1歳あひる組月のまとめバックナンバー

1歳あひる組2022年度1月のまとめ

食事

・好きな食材は「おかわり」と声を出し、よく食べる姿が見られる。バナナは後半より皮つきで出してもらっている。皮むきは介助しながら進め、バナナを頬張ってしまわないよう注意して見守っている。食具は、麺類にはフォークを使用する。食事用エプロンは徐々に外していくなど、次のクラスに向け少しずつ工夫して進めている。

睡眠

・食事が終わると自分の布団を探し、横になる姿が見られる。横になると間もなく一人で寝付く子と、介助されゆっくりと眠りに落ちる子がいるが、みんな目覚めの時間までぐっすり眠ることが多くなっている。

排泄

・外遊び前や、食事前など声掛けにより進んでトイレの前へ行き、ズボンを脱ぐ子が増えてきた。「でない。」と訴えたり、「ウンチ出た」と知らせたり、褒められて嬉しそうに取り換えに向かう姿も見られる。ズボンやオムツの脱ぎ履きがしやすいように低い台を準備するなど、子どもたちの意欲を盛り立てるよう準備をしていく。

健康

・鼻水や咳の出る子が増えてきている。インフルエンザやコロナウイルス感染症などの大きな感染症へ移行することのないよう注意して見守るとともに、保護者との連絡を密にしてきたので、大きく体調を崩すこともなかった。まだまだ流行は続くので、これからも気を付けていきたい。

身体発達

・テラスや園庭をおもいきり走る姿が多く見られるようになる。しっかりした足取りで階段を上がったり、降りたりしている。後半に入り異年齢の子どもたちと一緒に手を繋いで散歩に出ることも多くなった。これからもたくさん歩いたり走ったりして、足腰と体力づくりができるようにしていきたい。

情緒面

・楽しそうな遊びに興味を惹かれ、集まって来て一緒に共感しながら遊ぶ姿が見られる。トラブルもあるが、側に付き回避できるよう気を付けている。手を繋ぎ仲良く歩く姿や顔を見合わせて笑い合う姿も多くなった。

言語

・模倣遊びの中で、「入れて」「いいよ」と声を掛け合ったり、「つるつるラーメン美味しいよ食べて」「ありがとう」など会話がはっきりできる子が増えてきている。歌も大好きで、保育者と一緒に歌ったり踊ったりしていると、どんどん輪が広がっていく。楽しい経験をしながら語彙を広げていけるようにしていきたい。…

1歳あひる組2022年度12月のまとめ

食事

・自分の好きなものから喜んで食事を食べるようになる。ほとんどの子が食具に興味を持ち使って食べている。戸外で過ごすことが多かったので、活動量が増えたこともあり、食欲が旺盛になっている。

睡眠

・自分の布団を見つけて横になり体を休めている。活動量が増えて、睡眠時間が延びてきている。睡眠をしっかりと取って、健康に過ごせるように配慮していく。鼻詰まりや咳のために寝づらい子もいたが横になって体を休めていた。

排泄

・気持ちが向いた時には誘われてトイレに座ってみることもあるが、ペーパーや水を流すことに興味があり、排尿はできていない。まずはトイレに行くことに慣れるように誘っていっている。

健康

・下痢の子がいたが感染が広がることはなかった。気温が下がり鼻水や咳が出ている子がいたが、大きく体調を崩すことなく過ごせていた。体調に合わせて活動を行っていく。

・鼻水が出るとティッシュを持ってきて拭こうとするようになってきている。

身体発達

・なるべく戸外で体を動かし体力をつけていく。散歩に出掛けて広場を走ったり、公園のベンチをよじ登ったり、段差を行き来して体幹を強くしていく。

・午後のおやつ後も戸外であそび、たくさん体を動かしていく。

情緒面

・他児の存在が気になり、一緒に遊ぶことが多くなってきている。ごっこ遊びやままごと、ブロック作りや電車あそびなどで友だちと共感しながら、同じものを作ったり持ったりしながらあそんでいる。

