたエプロンを自分で着けようとしている。声掛けで長袖を腕まくりし、挨拶をしてから食べ始める子も増えてきた。全員がフォークを使用するようになり、先月に続き時々利き手や持ち方が分からなくなる子もいる為、そばで丁寧に伝えることを続けた。野菜以外はよく食べ引き続きおかわりもよくしている。

睡眠

大きな変化はなく、自然と入眠する子が増えている。食後自分の布団に横になると体を動かしたり話したりする子もいるが、保育者がそばで見守り「寝ようね。」などと声を掛けると自然と入眠していた。午睡の場所がテラス側になり出入口から離れたことで、ぐっすりと眠れるようになり、ほとんどの子が14時頃まで眠っている。

排泄

紙パンツの交換にくると濡れている子が多いが、積極的に便座に座り排尿ができ喜ぶ姿が増えてきている。ズボンと紙パンツの着脱も自分で取り組んでいるが、最後にズボンがお尻に引っ掛かってしまったり、下着が出ていたりする為仕上げをしてあげている。また感染症予防の為便座に座ったり、着脱用の長椅子に直に座ったりした際には毎回消毒することを続けている。

健康

全体的に鼻水が出ている子が多かった為、こまめに顔を見て鼻水が出ていたら拭いてあげたり、ウエットティッシュで綺麗にしてあげたりした。鼻水が出ると保育者に知らせたり、自らティッシュを手に取って鼻を拭いたりする子もいた。またコロナウイルスの流行に配慮し体調の変化に注意してこまめに体温を測るようにした。

身体発達

散歩の際、相性などに考慮してペアを決めていることでバギーを使用せずに歩くことに慣れ、安定して歩けるようになってきた。体力も付き30分ほど歩いた日もあった。手首の使い方が上手になり、制作の際などにクレヨンで描く絵が力強くなった。

情緒面

気の合う友だちとごっこ遊びをし、やり取りを楽しむ姿が増えてきた。その反面、意思疎通が上手くいかないとトラブルになり手が出たり声を上げたりして怒る姿も多い為、側で見守るようにした。着脱が自分でできたことやブロックで形を作ったこと、散歩で何かを見つけたことなど保育者に伝えようとする姿が増えている。自信や喜びに繋げる為、見逃さずにしっかりと受け止めて共感するようにした。

言語

散歩に出掛けた際、言葉のやり取りを楽しんで歩く姿がある。生活の中でも高月齢の子は会話を楽しむ姿が増えてきているが、先月に続き保育者が言ったことが分からず混乱する姿も見られる為、身振り手振りを加えて分かりやすく伝えることを続けた。トラブルの際、まだ上手く自分の気持ちが伝えられなかったり、手が出たりしてしまう姿が見られる為、気持ちを言葉で代弁し「やめて」「取らないで」と言葉で伝えることも知らせた。…

1歳あひる組2021年度1月のまとめ

食事

苦手な物は「いらない」と保育者に伝える。食欲旺盛で、おかわりもよくしている。「おかわり」「ちょうだい」と保育者に対しアピールをする姿も見られる。食具はほとんどの子がフォークを使用しており、使い方も安定しているが時折利き手や持ち方が分からなくなる子もいたので、そばで丁寧に伝えた。食材のカットの大きさを変えてもらったことで、口に詰め込み過ぎることもなくよく噛んで食べていた。

睡眠

「トントンしてー」と保育者に寝かしつけを求めることが増えた。トントンしてもすぐに眠ることはないが、近くに保育者がいることが安心するようで、寝かしつけをしなくてもそばに行くと自然と入眠していた。室内の暖房を付けて眠っていたこともあり、体温調節が難しく頬が赤くなったり体が熱くなったりすることもあったので、換気をして様子を見た。

排泄

先月同様、自ら紙パンツの交換にくる姿が見られる。1月に入り、ズボンの着脱だけでなく紙パンツを穿こうとしている。はじめは「できない」「やって」と保育者に助けを求める子が多かったが、少しずつできるようになり「できた」「あってる?」と確認するようになった。

