1歳あひる組月のまとめバックナンバー

1歳あひる組2022年度10月のまとめ

食事

蓮根を見て「これ、なに?」「おやさい?」「たべると、おおきくなる?」という声がきこえてきた。お弁当の手遊び歌の中に出てくる“穴の開いたレンコンさん”だよと話すと、イメージが湧いてきた様子で、パクリと食べ「おいしい」と言っていた。旬ならではの物は食べる前に「これは○○と言う名前の食材や果物」だと話をするようにした。

絵本や紙芝居・手遊び歌や、ままごと遊びを通して、食材や食事のメニューなどに興味を持てるようにした。

睡眠

生活のリズムやその日の様子により、午睡の入眠する時間と目覚める時間はそれぞれ違いがあるが、一人一人しっかりと休息はとれていた。

食事が終わり午睡の準備をすると自分の布団を探し、見つけると嬉しそうな表情を見せ、ゴロリと横になる。保育者が傍でトントンやマッサージをすると、安心して入眠する。

睡眠が浅くなるとドアの音などの生活音で目覚めてしまう子がいた。保育者が傍にいると再眠することが増えてきた。

排泄

一人一人のタイミングや活動の前後で「パンツをかえよう」と声をかけ、紙パンツの交換をおこない、“きもちいい”“さっぱりした”という感覚を感じられるようにした。

トイレに行ってみたいという時には、保育者と一緒にトイレに入り、便座に座ってみた。寒くなり排尿の間隔が短くなってきたので、子どもの気持ちも受け止めつつ、無理なくおこなうようにした。

健康

朝夕と日中の寒暖差により、鼻水や咳など体調を崩す子もいた。家庭と連絡を密に取り合った。寒くなってきたので、戸外に出る時は上着を着たり、室内での衣服の調節などをしたり、その日の気候に合わせておこなうようにした。

入室の際や食事前の手洗いは習慣として身についてきている。手を洗う時に服が濡れないように袖まくりをすることや、濡れた手をペーパーでしっかりと拭きとることを知らせた。

身体発達

天候や体調を見守りながら、戸外に出る機会を多くとるようにした。午前中だけでなく午後も戸外に出てたくさん体を動かすことにより、歩行がより安定してきて転倒することも少なくなってきた。雨の日は室内でも全身を動かせるように、四つん這いになり這い這いや高這いをしたり、しゃがんだりジャンプしたり回ったりするあそびを取り入れるようにした。

スタンプやクレヨンやシール貼りなどで指先を使うあそびや、新聞紙ちぎりやビニール袋風船あそびなどもおこない、感触や感覚を味わえるようにした。

情緒面

一人一人の姿や様子を見て、あそびを用意し好きな所ですごせるようにした。子どもに人気の遊具は数を増やし安定して、じっくりとあそべるような環境を作るように心がけた。

自分の気持ちが相手に伝わらない時に泣いて訴える姿が見られたので、その子の気持ちを受け止めつつ、どうしたらいいのかを一緒に考えて相手に言葉で伝えていくことを知らせていった。

言語

友だちや保育者をみつけると「○○ちゃん、おはよう」「せんせい、いっしょにあそぼう」という二語から三語の文となる声が聞こえていた。

言語として出てこなくても、指さしやうなずきや首振りなどで相手に自分の気持ちを全身で伝えようとする姿も見られていた。言葉とならない子の訴えにも耳を傾けるように気をつけて見守るようにし、保育者が代弁するようにした。…

1歳あひる組2022年度9月のまとめ

食事

体調を崩して食欲が落ちることもあったが、少しづつ食事の摂取量が増えている。好きなものから自分で食べようとし、食具を意欲的に使おうとする姿も出て来ている。他児の様子が気になり横を向いてしまったり、手を出してしまうことがあるので、丁寧に援助していく。

睡眠

涼しくなり、睡眠時間が伸びてきている。活動が活発になりたくさん体を動かして遊ぶようになったことで、睡眠時間が伸び休息もたっぷりととれている。自分で布団の所へ行き、横になって眠ることができる子もいて、生活リズムが整ってきている。

排泄

排尿する感覚がわかるようになり、自分から「出た」と訴える子や、出ているかを聞くと「出てない」「出ている」と答える子もおり、排泄に気持ちが向くようになってきている。子どもの気持ちやタイミングを見ながらトイレへ誘う声をかけていく。