言語

・遊びの中で子ども同士が言葉のやりとりをしてあそぶ場面も出てきており、言葉でのコミュニケーションが少しずつ広がってきている。保育者が代弁することで、更に言葉のやり取りが発展することがあり、保育者が言葉を添えながら、会話を楽しんでいる。…

1歳あひる組2022年度11月のまとめ

食事

食事用のエプロンの柄を「魚がいい」「星がいい」など自分で好きな物を選び、付けようとする姿が見られる。付けるのが難しいと「やって」と保育者に伝えられている。給食で魚が出ると「まぜまぜして」と言い、白米と魚を混ぜると「美味しい」と言い食べている。

睡眠

起床時間までじっくりと睡眠が取れるようになってきている。午睡時に咳が多く見られたので、頭を高くして落ち着いて睡眠が取れるようにした。時折、咳をして目が覚めてしまう姿も見られた。

排泄

便が出ると保育者のところに来て知らせる姿やトイレの近くに来て、「出た」と伝えられる姿が少しずつ見られてきている。保育者が「おしっこ出た?」と聞くと「出た」「出てない」と排尿の感覚が少しずつわかるようになってきている。

健康

下痢や嘔吐、目やにが出て休む子が多くいた。こまめに玩具を消毒したり、濃度測定器を見て空気が回るように換気をしたりと感染が広がらないよう心掛けた。

鼻水が出るとティッシュを手に取って鼻を自分で拭いていたり、「鼻、拭いて」と保育者に伝えていたりしていた。

身体発達

体力がついてきたので戸外で遊ぶ機会や、広いところでのびのびと体を動かせられるようにした。園庭やテラスで走って遊んだり、子どもたちが好きな場所で遊べるよう、玩具を準備したりしていった。テラスで走って転ぶことが多いので、環境の見直しをしていく。

情緒面

「自分でやりたい」という気持ちが出てきているので、子どもの思いを尊重し、様子を見守るようにしている。難しい時は「一緒にやろう」と声を掛け、できるところまで一緒に行い、「できた」という達成感を感じられるようにしている。

言語

自分の思いを言葉で伝えられるようになってきているが、時折「あー」と言う言葉で〝やめて″と訴えている。子どもの様子を見ながら、お互いの思いを聞き、代弁をするようにしている。友だちに「一緒に遊ぼう」「楽しいね」など楽しそうに話をしている姿が多く見られるようになった。…

1歳あひる組2022年度10月のまとめ

食事

蓮根を見て「これ、なに?」「おやさい?」「たべると、おおきくなる?」という声がきこえてきた。お弁当の手遊び歌の中に出てくる“穴の開いたレンコンさん”だよと話すと、イメージが湧いてきた様子で、パクリと食べ「おいしい」と言っていた。旬ならではの物は食べる前に「これは○○と言う名前の食材や果物」だと話をするようにした。

絵本や紙芝居・手遊び歌や、ままごと遊びを通して、食材や食事のメニューなどに興味を持てるようにした。

睡眠

生活のリズムやその日の様子により、午睡の入眠する時間と目覚める時間はそれぞれ違いがあるが、一人一人しっかりと休息はとれていた。

食事が終わり午睡の準備をすると自分の布団を探し、見つけると嬉しそうな表情を見せ、ゴロリと横になる。保育者が傍でトントンやマッサージをすると、安心して入眠する。

睡眠が浅くなるとドアの音などの生活音で目覚めてしまう子がいた。保育者が傍にいると再眠することが増えてきた。

排泄

一人一人のタイミングや活動の前後で「パンツをかえよう」と声をかけ、紙パンツの交換をおこない、“きもちいい”“さっぱりした”という感覚を感じられるようにした。

トイレに行ってみたいという時には、保育者と一緒にトイレに入り、便座に座ってみた。寒くなり排尿の間隔が短くなってきたので、子どもの気持ちも受け止めつつ、無理なくおこなうようにした。

健康

朝夕と日中の寒暖差により、鼻水や咳など体調を崩す子もいた。家庭と連絡を密に取り合った。寒くなってきたので、戸外に出る時は上着を着たり、室内での衣服の調節などをしたり、その日の気候に合わせておこなうようにした。