健康

手洗いの際に、手の表面しか洗わず手の甲がきちんと洗えていなかったので、そばで丁寧に洗い方を伝えた。また手洗い後に手を拭いた際にきちんと拭き取れておらず濡れたままの子が多くいたので、拭き方も伝えた。低月齢の子たちはまだ難しそうだが、高月齢の子たちは丁寧に手を拭くようになった。

身体発達

先月同様、バギーを使用せず15名全員で歩いて散歩に出掛ける。相性や身長差もあるが、ゆっくりとしたペースで安全に歩くことができた。また活動量が増えたが子どもたちの体力も付いてきた。手先が器用になり、小さなものをつまんだり、シールを剝がしたりすることができるようになった。

情緒面

靴や靴下の着脱の際に、自分でできずに泣いてしまうことがあった。子どもたちが自分でじっくりと取り組めるように時間に余裕を持ち、見守った。

自分でやりたいという気持ちが強く芽生えてきた反面、まだまだ保育者に甘えたい気持ちがあるのか「だっこして」「ぎゅ」とスキンシップを求める姿も多く見られたので、感染症予防を意識しながら子どもたちの気持ちを受け止めた。

言語

高月齢児は二語文や三語文を話している。言葉は増えてきているが、保育者が言ったことが分からず混乱する姿も見られるので、身振り手振りを加えて分かりやすいよう伝えた。低月齢の子は「できた」「おいしい」「みて」「やって」など自分の気持ちを簡単な言葉で伝えようとしている。また子ども同士での言葉のやり取りも増えてきている。…

1歳あひる組2021年度12月のまとめ

食事

パンを今までより大きめのサイズにして、自分で調整し噛み切って食べられるようにしたり、バナナの皮が付いたまま配膳して自分で皮をむいて食べたりできるよう、子どもの成長に合った食事の提供を園長、栄養士と相談しながら進めた。パンを口に詰め込むことが減り、自分で皮をむいたバナナを頬張ると笑顔があふれていた。

睡眠

気温が下がったこともあり、布団をかけてとアピールする姿が増え、布団にくるまると心地良さそうに横になっていた。

早い時間に起きる子もいるので、寝ている子が起きないよう、部屋を区切ったり、布団の場所を変えたりして、目覚めた子も寝ている子も安心して過ごせるよう配慮している。

排泄

外遊びから入室すると、手を洗い、トイレに自ら向かう姿が見られるようになった。低月齢児も自分でズボンを脱ぎトイレに座っている。毎日同じ生活の流れをつくってきたことで子ども自身が気づいて生活する姿が見られるようになってきた。「自分でできたね」「すごいね」と認める言葉を掛けながら、自分でできる喜びを十分に感じられるように関わっていきたい。

健康

突然の高い発熱や感染症で、早退や休む子がいた。登園できるようになっってからも落ち着かなかったり、食事がとれなかったりと本調子に戻るまでには時間がかかった。鼻水、咳が出る子も多かったので、水分補給をこまめにしたり、睡眠時に頭を高くしたりするなどして、少しでも心地良く過ごせるように配慮した。また、感染症対策として、玩具の消毒や、排泄交換後の消毒もこまめに行った。

身体発達

近くのパンダ公園へは、友だち、保育者と手をつなぎ、歩いて散歩に行くことができるようになった。周りと歩調を合わせたり、友だちがつまずいたりすると心配そうに立ち止まり、「だいじょうぶ」と声をかける姿も見られた。公園では、慎重にバランスを取りながら平均台に挑戦していた。

情緒面

友だちへの興味が強くなり、友だちが使っている玩具を使いたい気持ちから取り合いになることもある。保育者が、「〇○ちゃん使っているね」「貸してってきいてみよう」と声をかけたり,思い通りにならなくても、「使いたいね」「後で貸してもらえるかな」など言葉にしたりしてかかわり方を伝えている。