健康

感染症の流行で発熱や発疹で欠席する子が多くなった時期もあるが、消毒をこまめに行いながら予防に努めていった。

自分でズボンや靴、靴下を脱ぐことができるようになり、履くことにも興味が出てきている。さりげなく援助をしながら自分で出来た嬉しさを味わえるようにしていく。

身体発達

涼しい日はテラスや園庭へ行ってあそび、散歩にも出かける。歩行がしっかりしてきて活発に戸外で遊んでいる。

フープや台を跳んだり、ボールを投げたりと全身を使って遊ぶようになり、安全にあそぶことができるよう環境を整える。

情緒面

自分のクラスの仲間を意識するようになり、友だちと一緒に遊びたい気持ちを伝えるようになっている。そのため同じ遊びがしたくて友だちが使っている玩具に手を伸ばすこともあり、使いたい時のやりとりを保育者が仲立ちをして繰り返し伝えていく。気持ちが安定して過ごせるよう落ち着いた環境で生活が出来るように工夫していく。

言語

子ども同士で会話をして関わる姿が多くなっている。関わりを見守りながら、時には関係が深まるように言葉を添えていく。子どもたちの言葉に保育者が耳を傾けて思いをしっかりと受け止めていきながら発語を促していく。絵本やお話を楽しみながら言葉への興味を育てて、言葉を使うことの楽しさを伝えていく。…

1歳あひる組2022年度8月のまとめ

食事

手掴み食べや食具を使いこぼしてしまうこともあるが、上手に食べられるようになってきている。エプロンを自分で首の部分を回して、自分でやってみようとする姿が見られるようになった。難しいときには、「やって」と言葉や身振りで伝えていた。

睡眠

掛ける物が普段使っているのと違うものになると「ないない」と自分の布団がないことを訴えていた。新しく変わったことを伝えると納得をして布団に横になっている姿が見られた。寝返りをした際にうつぶせになっている子がいるので、仰向け横向きに変えるようにしている。

排泄

排尿の間隔が伸びてきている子が増えてきている。出ていない時はトイレに誘うようにした。排尿すると股を抑えて〝出た″と訴える子の姿も見られた。

健康

発熱で休む子や咳、鼻水が出ていることが多く見られた。鼻水が出ると自分でティッシュを取りに行き拭いている姿や、保育者の所に持ってきて〝やって″と訴える姿が見られた。

自分でズボンや靴、靴下を脱ぐことができるようになってきている。一人でできたという達成感を感じられるよう「できたね」「すごいね」と褒めていき次に繋げられるようにした。

身体発達

「オオカミさん」の遊びが好きで、「オオカミさんやりたい」という子の姿が多く見られた。友だちと手を繋いで歩くことや「オオカミさん」と呼ぶことを楽しんでいた。

水遊びはシャベルを使って水をくみジョウロに入れたり、玩具を他の所に移したり、水をすくうことを楽しんで遊んでいた。

情緒面

友だちが使っている玩具に興味をもち、手を伸ばそうとすることがある。使いたい時は「貸して」と伝えるようその都度声を掛けた。

友だちと一緒に遊ぶ楽しさを感じている姿が見られる。関わりたいが上手く思いを伝えられず、〝なんで″〝どうして″と泣いてしまうこともあるので、子どもの思いを代弁していくようにしている。

言語

体の痛いところがあると「ここ痛いの」「転んでぶつけた」と伝えられるようになったことや登園時「ママと来た」「パパ」など、自分のことを考えて伝えられるようになってきている。二語文、三語文と話せるようになっている。他児や保育者の言葉を真似ることも多くなってきている。…

1歳あひる組2022年度7月のまとめ

食事

果物のお皿を見て「これはなぁに?」と食材の名称を保育者に聞いてくる姿があった。「スイカよ」と声をかけると、スイカを口に入れて見て「あまい!」と声をあげる子と、食べたことはあるけど…ちょっと…という子の姿が見られ、感覚の味覚が育ってきていると感じた。保育者がエプロンを着けると、そろそろ食事かなと自分から水道に行き、手を洗おうとする。暑くなり、汁物をおかわりする子が多かった。

睡眠

食後に自分の布団を探し、見つけるとゴロリと横になる。入眠する時刻は一人一人違うが、保育者が傍にいきマッサージやトントンをすると安心して眠っていた。水遊びをした日は入眠するのが早かった。物音などで早めに目覚めてしまう子もいる。保育者が傍にいると再眠できるようになってきたが、早くに目覚めた子の声や物音で目覚めてしまう子もいた。