入室の際や食事前の手洗いは習慣として身についてきている。手を洗う時に服が濡れないように袖まくりをすることや、濡れた手をペーパーでしっかりと拭きとることを知らせた。

身体発達

天候や体調を見守りながら、戸外に出る機会を多くとるようにした。午前中だけでなく午後も戸外に出てたくさん体を動かすことにより、歩行がより安定してきて転倒することも少なくなってきた。雨の日は室内でも全身を動かせるように、四つん這いになり這い這いや高這いをしたり、しゃがんだりジャンプしたり回ったりするあそびを取り入れるようにした。

スタンプやクレヨンやシール貼りなどで指先を使うあそびや、新聞紙ちぎりやビニール袋風船あそびなどもおこない、感触や感覚を味わえるようにした。

情緒面

一人一人の姿や様子を見て、あそびを用意し好きな所ですごせるようにした。子どもに人気の遊具は数を増やし安定して、じっくりとあそべるような環境を作るように心がけた。

自分の気持ちが相手に伝わらない時に泣いて訴える姿が見られたので、その子の気持ちを受け止めつつ、どうしたらいいのかを一緒に考えて相手に言葉で伝えていくことを知らせていった。

言語

友だちや保育者をみつけると「○○ちゃん、おはよう」「せんせい、いっしょにあそぼう」という二語から三語の文となる声が聞こえていた。

言語として出てこなくても、指さしやうなずきや首振りなどで相手に自分の気持ちを全身で伝えようとする姿も見られていた。言葉とならない子の訴えにも耳を傾けるように気をつけて見守るようにし、保育者が代弁するようにした。…

1歳あひる組2022年度9月のまとめ

食事

体調を崩して食欲が落ちることもあったが、少しづつ食事の摂取量が増えている。好きなものから自分で食べようとし、食具を意欲的に使おうとする姿も出て来ている。他児の様子が気になり横を向いてしまったり、手を出してしまうことがあるので、丁寧に援助していく。

睡眠

涼しくなり、睡眠時間が伸びてきている。活動が活発になりたくさん体を動かして遊ぶようになったことで、睡眠時間が伸び休息もたっぷりととれている。自分で布団の所へ行き、横になって眠ることができる子もいて、生活リズムが整ってきている。

排泄

排尿する感覚がわかるようになり、自分から「出た」と訴える子や、出ているかを聞くと「出てない」「出ている」と答える子もおり、排泄に気持ちが向くようになってきている。子どもの気持ちやタイミングを見ながらトイレへ誘う声をかけていく。

健康

感染症の流行で発熱や発疹で欠席する子が多くなった時期もあるが、消毒をこまめに行いながら予防に努めていった。

自分でズボンや靴、靴下を脱ぐことができるようになり、履くことにも興味が出てきている。さりげなく援助をしながら自分で出来た嬉しさを味わえるようにしていく。

身体発達

涼しい日はテラスや園庭へ行ってあそび、散歩にも出かける。歩行がしっかりしてきて活発に戸外で遊んでいる。

フープや台を跳んだり、ボールを投げたりと全身を使って遊ぶようになり、安全にあそぶことができるよう環境を整える。

情緒面

自分のクラスの仲間を意識するようになり、友だちと一緒に遊びたい気持ちを伝えるようになっている。そのため同じ遊びがしたくて友だちが使っている玩具に手を伸ばすこともあり、使いたい時のやりとりを保育者が仲立ちをして繰り返し伝えていく。気持ちが安定して過ごせるよう落ち着いた環境で生活が出来るように工夫していく。

言語

子ども同士で会話をして関わる姿が多くなっている。関わりを見守りながら、時には関係が深まるように言葉を添えていく。子どもたちの言葉に保育者が耳を傾けて思いをしっかりと受け止めていきながら発語を促していく。絵本やお話を楽しみながら言葉への興味を育てて、言葉を使うことの楽しさを伝えていく。…

1歳あひる組2022年度8月のまとめ

食事

手掴み食べや食具を使いこぼしてしまうこともあるが、上手に食べられるようになってきている。エプロンを自分で首の部分を回して、自分でやってみようとする姿が見られるようになった。難しいときには、「やって」と言葉や身振りで伝えていた。