言語

高月齢児は、「おそといくの?」「〇〇ちゃんきたね」「〇〇したいな」と言葉が豊かになり、やり取りや出来事を保育者や友だちに伝えることが増えた。低月齢児も発語と仕草で気持ちを伝えている。歌や手遊びが好きで、いろいろな場所から歌声が聞こえている。…

1歳あひる組2021年度11月のまとめ

食事

11月よりフォークを使い始める。思っていたよりも嫌がったり、上手く使えなかったりする様子はなかった。食材をさせることで使いやすそうな姿も見られる。果物やパンもフォークをさして食べようとする姿が見られるが、フォークを使う喜びを感じてほしいのでマナーは少しずつ知らせていきたい。

睡眠

自分の布団に横になり、保育者が寝かしつけをしなくても自然と眠る子と保育者が側について寝かしつけをするまで話をしたり、体を動かしたりしている子がいる。活動によっては14時過ぎまでほとんどの子が眠っている日があった。

排泄

保育者の声掛けや促しなど一人一人のタイミングでトイレにきて紙パンツの交換をしている。便座にも積極的に座っている為、側で見守り排尿出来た時には大いに褒め喜びを共感するようにしている。ズボンの着脱も自分でしようとする姿があり、少しずつ上手に履ける子が増えてきている。

健康

咳や鼻水が出る子が多く、数名発熱した子もいた。体調により情緒が不安定な様子が見られる子がいた為、機嫌などにも気を配るようにした。また、寒い日が増えてきたので戸外遊びの際には上着を着るようにし、室内も暖房と加湿器をつけて寒さ対策をした。

身体発達

行事などにより散歩に行く機会は少なかったが、テラスや園庭で思い切り体を動かして遊んだ。園庭では、砂遊びだけでなくお兄さん・お姉さんと一緒に走り回ったり、ぽっくりに挑戦したりして遊ぶ。散歩では、行き帰りで順番に保育者と手を繋いで歩いたり、安全な場所では友だちと手を繋いで歩く練習をしたりもしている。

情緒面

「自分で」という気持ちが強くなり、食事や着脱など様々なことを自分で取り組んでいる。まだ上手く出来ない部分もあるが、さりげなく手伝い達成感を味わえるようにしている。友だちの遊びに参加したり一緒に関わって遊んだりする姿が増えている中で、意思疎通が上手くいかずにトラブルになることがある。その為、保育者が子どもの気持ちを言葉にして代弁し落ち着けるようにしている。

言語

「やきいもグーチーパー」や「どんぐりころころ」など季節の歌を楽しむことが出来た。高月齢の子は「〇〇いた」「やりたい」「痛い」「出来ない」など様々な気持ちを言葉で伝えている。友だち同士で言葉のやり取りをする姿も増えてきた。低月齢の子はまだ気持ちを上手く言葉に出来ず仕草などで伝えている為、言葉にして代弁し更なる発語に繋げていく。…

1歳あひる組2021年度10月のまとめ

食事

食具を使い、自分のペースで食べている。食材が細かいとそのまま噛まずに飲み込んでしまうこともあったので、栄養士と相談し子どもたちが程よく噛めるよう配慮した。そうしたことで自分でちぎって食べたり、よく噛んだりして飲み込むことはなくなった。

睡眠

給食後、自分の布団に横になっている。保育者に寝かしつけを求める子もいるが「トントンしない」と自分で入眠したいとアピールする子もいた。

12時頃に入眠する子が、多く、14時頃までぐっすりと眠ることができるようになったからか午後も元気よく活動している。

排泄

午睡後、夕方など便座に座る機会を増やしたことで、自分から積極的に便座に座りたいとアピールする子が増えた。便座で排尿出来ると嬉しそうに保育者に伝えている。排尿がまだ見られない子もいるが、便座に座る習慣が少しずつ身についてきているので引き続きそばで様子を見守りたい。

健康

咳や鼻水で受診し、家で薬を服用する子が多くいた。園でも鼻水が詰まり呼吸しづらそうにする様子も見られたのでこまめに拭き、午睡の際には布団の下に座布団などを入れ、高さを出して呼吸しやすいようにするなど工夫した。