排泄

遊びに集中していると「いや」と言ったり、首を振って今は行きたくないと自分の気持ちをあらわしたりしていた。おしっこが出ている時には、遊びの様子を見ながら無理なく声をかけ、一人一人のタイミングで紙パンツの交換をおこなうようにした。

トイレに興味を持ち覗いたりする姿が見られた。その時には一緒に保育者がトイレの中に入り、どんな所なのかを感じられるようにした。

健康

発熱や下痢や蕁麻疹などで休む子はいたが、長引いたり大きく体調を崩したりすることはなかった。虫刺されによる腫れなどの肌トラブルも見られた。体調の変化や肌の様子など、家庭と連携を密に取るようにした。

気温も上がり、体温が高めになる時もあったので、こまめに水分補給をしたり、衣服や室温の調節をおこなったりした。

身体発達

気温が高くなり戸外に出て遊ぶことが少なくなってしまったが、室内でもしっかりと全身を動かして遊ぶようにし、トンネルや平均台やリズム遊びなどを楽しんだ。

水遊びの前には音楽に合わせて体操やダンスをおこなった。天気の良い日にはタライに水を入れて水遊びをし、素手やシャベルやバケツなどを使い水の感覚を味わっていた。

水性ペンでにじみ絵やクレヨン描きやシール貼りなど、手や指先を使う遊びを楽しんだ。

情緒面

一人一人の姿や様子を見て、さまざまなあそびを用意し好きな所ですごせるようにした。体調や生活リズムなどを保護者と伝えあい、安心してすごせるようにした。

子どもが何を見て感じているのか、保育者が子どもと同じ目線になり一緒に遊び、その時の気持ちを共感できるように心がけた。

言語

子どもが興味を示した絵本や歌や手遊びを楽しんだ。子どもが好きなものを繰り返すことで、絵本や歌や手遊びの中に出てくる言葉や語尾を真似ていた。歌や手遊びが言葉として出ていなくても、手を叩いたり全身をゆすったりすることで一緒に楽しんでいる様子が伺えた。遊具の貸し借りで「かして」「いいよ」「あとで」などの言葉を使ってのやり取りをする姿が見られた。…

1歳あひる組2022年度6月のまとめ

食事

・食事の配膳が始まると、お腹が空いた子は自分から手洗いをしにきている。戸外で活動した後は空腹を訴える子が多くなっている。自分のペースで好きな物から意欲的に食べている。暑くなってきたので、味噌汁やスープを喜んで飲み、たくさんおかわりをして、食事を楽しんでいる。

睡眠

・食後着替えると、自分の布団を見つけて横になり眠れる子が増えている。

睡眠時間が長くなっており、体を十分に休めることができるようになった。早くに目覚めた子は布団の上で過ごすように促し、保育者が寄り添いながらなるべくたくさん体を休めることができるように配慮していく。

排泄

・オムツを交換してもらう気持ちよさがわかり、保育者の誘いで自分から交換をしてもらいにきている。遊びに集中している子には遊びの様子をみながら声を掛け、気持ちよく交換ができるように配慮している。午睡後などにオムツが濡れていない時にはトイレに誘ってみるなど、少しずつトイレにも慣れていくようにしていく。

 健康

・下痢をする子が多くなり、衛生管理に配慮しながら生活を行う。急に暑くなったので、衣服の調節や、水分補給を行い健康で過ごせるようにしていく。

・手洗いに慣れて、戸外遊びの後や食事の前には、自分から手を洗う様子が見られるようになっている。手洗いの習慣が持続していけるよう見守っていく。

身体発達

・天気の良い日はテラスや園庭で外気に触れて、たくさん体を動かしてあそぶ。泥んこあそびの経験もして、泥の感触を味わいながら楽しむことができた。

・園庭に行く時には手すりにつかまって慎重に階段の昇り降りを行い、足をしっかりと上げて、昇ったり降りたりができるようになっている子もいる。

情緒面

・自分の思いを仕草で保育者に伝えようとし、伝わると笑顔を見せている。保育者とのやりとりが盛んになり、積極的に保育者に関わりを求めている。保育者を求めた時にはすぐに対応できるように子どもたちと関わりながら見守っている。