睡眠

掛ける物が普段使っているのと違うものになると「ないない」と自分の布団がないことを訴えていた。新しく変わったことを伝えると納得をして布団に横になっている姿が見られた。寝返りをした際にうつぶせになっている子がいるので、仰向け横向きに変えるようにしている。

排泄

排尿の間隔が伸びてきている子が増えてきている。出ていない時はトイレに誘うようにした。排尿すると股を抑えて〝出た″と訴える子の姿も見られた。

健康

発熱で休む子や咳、鼻水が出ていることが多く見られた。鼻水が出ると自分でティッシュを取りに行き拭いている姿や、保育者の所に持ってきて〝やって″と訴える姿が見られた。

自分でズボンや靴、靴下を脱ぐことができるようになってきている。一人でできたという達成感を感じられるよう「できたね」「すごいね」と褒めていき次に繋げられるようにした。

身体発達

「オオカミさん」の遊びが好きで、「オオカミさんやりたい」という子の姿が多く見られた。友だちと手を繋いで歩くことや「オオカミさん」と呼ぶことを楽しんでいた。

水遊びはシャベルを使って水をくみジョウロに入れたり、玩具を他の所に移したり、水をすくうことを楽しんで遊んでいた。

情緒面

友だちが使っている玩具に興味をもち、手を伸ばそうとすることがある。使いたい時は「貸して」と伝えるようその都度声を掛けた。

友だちと一緒に遊ぶ楽しさを感じている姿が見られる。関わりたいが上手く思いを伝えられず、〝なんで″〝どうして″と泣いてしまうこともあるので、子どもの思いを代弁していくようにしている。

言語

体の痛いところがあると「ここ痛いの」「転んでぶつけた」と伝えられるようになったことや登園時「ママと来た」「パパ」など、自分のことを考えて伝えられるようになってきている。二語文、三語文と話せるようになっている。他児や保育者の言葉を真似ることも多くなってきている。…

1歳あひる組2022年度7月のまとめ

食事

果物のお皿を見て「これはなぁに?」と食材の名称を保育者に聞いてくる姿があった。「スイカよ」と声をかけると、スイカを口に入れて見て「あまい!」と声をあげる子と、食べたことはあるけど…ちょっと…という子の姿が見られ、感覚の味覚が育ってきていると感じた。保育者がエプロンを着けると、そろそろ食事かなと自分から水道に行き、手を洗おうとする。暑くなり、汁物をおかわりする子が多かった。

睡眠

食後に自分の布団を探し、見つけるとゴロリと横になる。入眠する時刻は一人一人違うが、保育者が傍にいきマッサージやトントンをすると安心して眠っていた。水遊びをした日は入眠するのが早かった。物音などで早めに目覚めてしまう子もいる。保育者が傍にいると再眠できるようになってきたが、早くに目覚めた子の声や物音で目覚めてしまう子もいた。

排泄

遊びに集中していると「いや」と言ったり、首を振って今は行きたくないと自分の気持ちをあらわしたりしていた。おしっこが出ている時には、遊びの様子を見ながら無理なく声をかけ、一人一人のタイミングで紙パンツの交換をおこなうようにした。

トイレに興味を持ち覗いたりする姿が見られた。その時には一緒に保育者がトイレの中に入り、どんな所なのかを感じられるようにした。

健康

発熱や下痢や蕁麻疹などで休む子はいたが、長引いたり大きく体調を崩したりすることはなかった。虫刺されによる腫れなどの肌トラブルも見られた。体調の変化や肌の様子など、家庭と連携を密に取るようにした。