身体発達

走る時に大きく手を振ったり、両足でジャンプをしたりして体を大きく動かすことができるようになってきている。散歩に多く出かけ、高月齢の子は園からヘビ公園まで行き帰り歩くことができるようになった。低月齢の子は順番に保育者と一緒に手を繋いで歩くことにこれから慣れていけるようにしたい。

情緒面

全体的に意思が強くなり、保育者や相手に自分の気持ちを言葉や動作で伝えようとしている。登園時や日中に保護者を求めて泣くことはほとんどなくなり、入り口対応になってから笑顔で保育室に入ることができるようになった。自分で身支度や戸外遊び前の準備をしたい気持ちはあるが、なかなか出来ずにいると「やって」「できない」と保育者に伝えている。

言語

言葉の数が増え、会話を楽しむ様子が見られる。高月齢の子は、物の名称が一致するようになり「きゅうきゅうしゃ いたよ」「みて くるまよ」など、保育者に伝えようとする子もいる。低月齢の子は単語が明瞭になり、保育者の言葉を繰り返したり真似したりしている。季節の歌や手遊びが好きで、子どもたちから自発的に歌う姿が見られる。…

1歳あひる組2021年度9月のまとめ

食事

なし、ぶどう、季節の果物は人気で、一番に口にほお張り、空になったお皿を見て「ないね」とつぶやく姿や、「お魚かな?」「お肉?」とその日のメニューを楽しみにする会話も見られた。       暑さのやわらぎと共に食事量も一段と増え、おかわり分まで空になる日も多い。高月齢児は、ためらっていた食材も「なに?」と聞いて、「お芋よ」「お肉よ」と解かると口に運ぶこともあった。低月齢児も、苦手な食材がはっきりしてきて、お腹が満たされると「おしまい」と自分で終わりにしている。

睡眠

食後は自分の布団を見つけ、嬉しそうに横になる子や、他児が寝ている様子をしばらく見てから布団に移動する子など様々だ。日差しの強い日には、一部のカーテンを閉め、エアコンを使用して十分に休息がとれるよう配慮した。保育者が近くで見守り、トントンすると、目を合わせて安心するように笑顔を見せて入眠する姿が微笑ましい。

排泄

トイレに興味をもち、オムツを脱ぐと自ら便座に座り、タイミングが合えば、尿や便がでることが増えた。使用後には、消毒をしてから次の子が座れるように感染症対策に努めている。

健康

鼻水がでたり、咳が出たりする子はいたが、大きく体調を崩す子はいなかった。朝、夕と

日中の気温差が大きくなってきたので、衣服の調整を行い、室内の温度や湿度換気、こまめな水分補給に留意して、心地良く過ごせるようにした。

身体発達

園庭へ下りる階段の手すりを握って交互に足を出したり、散歩での歩く距離が伸びたり、歩行がしっかりしてきた。公園では、斜面を力強く上り下りしたり、縁石の上をゆっくりと歩いたり、追いかけっこで速く走ったりと、体をたくさん動かして楽しんでいた。

情緒面

自分でやりたい気持ちと、思うようにできない、伝わらないモヤモヤから、泣いたり、駄々をこねたりする姿も見られる。「どうしたいの」「どっちがいいかな」と気持ちに寄り添ったり、選択したりすることで、気持ちの切り替えや、立ち直りができるように援助している。

自分の物と、友だちの物の区別ができるようになり、特定の玩具への思い入れから取り合いになることもあるが、保育者が仲立ちとなったり、玩具の数に気を配ったりしながら、不安や、悲しみが強まらないようにして、関わり方を伝えている。

言語

「おはなさいてるね」「きゅうきゅうしゃ」「どうぞ」「ありがとう」「パパ(ママ)きた」

「せんせー」とたくさんの言葉が出て、一段と賑やかになった。

「〇〇ちゃん、えーんえーん」「どうしたのだろう?」と友だちへの関心も強くなってきている。言葉としては出てこなくても、頭をなでたり、顔をのぞき込んだり、気持ちを表現している姿が見られるので、関わりを大切に見守るようにした。…