・玩具のやりとりなどでトラブルもあるが、保育者が言葉を添えて仲立ちをしていく。

言語

・自分の思いを言葉でも伝えようとするようになっている。仕草や声で伝えた時には、伝えたい気持ちを保育者が言葉を添えていき、発語を促していっている。

・あそびの中で友だちと関わりながら「いれて」「かして」「ごめんね」などの言葉が少し出るようになってきている。…

1歳あひる組2022年度5月のまとめ

食事

コップの中に入っているお茶を数口飲んだ後、ひっくり返して手でバシャバシャと触れることをしていることがある。「ひっくり返さずゴクゴク飲もうね」ということを伝えている。食事の途中で体が横を向いたまま食べていることがあるので、真っ直ぐ向いて食べることを伝えると向きを直して食べている。

睡眠

園生活にも慣れてきて、先月よりも睡眠時間が少しずつ長くなってきている。子どもが求めている特定の保育者がトントンをすることで安心して入眠することができ、再眠もできるようになってきている。咳が多く出ているときは頭を高くし落ち着いて入眠できるようにした。

排泄

オムツを替えることの声掛けをすると遊びに夢中になっていた子どもが自分からトイレに向かう様子が見られる。オムツを上にあげることやズボンを履くことが難しいと「やって」と保育者に伝えている。

健康

気温が高い日は、室内に入ったときに体を拭いて快適に過ごせるようにしている。ズボンやシャツ、靴などの着脱が少しずつできるようになる姿が見られてきているので、引き続き保育者が援助しながら行っていく。

身体発達

何人かは、柔らかい跳び箱の上に登り両足ジャンプをすることができるようになってきている。幅の狭い箱積み木の上を落ちないようにゆっくりと慎重に歩いて遊んでいる。見立て遊びをしている姿が見られ、日常生活の大人の動きやできごとを真似して玩具を使って遊んでいる。

情緒面

登園時に泣いている子どもが数人見られるが、しばらくすると笑顔で遊んでいる。子どもが求めている保育者が側に寄り添うと安心してすごせている。言葉が上手く伝えられず、時折手が出そうになることや「あー」と大きな声を出していることがある。子どもの気持ちを受け止め代弁をしている。

言語

花を見て「はな」だけではなく「かわいい」や電車を見て「はやい」など言葉の意味を理解して話している姿が見られてきている。まだ言葉にならない子どもたちは嫌なことは首を横に振ったり指をさしたりして気持ちを伝えようとしている。…

1歳あひる組2022年度4月のまとめ

食事

食事のワゴンが運ばれてくると何だろうと覗いて見に来る姿がみられた。「食べる?手を洗おう」と声をかけると、食べたい子は自分で水道の所に行って手を洗い、好きな椅子に座り食べ始めていた。スプーンや手づかみで食べたい物を口に運び、自分のペースで食べたり、食べたい物を保育者に指さしなどで知らせたりしていた。

睡眠

一人一人のリズムにより睡眠をとるため、入眠する時間は疎らであった。食後に午睡の準備をすると自分の布団を探し、見つけると嬉しそうな表情を見せ、ゴロリと横になる。保育者が傍でトントンやマッサージをすると、安心して入眠する。ドアの音などの生活音で目覚めてしまう子もいるが、保育者が傍にいると少しずつ再眠できるようになってきた。また早くに目覚めた子の声で多くの子どもが目覚めてしまうこともあった。

排泄

「おしっこはどうかな」と声をかけるとトイレの前にくる子がいた。遊びに集中している子には遊びの様子を見ながら無理なく声をかけ、一人一人のタイミングや活動の前後で紙パンツの交換をおこない“きもちいい”“さっぱりした”という感覚を感じられるようにした。

健康

家庭と密に連携をとり、相談しながら一人一人の生活に合わせてすごすようにした。発熱や下痢で休む子はいたが、長引いたり大きく体調を崩したりすることはなかった。戸外遊びが増えたり、気温が高い日もあったので、こまめに水分補給をし、衣服の調節をおこなった。手洗いは保育者と一緒におこない、手を添えて洗い方を知らせていった。

身体発達

乗用遊具の車に乗って足を前後に動かして走ったり、「まてまて」とおいかけっこをしたり、箱つみ木からジャンプをしたりして戸外に出て体を動かして遊んだ。雨の日は、音楽に合わせて体操やダンスをしたり、ボールプールを使ったりして室内でも全身を動かして遊んだ。指スタンプやクレヨンやシール貼りなど指先を使うような遊びも楽しんだ。

情緒面

新入園児の子には、保育者が安心できる存在になるようたくさん関りを持ち、安心して生活ができるように心がけていく。新しい環境や保育者にも徐々に慣れ、笑顔が多くみられるようになってきた。一人一人の姿や様子を見て、室内と戸外のあそびを用意し好きな所ですごせるようにした。