気温も上がり、体温が高めになる時もあったので、こまめに水分補給をしたり、衣服や室温の調節をおこなったりした。

身体発達

気温が高くなり戸外に出て遊ぶことが少なくなってしまったが、室内でもしっかりと全身を動かして遊ぶようにし、トンネルや平均台やリズム遊びなどを楽しんだ。

水遊びの前には音楽に合わせて体操やダンスをおこなった。天気の良い日にはタライに水を入れて水遊びをし、素手やシャベルやバケツなどを使い水の感覚を味わっていた。

水性ペンでにじみ絵やクレヨン描きやシール貼りなど、手や指先を使う遊びを楽しんだ。

情緒面

一人一人の姿や様子を見て、さまざまなあそびを用意し好きな所ですごせるようにした。体調や生活リズムなどを保護者と伝えあい、安心してすごせるようにした。

子どもが何を見て感じているのか、保育者が子どもと同じ目線になり一緒に遊び、その時の気持ちを共感できるように心がけた。

言語

子どもが興味を示した絵本や歌や手遊びを楽しんだ。子どもが好きなものを繰り返すことで、絵本や歌や手遊びの中に出てくる言葉や語尾を真似ていた。歌や手遊びが言葉として出ていなくても、手を叩いたり全身をゆすったりすることで一緒に楽しんでいる様子が伺えた。遊具の貸し借りで「かして」「いいよ」「あとで」などの言葉を使ってのやり取りをする姿が見られた。…

1歳あひる組2022年度6月のまとめ

食事

・食事の配膳が始まると、お腹が空いた子は自分から手洗いをしにきている。戸外で活動した後は空腹を訴える子が多くなっている。自分のペースで好きな物から意欲的に食べている。暑くなってきたので、味噌汁やスープを喜んで飲み、たくさんおかわりをして、食事を楽しんでいる。

睡眠

・食後着替えると、自分の布団を見つけて横になり眠れる子が増えている。

睡眠時間が長くなっており、体を十分に休めることができるようになった。早くに目覚めた子は布団の上で過ごすように促し、保育者が寄り添いながらなるべくたくさん体を休めることができるように配慮していく。

排泄

・オムツを交換してもらう気持ちよさがわかり、保育者の誘いで自分から交換をしてもらいにきている。遊びに集中している子には遊びの様子をみながら声を掛け、気持ちよく交換ができるように配慮している。午睡後などにオムツが濡れていない時にはトイレに誘ってみるなど、少しずつトイレにも慣れていくようにしていく。

 健康

・下痢をする子が多くなり、衛生管理に配慮しながら生活を行う。急に暑くなったので、衣服の調節や、水分補給を行い健康で過ごせるようにしていく。

・手洗いに慣れて、戸外遊びの後や食事の前には、自分から手を洗う様子が見られるようになっている。手洗いの習慣が持続していけるよう見守っていく。

身体発達

・天気の良い日はテラスや園庭で外気に触れて、たくさん体を動かしてあそぶ。泥んこあそびの経験もして、泥の感触を味わいながら楽しむことができた。

・園庭に行く時には手すりにつかまって慎重に階段の昇り降りを行い、足をしっかりと上げて、昇ったり降りたりができるようになっている子もいる。

情緒面

・自分の思いを仕草で保育者に伝えようとし、伝わると笑顔を見せている。保育者とのやりとりが盛んになり、積極的に保育者に関わりを求めている。保育者を求めた時にはすぐに対応できるように子どもたちと関わりながら見守っている。

・玩具のやりとりなどでトラブルもあるが、保育者が言葉を添えて仲立ちをしていく。

言語

・自分の思いを言葉でも伝えようとするようになっている。仕草や声で伝えた時には、伝えたい気持ちを保育者が言葉を添えていき、発語を促していっている。

・あそびの中で友だちと関わりながら「いれて」「かして」「ごめんね」などの言葉が少し出るようになってきている。…

1歳あひる組2022年度5月のまとめ

食事

コップの中に入っているお茶を数口飲んだ後、ひっくり返して手でバシャバシャと触れることをしていることがある。「ひっくり返さずゴクゴク飲もうね」ということを伝えている。食事の途中で体が横を向いたまま食べていることがあるので、真っ直ぐ向いて食べることを伝えると向きを直して食べている。

睡眠

園生活にも慣れてきて、先月よりも睡眠時間が少しずつ長くなってきている。子どもが求めている特定の保育者がトントンをすることで安心して入眠することができ、再眠もできるようになってきている。咳が多く出ているときは頭を高くし落ち着いて入眠できるようにした。