1歳あひる組2021年度8月のまとめ

食事

暑い日が続くが食欲は落ちることなく、手づかみやスプーンを使って自分で楽しみながら食べている。必要に応じて一口量や、器に手を添えることですくいやすくなることを伝えた。そしゃくが少なく丸呑みする姿も見られたので、よく噛んで食べられるよう「もぐもぐ」「かみかみ」の声掛けや、マスクの上からでもわかるよう保育者が大きく口を動かしてそしゃくの様子がわかるようにしている。

睡眠

布団に横になるとあっという間に入眠する日や、落ち着かずなかなか入眠できない日があった。適切に睡眠や休息がとれるよう抱っこをしたり、歌をうたったり、そばで見守ったりした。

排泄

高月齢児は自分でズボン、オムツを脱ぎトイレに座る姿が見られた。低月齢児は、排泄が出たことをしぐさや「チッチ」と簡単な言葉で保育者に伝えている。

「おしっこでたかな?」「でたよ」「でてないよ」と排泄のタイミングを言葉で伝えることが増え、一人一人のタイミングで交換している。

健康

高熱を出して1週間くらい休む子や、咳、鼻水が続き食事や睡眠が辛そうな姿が見られた。丁寧に健康観察を行いながらこまめに検温をして、家庭と情報共有を行った。また、室内の気温や湿度や換気、こまめな水分補給に留意して、熱中症対策を行っている。

身体発達

体を斜めにしてポーズをとったり、跳んだり、飛び降りたり、投げたり、台に上がって高いところに手を伸ばしたり、自在に体を動かすことを楽しんでいる。体操や、すべり台、跳び箱登りなどの活動を行い、のびのびと安全に活動できるように見守った。

情緒面

おままごとの食べ物を「どうぞ」と渡したり、口元に運んだり、とあそびを通してともだちとかかわろうとする一方、友だちが使っているおもちゃに興味をもち、急に取ってしまう姿も見られた。保育者も一緒にあそびながら子どもの気持ちを言葉にしてつないだり、同じおもちゃであそべる場を整えたりして、かかわってあそぶ楽しさが感じられるようにした。

言語

高月齢児は「〇〇ちゃん」と友だちを呼んだり、「イヤ」「やりたい」と言葉で気持ちを伝えようとしている。低月齢児は、保育者の近くに来て、話し掛けようとする姿が増えた。気持ちが通じた喜びを感じられるよう受け止めている。…

1歳あひる組2021年度7月のまとめ

食事

職員が給食の準備をし始めると、手洗い場に向かう子や、椅子に座る子など食事を楽しみにしている姿が見られる。先月に続き好き嫌いはあるが、よく食べるようになり、「おかわり」と保育者に皿を渡す姿も見られている。食事後に「ごちそうさまでした」と保育者が言うと、手を合わせて真似る姿もある。

睡眠

どろんこや水遊びなど、日中の活動が広がり体を動かしているからか、睡眠時間も長くなった。12時を過ぎると自然に入眠する子が多いので、無理に寝かし付けはせずに、近くで様子を見守った。午睡中に汗をかいている子もいたので、保育室内の温度をこまめに調節し、汗で濡れたシーツは乾かすなどして快適に眠ることが出来るようにしたことで、ぐっすり眠っている様子が見られた。

排泄

午睡明け、紙パンツが濡れていない子が数名いたので便座に座れるようにした。便座に座ることを嫌がる子はおらず、便器に貼ってあるノンタンや動物の壁面を見て嬉しそうに座っていた。紙パンツ交換後、新しい紙パンツとズボンを自分で穿こうとする姿が多く見られるようになり、保育者と一緒に穿くことができると嬉しそうにしていた。

健康

先月に続き、咳や鼻水が出ている子が多かった。ヘルパンギーナで欠席する子がいたが、RSウイルスが流行した時よりは感染する子が少なく、休む子もほとんどいなかった。蚊に刺されて赤く腫れてしまう子や、汗をかき肌が荒れてしまう子もいたので、濡れタオルや保冷剤などで冷やしたり、看護師に処置してもらったりして様子を見守った。

