言葉
言葉でのやりとりが安定してきた。自分の話をするだけでなく相手の意見を求めたり、反応を待ったりして一方的なやり取りではなくなる。大人や友だちとの会話の中で、無意識に相手の嫌なことを言ってしまうこともあったので「その言い方は嫌だな」「優しく言ってほしいな」と伝えた。言葉でのやりとりが安定してきたこともあり、大きなトラブルや手が出ることはほとんどない。
環境
玩具のコーナーを変えると、すぐに気が付き綺麗に片づけようとしていた。椅子の重ね方や食事後の下膳時なども「重ねるのはふたつまでだよ」ときちんと理解しているようで、新入園児の子に教える姿もあった。保育者が机を動かそうとすると、「こうやってもつんでしょ」と積極的に手伝いをしてくれる子もおり、全体を見て行動している様子が多く見受けられた。
表現
おたのしみ会での発表が自信に繋がったようで、何事にも積極的に参加しようとする。遊びや生活の中で友だちや保育者に手伝ってもらったり、優しくしてもらったりすると「ありがとう」と自然に相手に伝えられるようになった。また夕方園庭で遊んでいる際に夕日や月を見ると「きれい」「写真撮りたい」「ママにも見せてあげたい」など喜びを周りの人に共有しようとする姿も見られた。
健康
鼻水が多く出ている子が増えてきているが、自分で気が付き鼻を拭いている。咳が出る子には自分のマスクをつけるよう促したり、園のマスクを提供したりした。大きく体調を崩す子はいなかったが、疲れもあるのか機嫌がよくない子もいた。戸外遊びでは氷鬼やドッヂボールなどで沢山身体を動かした後、汗をかいている子がほとんどだったので風邪をひかないようすぐに入室したり、上着を着たりして体調管理に気を付けた。
人間関係
今までは友だちを選んで遊びに参加したり、遊びに参加したりしていたが最近は自分の好きな遊びややりたい事を優先して遊ぶことが増えた。ルールのある集団遊びでは全員が平等に楽しく遊びたいという気持ちから、互いに気持ちよく遊べるよう公平に遊びを進めようとする。またそれでもトラブルになってしまった時には保育者に助けを呼びに来たり、仲裁しようとしたりするなど自分のことだけでなく周りの友だち同士のことも気に掛けている姿が見られる。