1歳あひる組2021年度2月のまとめ

食事

保育者の声掛けで手洗いをして食事の席に着くと、机の上に置かれたエプロンを自分で着けようとしている。声掛けで長袖を腕まくりし、挨拶をしてから食べ始める子も増えてきた。全員がフォークを使用するようになり、先月に続き時々利き手や持ち方が分からなくなる子もいる為、そばで丁寧に伝えることを続けた。野菜以外はよく食べ引き続きおかわりもよくしている。

睡眠

大きな変化はなく、自然と入眠する子が増えている。食後自分の布団に横になると体を動かしたり話したりする子もいるが、保育者がそばで見守り「寝ようね。」などと声を掛けると自然と入眠していた。午睡の場所がテラス側になり出入口から離れたことで、ぐっすりと眠れるようになり、ほとんどの子が14時頃まで眠っている。

排泄

紙パンツの交換にくると濡れている子が多いが、積極的に便座に座り排尿ができ喜ぶ姿が増えてきている。ズボンと紙パンツの着脱も自分で取り組んでいるが、最後にズボンがお尻に引っ掛かってしまったり、下着が出ていたりする為仕上げをしてあげている。また感染症予防の為便座に座ったり、着脱用の長椅子に直に座ったりした際には毎回消毒することを続けている。

健康

全体的に鼻水が出ている子が多かった為、こまめに顔を見て鼻水が出ていたら拭いてあげたり、ウエットティッシュで綺麗にしてあげたりした。鼻水が出ると保育者に知らせたり、自らティッシュを手に取って鼻を拭いたりする子もいた。またコロナウイルスの流行に配慮し体調の変化に注意してこまめに体温を測るようにした。

身体発達

散歩の際、相性などに考慮してペアを決めていることでバギーを使用せずに歩くことに慣れ、安定して歩けるようになってきた。体力も付き30分ほど歩いた日もあった。手首の使い方が上手になり、制作の際などにクレヨンで描く絵が力強くなった。

情緒面

気の合う友だちとごっこ遊びをし、やり取りを楽しむ姿が増えてきた。その反面、意思疎通が上手くいかないとトラブルになり手が出たり声を上げたりして怒る姿も多い為、側で見守るようにした。着脱が自分でできたことやブロックで形を作ったこと、散歩で何かを見つけたことなど保育者に伝えようとする姿が増えている。自信や喜びに繋げる為、見逃さずにしっかりと受け止めて共感するようにした。

言語

散歩に出掛けた際、言葉のやり取りを楽しんで歩く姿がある。生活の中でも高月齢の子は会話を楽しむ姿が増えてきているが、先月に続き保育者が言ったことが分からず混乱する姿も見られる為、身振り手振りを加えて分かりやすく伝えることを続けた。トラブルの際、まだ上手く自分の気持ちが伝えられなかったり、手が出たりしてしまう姿が見られる為、気持ちを言葉で代弁し「やめて」「取らないで」と言葉で伝えることも知らせた。

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