言語

歌や手遊びを保育者と一緒に楽しみながら言葉に興味を持っていた。繰り返し読んでいる絵本の中の簡単な言葉や語尾を真似て楽しんでいた。言葉として出てこなくても、絵本に猫や車など興味のあるものを見つけると「あっあっ」と声をあげ指をさし、知らせようとする姿がみられた。…

1歳あひる組2021年度3月のまとめ

食事

野菜は苦手で残す子も多いが、白米、主菜はよく食べおかわりをしている。フォークを使って食べ、食べこぼしも少なくなり、食べこぼすと「落ちちゃった」と保育者に伝えている。食事が終わると自分で口を拭き、保育者が仕上げをしている。「いただきます」「ごちそうさま」とあいさつする声も聞こえるようになってきた。

睡眠

自分の布団に横になるが、友だちと一緒になると嬉しくて眠気よりも、楽しそうにおしゃべりしたり、歌を歌ったりする様子も見られた。保育者が近くで見守ったり、体に触れたり、トントンすると、順に入眠して休息がとれていた。

排泄

紙パンツ交換時や、起床後にトイレに行き便座に座っている。座ると排尿が出ることも増え「でた」とおどろいたような嬉しそうな声が聞こえる。紙パンツも前後を気にして「こっち?」ときいたり、「できたよ」と伝えたりとスムーズに着脱できるようになってきた。紙パンツにおしっこや、うんちが出たことを言葉や仕草で伝えたときには、すぐに対応して心地良さを味わえるようにしている。

健康

気温差も大きく、鼻水や咳、嘔吐が見られたので、登降園時に保護者との情報共有を丁寧に行い、少しの体調の変化も見逃さないようにした。

子どもたちは、鼻水に気付くと自分で拭いたり、保育者に拭いて欲しいことを言葉や、仕草で教えたりしている。自分で手洗い場に向かう姿が見られるようになり「バイキンないね」と洗った後の手を見せる姿もあった。

身体発達

タイヤや、箱をつなげて作った一本橋をバランスをとりながら歩いたり、ジャンプをしたり、お友だちと歩調を合わせて電車ごっこを楽しんだり、いろいろな動きを自分で調節しながら楽しんでる。「よーいドン」の掛け声でかけっこや、まてまての追いかけっこも大好きで、走るのも早くなった。

情緒面

保育者を真似て“小さな先生”になりきって、泣いているお友だちに「どうしたの」「だいじょうぶ」と声を掛ける姿が見られる。お友だちと一緒にいたい、同じものを持ちたい気持ちからトラブルになることもあるが、保育者に気持ちを受け止めてもらうと、自分で気持ちを切り替えようとする姿も見られるようになった。

自分でやりたい気持ちも強くなり、自分なりのこだわりもあるようです。できるだけ時間にゆとりをもって見守り、その気持ちを大切にしている。

言語

人や物、体の部位、色、いろいろなものに名称があるのが分かるようになり、自分が体験したことや感じたことを「たのしかった」「こわいねー」と言葉で伝えている。友だち同士でも「いっしょにあそぼう」「いいよ」「あとで」と言葉でやり取りする姿が少しづつ見られ、引き続き会話ややり取りを楽しみながら、発語を促していく。…

1歳あひる組2021年度2月のまとめ

食事

保育者の声掛けで手洗いをして食事の席に着くと、机の上に置かれたエプロンを自分で着けようとしている。声掛けで長袖を腕まくりし、挨拶をしてから食べ始める子も増えてきた。全員がフォークを使用するようになり、先月に続き時々利き手や持ち方が分からなくなる子もいる為、そばで丁寧に伝えることを続けた。野菜以外はよく食べ引き続きおかわりもよくしている。

睡眠

大きな変化はなく、自然と入眠する子が増えている。食後自分の布団に横になると体を動かしたり話したりする子もいるが、保育者がそばで見守り「寝ようね。」などと声を掛けると自然と入眠していた。午睡の場所がテラス側になり出入口から離れたことで、ぐっすりと眠れるようになり、ほとんどの子が14時頃まで眠っている。

排泄

紙パンツの交換にくると濡れている子が多いが、積極的に便座に座り排尿ができ喜ぶ姿が増えてきている。ズボンと紙パンツの着脱も自分で取り組んでいるが、最後にズボンがお尻に引っ掛かってしまったり、下着が出ていたりする為仕上げをしてあげている。また感染症予防の為便座に座ったり、着脱用の長椅子に直に座ったりした際には毎回消毒することを続けている。