身体発達

椅子やタライなど、重い物を持つことが出来るようになった。Tシャツを自分で脱いだり、靴を履こうとしたりするなど「自分でやりたい」という気持ちが強く見られているが、上手くできないとイライラしている。指先が器用になり、パズルのピースをつまんだり、絵本のページを一枚ずつめくったりすることが出来るようになった。

情緒面

登園時に母子分離を嫌がり泣く姿は見られなくなった。降園時間になり、他児の保護者がお迎えに来ると寂しさから泣いてしまう子もいたが、保育者に抱っこされると落ち着いている。思い通りにならなかったり、納得できなかったりすると表情を曇らせたり、物を投げたりして意思表示をしている.

他児の姿をよく見ており、行動を真似する子や、相手の反応を試すような姿も見受けられた。

言語

高月齢の子は、「おっきい ぶーぶー いたね」「おそと いく」など二語や三語文を話す姿が多く見られるようになった。低月齢の子は「ママ」「ちっち」「ねんね」などの単語を多く話すようになり、大人との意思の疎通が少しずつできるようになり、言葉でのやり取りを楽しんでいる。…

1歳あひる組2021年度6月のまとめ

食事

全員が乳児食を食べている。手掴みをしながらも自分で意欲的に食べ進める姿が増えてきた。好き嫌いはあるが、全体的に好きな物をおかわりしてよく食べている。少しずつ食事のマナーにも気付けるよう、姿勢や皿の持ち方など声を掛けている。

睡眠

食事後、必要に応じて着替えを行い自分の布団に横になる流れが少しずつ習慣になってきている。一人寝をする子も増えてきた。眠る前に気持ちが高まる子もいたので、落ち着いて入眠することができるようにそばでトントンしたり抱っこをしたりと工夫をしている。その日の活動などにより13:30頃から徐々に起き始めるが、なるべく布団の上で静かに過ごせるよう声を掛けている。

排泄

オムツ替えを嫌がる様子はあまり見られず、保育者の声掛けや促しで行っている。先月に続き友だちがトイレに行く姿を見ることなどから興味を持って便座に座る子がいる。タイミングが合いおしっこが出た時には自信に繋がるよう大いに褒めるようにしている。また、ズボンを自分で履こうとする姿も増えてきているので、見守り必要に応じて援助をするようにしている。

健康

前半は鼻水や咳が出ている子が多かったが、大きく体調を崩し休む様子はあまりなかった。後半になり、発熱で体調を崩し休む子が増えRSウイルスと診断される子が多かった。子どもの体調や外気温を考慮して活動を決め、戸外遊びで汗をかいた際には冷たいタオルで体を拭いたり、こまめに水分補給をしたりと工夫をしていった。

身体発達

天気の良い日には戸外に出て思い切り身体を動かして遊ぶようにした。成長に伴い、室内でも走り回るなど身体を使った遊びを好む姿が見られるので、身体を動かして遊べるよう工夫している。散歩では全員が歩行するようになってきたので立ち乗りバギーのみを使用し、月齢の高い子は保育者と手を繋いで歩いている。

情緒面

登園時に母子分離を嫌がり泣く姿が見られるので、安心して別れられるよう優しく声を掛けたり遊びに誘ったりしている。園に慣れてきた様子で活動が始まると笑顔を見せる子も増えてきているので、寄り添い一緒に遊ぶようにしている。時々自分の気持ちを上手く伝えられずに、友だちのことを叩いたり噛む仕草をしたりすることがあるので、気持ちを受け止めて代弁してあげるようにしている。

言語

それぞれに発語が増え、仕草に加え喃語や一語文・二語文で思いを伝えようとする姿が見られる。大人の言葉も理解している様子で反応が返ってくることが増えている。絵本や歌遊びも好きな様子で保育者が絵本などを持って前に立つと自然と見たい子から集まっている。…