排泄

オムツを替えることの声掛けをすると遊びに夢中になっていた子どもが自分からトイレに向かう様子が見られる。オムツを上にあげることやズボンを履くことが難しいと「やって」と保育者に伝えている。

健康

気温が高い日は、室内に入ったときに体を拭いて快適に過ごせるようにしている。ズボンやシャツ、靴などの着脱が少しずつできるようになる姿が見られてきているので、引き続き保育者が援助しながら行っていく。

身体発達

何人かは、柔らかい跳び箱の上に登り両足ジャンプをすることができるようになってきている。幅の狭い箱積み木の上を落ちないようにゆっくりと慎重に歩いて遊んでいる。見立て遊びをしている姿が見られ、日常生活の大人の動きやできごとを真似して玩具を使って遊んでいる。

情緒面

登園時に泣いている子どもが数人見られるが、しばらくすると笑顔で遊んでいる。子どもが求めている保育者が側に寄り添うと安心してすごせている。言葉が上手く伝えられず、時折手が出そうになることや「あー」と大きな声を出していることがある。子どもの気持ちを受け止め代弁をしている。

言語

花を見て「はな」だけではなく「かわいい」や電車を見て「はやい」など言葉の意味を理解して話している姿が見られてきている。まだ言葉にならない子どもたちは嫌なことは首を横に振ったり指をさしたりして気持ちを伝えようとしている。…

1歳あひる組2022年度4月のまとめ

食事

食事のワゴンが運ばれてくると何だろうと覗いて見に来る姿がみられた。「食べる?手を洗おう」と声をかけると、食べたい子は自分で水道の所に行って手を洗い、好きな椅子に座り食べ始めていた。スプーンや手づかみで食べたい物を口に運び、自分のペースで食べたり、食べたい物を保育者に指さしなどで知らせたりしていた。

睡眠

一人一人のリズムにより睡眠をとるため、入眠する時間は疎らであった。食後に午睡の準備をすると自分の布団を探し、見つけると嬉しそうな表情を見せ、ゴロリと横になる。保育者が傍でトントンやマッサージをすると、安心して入眠する。ドアの音などの生活音で目覚めてしまう子もいるが、保育者が傍にいると少しずつ再眠できるようになってきた。また早くに目覚めた子の声で多くの子どもが目覚めてしまうこともあった。

排泄

「おしっこはどうかな」と声をかけるとトイレの前にくる子がいた。遊びに集中している子には遊びの様子を見ながら無理なく声をかけ、一人一人のタイミングや活動の前後で紙パンツの交換をおこない“きもちいい”“さっぱりした”という感覚を感じられるようにした。

健康

家庭と密に連携をとり、相談しながら一人一人の生活に合わせてすごすようにした。発熱や下痢で休む子はいたが、長引いたり大きく体調を崩したりすることはなかった。戸外遊びが増えたり、気温が高い日もあったので、こまめに水分補給をし、衣服の調節をおこなった。手洗いは保育者と一緒におこない、手を添えて洗い方を知らせていった。

身体発達

乗用遊具の車に乗って足を前後に動かして走ったり、「まてまて」とおいかけっこをしたり、箱つみ木からジャンプをしたりして戸外に出て体を動かして遊んだ。雨の日は、音楽に合わせて体操やダンスをしたり、ボールプールを使ったりして室内でも全身を動かして遊んだ。指スタンプやクレヨンやシール貼りなど指先を使うような遊びも楽しんだ。

情緒面

新入園児の子には、保育者が安心できる存在になるようたくさん関りを持ち、安心して生活ができるように心がけていく。新しい環境や保育者にも徐々に慣れ、笑顔が多くみられるようになってきた。一人一人の姿や様子を見て、室内と戸外のあそびを用意し好きな所ですごせるようにした。

言語

歌や手遊びを保育者と一緒に楽しみながら言葉に興味を持っていた。繰り返し読んでいる絵本の中の簡単な言葉や語尾を真似て楽しんでいた。言葉として出てこなくても、絵本に猫や車など興味のあるものを見つけると「あっあっ」と声をあげ指をさし、知らせようとする姿がみられた。…