健康

全体的に鼻水が出ている子が多かった為、こまめに顔を見て鼻水が出ていたら拭いてあげたり、ウエットティッシュで綺麗にしてあげたりした。鼻水が出ると保育者に知らせたり、自らティッシュを手に取って鼻を拭いたりする子もいた。またコロナウイルスの流行に配慮し体調の変化に注意してこまめに体温を測るようにした。

身体発達

散歩の際、相性などに考慮してペアを決めていることでバギーを使用せずに歩くことに慣れ、安定して歩けるようになってきた。体力も付き30分ほど歩いた日もあった。手首の使い方が上手になり、制作の際などにクレヨンで描く絵が力強くなった。

情緒面

気の合う友だちとごっこ遊びをし、やり取りを楽しむ姿が増えてきた。その反面、意思疎通が上手くいかないとトラブルになり手が出たり声を上げたりして怒る姿も多い為、側で見守るようにした。着脱が自分でできたことやブロックで形を作ったこと、散歩で何かを見つけたことなど保育者に伝えようとする姿が増えている。自信や喜びに繋げる為、見逃さずにしっかりと受け止めて共感するようにした。

言語

散歩に出掛けた際、言葉のやり取りを楽しんで歩く姿がある。生活の中でも高月齢の子は会話を楽しむ姿が増えてきているが、先月に続き保育者が言ったことが分からず混乱する姿も見られる為、身振り手振りを加えて分かりやすく伝えることを続けた。トラブルの際、まだ上手く自分の気持ちが伝えられなかったり、手が出たりしてしまう姿が見られる為、気持ちを言葉で代弁し「やめて」「取らないで」と言葉で伝えることも知らせた。…

1歳あひる組2021年度1月のまとめ

食事

苦手な物は「いらない」と保育者に伝える。食欲旺盛で、おかわりもよくしている。「おかわり」「ちょうだい」と保育者に対しアピールをする姿も見られる。食具はほとんどの子がフォークを使用しており、使い方も安定しているが時折利き手や持ち方が分からなくなる子もいたので、そばで丁寧に伝えた。食材のカットの大きさを変えてもらったことで、口に詰め込み過ぎることもなくよく噛んで食べていた。

睡眠

「トントンしてー」と保育者に寝かしつけを求めることが増えた。トントンしてもすぐに眠ることはないが、近くに保育者がいることが安心するようで、寝かしつけをしなくてもそばに行くと自然と入眠していた。室内の暖房を付けて眠っていたこともあり、体温調節が難しく頬が赤くなったり体が熱くなったりすることもあったので、換気をして様子を見た。

排泄

先月同様、自ら紙パンツの交換にくる姿が見られる。1月に入り、ズボンの着脱だけでなく紙パンツを穿こうとしている。はじめは「できない」「やって」と保育者に助けを求める子が多かったが、少しずつできるようになり「できた」「あってる?」と確認するようになった。

健康

手洗いの際に、手の表面しか洗わず手の甲がきちんと洗えていなかったので、そばで丁寧に洗い方を伝えた。また手洗い後に手を拭いた際にきちんと拭き取れておらず濡れたままの子が多くいたので、拭き方も伝えた。低月齢の子たちはまだ難しそうだが、高月齢の子たちは丁寧に手を拭くようになった。

身体発達

先月同様、バギーを使用せず15名全員で歩いて散歩に出掛ける。相性や身長差もあるが、ゆっくりとしたペースで安全に歩くことができた。また活動量が増えたが子どもたちの体力も付いてきた。手先が器用になり、小さなものをつまんだり、シールを剝がしたりすることができるようになった。

情緒面

靴や靴下の着脱の際に、自分でできずに泣いてしまうことがあった。子どもたちが自分でじっくりと取り組めるように時間に余裕を持ち、見守った。

自分でやりたいという気持ちが強く芽生えてきた反面、まだまだ保育者に甘えたい気持ちがあるのか「だっこして」「ぎゅ」とスキンシップを求める姿も多く見られたので、感染症予防を意識しながら子どもたちの気持ちを受け止めた。

言語

高月齢児は二語文や三語文を話している。言葉は増えてきているが、保育者が言ったことが分からず混乱する姿も見られるので、身振り手振りを加えて分かりやすいよう伝えた。低月齢の子は「できた」「おいしい」「みて」「やって」など自分の気持ちを簡単な言葉で伝えようとしている。また子ども同士での言葉のやり取りも増えてきている。…